船、車、家、たまには旅行のこと等 備忘録も兼ねて気ままに書いています。

2022/05/02

テントメインテナンス

event_note5月 02, 2022 editBy Noriyuki Tomimatsu forumNo comments
先日のキャンプで水に濡れて車庫の中に干していたテント、取り込んで片付けようとしたら縫い目に貼ってある防水テープがべろべろに剥がれています。 

今回の雨と風が原因というより経年劣化が原因で今まで気づかなかっただけというのが本当の所なんでしょうね。

滅多に使わないしこのままでも良いかなと一瞬思いましたが物が不完全な状態にあるのが許せない性分なので補修をしておくことにしました。
使ったのはこのシームレステープ、

こいつを縫い目部分にアイロンと当て布を使って貼り付けます。 貼り付ける部分には古い糊が残っていましたが簡単に取れそうじゃないしきっとこれも熱で溶かすタイプだよねということで簡単に歯ブラシで掃除するだけでその上から貼りつけてしまいました。
剥がれたらもう一度やり直しすればいいだけですからね。


最後の部分を貼り付け終わった頃にはしっかり肩こり、疲れました。
ここまでやったらもうひと頑張りということで購入以来やったことが無い撥水防水処理をやっておくことにしました。

で、届いたのがこの2種類の防水塗料 White BareとTEMPOのテント用防水材です。
どの防水塗料を使おうか迷ったんですがインナーテントの底には水に浸かっても布への水の浸み込みを防いでくれそうなWHITE BEARを、フライシートには通気性を損なわず水を撥いてくれるTEMPOのPara-Wetを使ってみることにしました。
製品の説明を読むとWHITE BEARはワックス系で帆布、ナイロン製用と記載されていました。私のインナーテントの底はナイロン製なので問題無く使えそうです。
Para-Wetの方はほとんど説明書きが有りませんがネットでの情報を見る限りフッ素系の撥水剤のようで通気性も損なわないということなのでフライシートには持って来いだと思います。 ちなみに私のテントのフライシートのはポリエステル製となっています。

さて、塗布開始、まずはインナーテントの底からということでWHITE BEARを付属の容器に移しますが牛乳のように真っ白でワックスを溶剤で溶かしたような感じ、

塗布するときにはテントを組み立てた状態でひっくり返して塗ってみました。
(後で考えると底の部分だけであれば地べたに広げて塗ったほうが塗り易かったようです)

塗った部分は白く刷毛の跡が残ってどんどん布地に浸透していくといった感じはあまりありません。

乾くと全体的に白っぽくなり元々あった生地の艶は無くなり多めに塗ったところは白く残って布で拭いても落ちません。
このWHITE BEARはテントの底とかもともと艶の無いコットン製の帆布に使うのが良さそうです。
風合いを損なう分の効果があればいいんですが結果は次に使うまで判りません。

底が終わったので今度はフライシートにPara-Wetを塗る番、これもテントを組み立てた状態で塗りました。

この防水液は無色透明、塗ると生地にすぐに浸透していきます。

塗った部分は色が変わるので塗り斑も見やすく先ほど使ったWHITE BEARよりも塗る速度は速くフライシートの方がインナーテントの底より面積が大きいにもかかわらず早く終わってしまいました。
こちらは乾いてしまうと元の風合いに戻るので素材を選ばない感じがします。

これでテントのメインテナンスは終了、次回いつ使うことになるか判らないしその時に防水性能を確認できる状況になるかも判りませんが雨に対しては何もしないより強くなったでしょうということでなんとなく安心。
さて孫たち次はいつ来てくれるかな。





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