真っ先に思い付くのはエンジンルームの中、燃料は来てるし電源を取るのも楽、燃焼用の空気も船尾ロッカー経由で外の空気が来ています、おまけに一応防音もしているので運転音も気にならないかもしれません。
これはキャビン側から見たところですが一番奥の壁を利用して取り付けることになります。
ただこの場所の問題点はキャビンからの空気の吸い込みと温風の吐き出し用のダクトを通す方法と燃焼排気を何処から船外に排出するかということ。左右のエンジンルームの扉には正直言って穴を開けたくありません。
左右ともにクオーターバース(エンジン両サイドの就寝スペース)になっているのでここにダクトが出てくるのはちょっと考えもの。
左右ともにクオーターバース(エンジン両サイドの就寝スペース)になっているのでここにダクトが出てくるのはちょっと考えもの。
排気にしてもエンジン排気ホースが利用できないか調べてみましたが耐熱温度は100℃までと低く使うのは難しそう。 そうなると排気は一旦後ろの壁から船尾ロッカーの中を通し、舷側にスルハル(船体貫通金物)を付けて船外に出すしかなさそうです。 う~ん、遠すぎるかも。
本体の設置場所としては理想的なんですがダクトワークを考えると解決すべき課題が多すぎます。
次の候補は左舷側クオーターバースの後ろ側の壁、ここだったら燃焼排気は直ぐ傍にスルハルを取り付ければ最短で排気できます。
暖房吸気はダクト無しでキャビンの空気を吸えるし温風はキャビネット上までダクトで引けばしっかりキャビン内に吐き出せそうです。
このクッションの位置に座っている人には頭の上から温風が吹き付けることになりますが寒い思いをするよりましでしょうから我慢していただきましょう。
船に行って実際に様子を見ながら考えるまでは絶対にエンジンルームの中と思っていましたが課題が多すぎて難しいことが判りました。
クオーターバースの足元に設置するのが一番現実的みたいですのでこれをベースにもう少し詳細を考えてみることにします。
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