船、車、家、たまには旅行のこと等 備忘録も兼ねて気ままに書いています。

2021/12/05

SB2 お客様来訪とその後ついでにセイリング

event_note12月 05, 2021 editBy Noriyuki Tomimatsu forumNo comments
あまり一般受けしそうにもない私のブログを見てくださっている方から「クラス会のため近くに来るのでSB2を見せて欲しい」との依頼が飛び込んできました。
あまりお見せできるような出来でもないのですが喜んで承諾。
この方も長くヨットに乗られているとのことで愛艇は三浦半島に係留されておられるそうです。

朝から港で待ち合わせ、クラスメートと恩師の5名でお見えになりました。
キャビンに入っていただきましたが私も含めて計6人シートに座ることが出来ました。
宴会仕様の面目躍如です。 これでテーブルが大きければもっといいんですけどね。
テーブル拡張の仕掛けを考えてみますか。

初対面でしたがそこは同好のよしみで話始めると旧知の友人みたいに感じます。
暫く歓談した後次の目的地に向かわれましたがせっかくだったのでもっと細かいところをお見せすればよかったとちょっと後悔、せっかく来ていただいたのにごめんなさい。

皆さんと別れた後どうしようかなとちょっと迷いましたが船を出すことにしました。
近くのスーパーでお弁当を買って出発、いつもの赤灯台の所で帆のセッティング、少しづつ要領が良くなってきました。 ま、面倒くさいのは相変わらずですけどね。

帆をセッティングしたら赤灯台の外まで出て帆を上げて帆走開始です。
天気予報では風はあまり期待できそうになかったんですがそこそこいい風が吹いてくれて今日は二島を回れそうです。風向きはクローズホールドで右舷前方からの風。
暫く走ったところでお弁当タイムで操舵はオートパイロットに任せましたが今日の風では船のウェザーヘルム(風上に向かいたがる特性)のため設定した方向に真っすぐ走ってくれずだんだん進行方向が変わってしまいます。「こら、頑張れ」と言いたいんですがオートパイロットのゲインセッティングを変えたほうが良いのかもしれませんね。

お弁当が終わったところで「お前にゃまかせちゃおかれん」ということで舵輪を持って操船、このころは二島のすぐそばで風も良くオーバ4.5ノット。これくらい走ると気持ちいいですね。


二島を回ったところで帰路方向にタッキング(転舵と帆のサイド入れ替え)、下手くそ船長なのでいつもここで失速して右往左往してしまいます。
ま、何とかタックを変えて暫くは順調に走っていました港の方向に進路を調整したら斜め後ろからの追い風となり失速。 追い風は嫌いだ!
いろいろ試しては見ましたがそのうちに完全に止まってしまいました。
セイルを全部フリーの状態にしてみましたがジブセイルもカーテン状態で真下にぶら下がったまま。 腕が悪いというより風が無くなってしまったのが原因でした。
風が無きゃ腕のいい船長でも下手くそ船長でも船を走らせることできませんよね。

海を見てみると水に漂っているクラゲとの相対位置が変化しないので対水速度はゼロ、それでも船は行きたい方向とは逆向きに移動しているので潮の流れで流されているようです。

仕方がないのでコーヒーを飲んだりお土産に頂いたお菓子を食べたりしながら暫く風が吹くのを待っていましたがなかなか吹いてくれず漂流状態、やっとそよそよと吹いてきましたが帆がはらむというには程遠く1ノット以下。時間切れで機走で帰ることになりました。 

機走で走ってる時には操舵はオートパイロットに任せてセイルの片付け、一人での片付けにも慣れてきて少し要領が掴めてきました。
ジブセイルは小さいので割と簡単、メインセイルは嵩張るのでセイル収納バッグに押し込むのが少し大変ですが一人でもなんとかこなせます。
ブームに取り付けたまま縛ってセイルカバーを掛けるのと取り外して袋に詰め込むのとどれほど時間が違うんでしょうね?
あまり違わないのであれば今のままでも良いかとも思ってしまいます。

港では「今日は日曜日で観客もいるので失敗したら格好悪いよね」と思いながらの着岸でしたが風も弱いので無事終了。
舫を取った後はエンジンルームの点検、水漏れ。オイル漏れ、燃料漏れも無くエンジンオイルレベルも規定量、ついでにビルジ溜りも覗いてみましたがからからの乾燥状態で何の問題も無さそうです。 よしよし、これなら遠出しても安心かなと期待が膨れます。
オートパイロットなども船内に取り込んで後片付け終了。

最後にこれが今日の航跡、


二島へ向かうコース(西側)はオートパイロットを使っていましたがだんだん東側にずれて曲がってしまっています。
二島から港までの中間部分にある曲がりくねった部分は風が無く漂流状態、そのあとすんなり走っている部分は機走+オートパイロットです。

やはりタッキングと追い風の走りは難しいですね、いつになったら上達することやら。
年くって船に乗れなくなる前に上手くなれればいいんですけどね。






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