船、車、家、たまには旅行のこと等 備忘録も兼ねて気ままに書いています。

2022/01/05

SB2 壊れた両色灯、レンズを海の中から回収して修理成功です。

event_note1月 05, 2022 editBy Noriyuki Tomimatsu forum2 comments
壊れてしまった両色灯、新しいものを買わなきゃねと言うことで通販サイトで小糸のLED両色灯をカートに入れて購入手続きの直前まで行ったんですがーー、「ん、待てよ、ひょっとしたら海に落ちているはずのレンズが回収できるかも」の思いがむくむく、回収したレンズが原型をとどめていれば修理出来る可能性 も残されています。 ということで購入は保留してしまいました。

朝食を終えてまだ潮位は低いはずと網を持って港まで出かけました。
(潮が高いと海底が見えづらいし見えても回収が難しくなりますからね。)
港に着いてこの辺に落ちているはずと目を凝らして海の中を覗くとはっきりは見えませんが何やら白く丸いものが見えます。 上げて確認しないといけませんがどうやら両色灯頭の銀色の蓋のようです。

早速回収にかかります。
先ずは長いボートフックの先に網を括り付けます。網は子供が遊びで使う100均に売ってるような奴です。

この網を海の中に突っ込んですくい上げようとしますが1回目は失敗、1度失敗すると海底のヘドロを巻き上げるので見えなくなってしまいます。
この辺りだったよねと探ると2度目で網の中に入ってくれました。
引き上げたのがこれ、ヘドロにまみれていますがやはり両色灯のレンズでした。やったね!


綺麗にすすいでみるとレンズは底面の接着部分が剥がれただけで本体には割れはありません。 これだったら修理できそうです。

ただ後方への光を遮るための金属製遮光版が見当たりません。
でもこちらは回収が難しそうです。

ひょっとしたら前回壊れたものの遮光版がまだ捨てずにあるかもと思って大急ぎで家に帰りました。(無ければ海からの回収を頑張らなきゃいけませんからね。) 
家について車庫の中に残っていた燃えないゴミの袋を引っ掻き回したら、良かった~、在りました。

レンズなどのプラスティック部分は捨ててしまいましたけど遮光版は金属製なので燃えないゴミとして分別してたんで残ってたんですね。ごみ袋がいっぱいになっていたら捨ててしまってたところでした。これでパーツが揃いました。
(キャップは回収した時にはレンズと一緒でしたが洗浄のために外しました。)

上側のパーツがすべてそろったので修理は船でとも思ったんですがやはり細かい作業は無理かもということでもう一度船に入って残っていたベースを取り外しました。
ついでにどこに取り付けれるか現物合わせで検討、


やはり元々取り付けられていたアウタージブハリヤード(1番ジブ)の後ろしかなさそうです。 ここに付けるとジブのカラビナの取り付け取外しの邪魔になりそうなんですが仕方が無いんでしょうね。

一番いいのは建造時に取り付けられたと思われるこの立派な舷灯が使えればいいんですがJCIに上納金を払った認定品じゃなきゃダメって言われて今の両色灯にやむなく変えた過去があるんでしょうね。

ぼやいても仕方が無いのでベースを家に持ち帰って修理開始、
ベースの電球ソケットの金具は変形しているし、レンズが接着されていた部分には細かなき裂が入っています。

ソケット金具はラジオペンチでちょこちょこっと整形して無事電球も付きました。


さて次はレンズの接着、レンズの底面に残っていた接着剤はやすりを使って綺麗に落としておきました。 接着剤は何を使おうかと悩みましたがいろいろな材料に対応していて防水も確実にやれそうな手持ちのセメダインスーパーXを使うことに決定。

ベースの接着面にたっぷり盛ってレンズをぐにゅ~っと押し込んだ後に遮光版も同じように押し込んで接着剤の硬化待ちです。

内側を覗くとしっかり接着剤がはみ出しているので防水は完璧でしょう。
ちょっと写真では分かり辛いですかね。

と言うことでキャップも問題なく取り付き修理成功です。

LED両色灯をポチッとしなくて良かった、今度はぶつからないところに取り付ければ暫くは働いてくれるでしょう。


2 comments:

  1. 海とゴミ箱からの2回のサルベージ、ラッキーですね。JT

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    1. ほんと、ラッキーが3つ重なりました。
      海からの引き上げが出来た、レンズが割れていなかった、遮光板が捨てられずに残っていた。
      これに気を良くして折り畳み自転車用に取外し式のペダル買ってしまいました。

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