今日、「できましたよ~」との電話が入り早速受け取ってきました。
スライダー本体をちょいと角度を変えてカシャッ、なかなか立派な出来です。一応いい加減な図面を描いていつも行くテニスコート近くのカワサキ製作所さんに持ち込んで作っていただきました。
この会社の社長さん、冗談がポンポン飛び出す楽しい方で今後困った時には何かと頼りになりそうです。
最後にマストとの滑りを良くするために敷居滑りを貼り付けます。
この敷居滑りは今までのスライダーの滑りが悪かったときに使ってみたものなんですがそこそこ効果がありました。 耐候性が必要なので雨戸用と書かれたものを選びましたが一般的な屋内ふすま用と違って厚みも大きく丈夫です。 ただ小さなロットが無くこんな長いものを買わなきゃいけませんでしたけどね。 ま、駄目になったら何度でもはりかえできます。
これを所要の大きさに切って貼り付け、エッジ部分に荷重がかかった時のことを考えて少しはみ出るくらいにしてみました。
これ貼るんだったら面取りは要らないんじゃないかと言われるかもしれませんが敷居滑りが剥がれることもありますから念には念をということですね。
ここで新旧の比較、
こうやって比べてみると古いほうが凄くみすぼらしくみえますね。
古いほうは3mmと2mmの板厚に対して新しいほうは4mmに上げています。平板部分も長くしてヒンジ部分を中央に移してガフからの圧力を全体に分散するように考えてみました。
古いほうは3mmと2mmの板厚に対して新しいほうは4mmに上げています。平板部分も長くしてヒンジ部分を中央に移してガフからの圧力を全体に分散するように考えてみました。
これだったら曲がっちゃうなんてことはまずないでしょう。 どうだ曲がってみろと言いたいですね。
最後に新しく作ったピンを挿せば出来上がり、
古い奴はこんなふうにシャックルを使って頭の部分を止めてありましたがこのシャックルがガフに挟まれたりと何かとトラブルの種になっていたので今回は丸頭のピンを使いました。
新しいピンは差し込むときにスライダー本体の吊り下げ部分と干渉するので頭の一部を削っています。
これが完成写真、頼もしく見えますが引っ掛からずにちゃんと仕事してくれるかどうかはまだ未知数。 「あらら、こんなはずでは」と言うことにならなければいいんですが。
実際に船に取り付けてセイルをセットしたガフを上げ下げするまで結果は判りませんがきっと成功するに違いないと思いながらの1杯です。
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