船、車、家、たまには旅行のこと等 備忘録も兼ねて気ままに書いています。

2021/08/01

SB2 ドジャー製作 窓ガラス(窓ポリカーボネイト?)が付いて船に取り付ける準備が出来ました

event_note8月 01, 2021 editBy Noriyuki Tomimatsu forum2 comments
船の方の受け入れ準備をやってる間に窓ガラスが送られて来ていたんですがここんとこ家のことなど忙しいのと 日中は車庫の中はくそ暑くってやる気も起きずほったらかしになっていました。これじゃ先に進まないと自分の尻に鞭を当てて取り付け開始 日中は忙しいので作業はもっぱら寝る前の時間帯です。
選んだ材料はt5mmの耐候性ポリカーボネイトです。 色は夕暮れ時でもちゃんと前が見えないといけないので当然ながら透明。
アクリルの方が表面が硬くって傷はつきにくいのですが割れにくさ(耐衝撃性)はポリカーボネイトの方がうんと上でアクリルの50倍近いとか。 ボートフックなどを振り回して当たったりした時のことを考えてポリカーボネイトにしました。

取り付けの際に悩んだのが取り付け方法と枠部分の色、両面テープで張り付けそれともねじ止め、枠は白それとも黒、  この両者は互いに関連ががあるので余計に悩みました。
枠の部分を黒にしてアクセントを付けたかったのですが枠になる部分をいい加減に切っているので寸法がまちまち、黒にしたらいい加減さがばれるかもということと、両面テープは位置の微調整が難しそうなので最終的にオーソドックスなシリコンシーラントとねじ止めでの取り付けに決定。 シーラントの色もはみ出した分が目立たないように白を選択しました。

先ずは位置決め、養生テープで固定します。

位置が決まったら穴開け、3.5mmで開けました。最初に一個目の穴を開けたら3.5mmのタッピングスクリューで固定、3.5mmの穴に対して3.5mmのスクリューですがポリカ板を保持できるくらいには締ってくれます。

次にもう一個穴開けをしてこちらも固定、
これで位置がずれることなく残りの穴を開けることが出来ます。
取り付けは4mmのビスとナットを使う予定ですがまず開ける穴は3.5mmのドリルを使ってポリカ板と本体を一緒に穴開け。
これだったら絶対に穴の位置が合わないなんてことは起きませんからね。

次にポリカ板を外して穴を5.5mmと大きめに拡大、

プラスティックの板は熱で伸び縮みするので穴を大きくしておく必要があります。
(今回は一番長い穴間の距離は約600mm、ポリカの線膨張係数は6.5×10-5なので40℃の変化で1.6mmほど変化します。)

穴の拡大が終わったらもう一度仮止めしてマスキング、あ、内側は保護シートを剥がしています。

これでやっとシーラントの出番、シーラントはセメダインの8051Nという脱アルコールタイプを使いました。
一般的に使われいる脱オキシムタイプを使うとプラスティックに割れが生じるなどすることがあるそうです。

シーラントを塗って4mmのトラスねじで取り付け、穴が3.5mmなのでちゃんと締ってくれます。 この辺の写真は撮り忘れてしまいました、ごめんなさい。

外から締めこむと内側にねじが出てきますので

ここにワッシャーと袋ナットを取り付けます、ねじが逃げないので作業は楽です。

ねじ締めがゆるそうなとこは内外から増し締めをし、マスキングテープを剝がしたら完成です。

内側を覗くとこんな感じでちょいとねじが目立ちますが視界は良好、

そのうちにねじの多さには目が慣れるでしょうけどいつまでも気になるようだったら白く塗って目立たなくしてしまうことにします。

これで家での作業は完了、後は船に持って行って取り付けるだけになりました。
この時点で出来上がりの重量を測ってみましたがペイント、ポリカ板などの重量が加わって23㎏になっていました。
重量的には一人で運べない重さじゃ無いんですが嵩が大きいのでやはり助っ人がいないと船への搬入は無理でしょうということで嫁さんの手伝い待ち。

ここまで結構時間が掛かりましたが船への取り付けが楽しみ、取り付けた後を想像しながら気持ちよく1杯。






2 comments:

  1. いよいよ船にとりつけですね。その前に手動ワイパーなどはどうですか。JT

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    1. パートナーが濡れなきゃいいだけなのでワイパーは不要かと。
      舵輪持ってる人は濡れながらドジャーの屋根越しに前方確認です。

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