型紙を基に布を切りましたが長さ方向はいいとしても胴回りの大きさがいまいち確信を持てません。 なので長さ方向は固めてしまい胴回りのサイズの再確認のため船に持って行って合わせてみました。
先ずは一旦帆を上げて改良版レイジージャックも使って上下のブームの間にセイルをまとめます。
何度見てもこのブーム長いですよね。 短いスループ(3角の帆)艇が羨ましい。ま、ぼやいても仕方が無いのでこの纏めたセイルの上に途中まで成形したセイルカバーを乗っけて胴回りの確認。
ガフ(上側ブーム)を吊るすブロック(滑車)取り付け部分の確認も一緒に行います。
この部分は既に縫製まで行っていましたが上手く収まってくれました。 Good!
この後胴回りサイズを直接布にマーキングして家に持ち帰りました。
家に持ち帰った後は布の上に切断部分とミシン掛け部分のケガキ、基本夜の作業なんでいつも一杯やりながら。 酔いのためもあってケガキもあら間違ってるなんてことも度々、ま、間違いに気づくだけでもまだましですけど。
最初に取った型紙も参考にしながら最終の線引きをしました。
(ここで紹介するのは最後に作ったマスト部分のカバーです。)
線を引き終わったら鋏でチョキチョキ裁断です。
やってみるとドライよりもスチームを使ったほうが繊維への熱の回りがいいのかきちんと整形できます。
このあとはミシン掛けですが縫い目は千鳥足状態。 目印の線は引いているんですけどなかなか辿れません。
嫁さん、「なんで同じ色を使わないの、失敗しても目立たないのに」と言いますが私としてはアクセントになって格好いいだろうと思ったんですけどね。
端っこはすべて折り曲げて2重になってるんですけど2重に出来ないのが入隅部分、ここは裏から力布と言うのか当て布というのか判りませんが裏から折り曲げた布を当てて縫っておきました。
裏 |
表 |
結構いい加減な縫い付けですがこれで入隅部分から破けることは防げるでしょう。
どれを見ても千鳥足縫製ばっかりですが見栄えはともかく最後のパーツの縫製までは完了です。
残る作業はホックの取り付け、ま、のんびりやりましょう。
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