コクピット日除け(ビミニと呼んで良さそうなので今後はビミニと記載します)も付いたし、オートパイロットの防湿処理も終わったし、両方の確認のため船を出しました。
港に着いたら思ったより風が吹いていて約3m/s、これなら帆走も出来そうということでジブをセットして出港、赤灯台に向けてオートパイロットのスイッチも入れましたが順調に舵を切ってくれます。 よしよしその調子。
今日は波も穏やかなのでそのまま赤灯台を出た所でエンジンをアイドリング回転まで落として船を風に立ててメインセイルのセット。 やはりオートパイロットがちゃんと働いてくれると作業が楽です。
セイルのセットが終わったところでさてどこ行きましょうということで前回たどり着けなかった空港を目指すことにしました。
崎野の鼻を回ったあたりでは北の風で上り、クローズホールドで3ノット近辺で走ります。
走りが落ち着いたところでおとなしく働いてくれているオートパイロットに舵を任せて私は小さなビミニが作ってくれる小さな影に入ってお弁当タイム、9月とはいえまだ暑いので影は有難いです。 作った甲斐がありました。
ツナとキャベツのサラダ |
嫁さんお気に入りの卵とスイートピクルス |
ビミニが付いたのでサンドイッチを頬張りながらの景色も少し変わりました。
空が見えなくなったのはちょっと残念ですが暑いよりはましです、ま、空が見たいときにはビミニの外に出ればいいだけの話なんですけどね。
サンドイッチを頬張りながら順調に走りこれだったら真っすぐ堂崎を通過出来ると思っていましたが大村湾の風はとっても気まぐれ、長与沖を過ぎたあたりで北東の風に変わり一旦タックしないと堂崎をかわせなくなってしまいました。
タック下手なんであまりやりたくないんですがしぶしぶ実行、やっと向きを変えて二島方向に走り始めたところでこんどは風が無くなってしまいほぼ漂流状態に。やれやれ。
空港近くには風の気配がありますが船の近くには見当たらず風待ちしてても仕方が無いので機帆走に切り替えです。 長距離クルージングに出た時は状況に応じた対応が必要でしょうからこれもお勉強です。
暫く機帆走で走って津水湾の入口に差し掛かった頃に湾の奥から風が吹いてきました。
ここでエンジンを止めて再び帆走、やはり3ノット近辺です。
波の音が気持ちいいのでビデオを撮ってみました。 ちょっと風の音が気になりますが、
久しぶりに空港の導入灯まで来たのでここでヒーブツーで飛行機を待ちます。
ヒーブツーなんですが この船メインセイルに対してジブの面積が小さいのでこんなふうにガフを下ろしておかないと先に進んでしまうようです。
カメラカメラとやってるうちに遠くなってしまい写真を撮りはぐれてしまいました。
今日は津水湾の方からの風なので着陸と離陸の方向が替わっていたんですね。
空港の方を見てみるとエプロンには機影が無いのでしばらくは離陸も無さそうです。
待っても仕方が無いのでさっさと帰ることにしてヒーブツー解消、帆走開始。
待っても仕方が無いのでさっさと帰ることにしてヒーブツー解消、帆走開始。
ただ帆走を始めたものの風が弱く2ノットにも達しません。このままでは帰港が遅くなりそうなので再び機帆走、水夫の足さんに教わったように見かけの風に合わせてセイルをセットして走ります。(エンジン+セイルのおかげなのか6ノットオーバー)
機走に比べて機帆走の良いところはセイルのおかげでローリングが抑えられて船が安定すること、途中空港連絡船とすれ違いましたが連絡船が立てる波にもあまり揺られずに済みました。
この後風が来てはエンジンを止めてみたりを繰り返しましたが結果的には帰りはほとんど機帆走となってしまいました。
赤灯台近くで走りながらセイルの片付け、ここでもオートパイロットのお世話になります。
メインセイルも赤灯台傍でオートパイロットで船を風に立てて片付けてみました。
セイルの片付けが終わって港に入り無事着岸、何度やっても着岸は緊張します。
いつになったら鼻歌交じりで着岸できるようになることやら(-_-;)。
上手く着岸出来たところで、本日の全航跡はこれ、
今日は1日オートパイロットも何事も無く働いてくれたし、ビミニも小さいながらも影を作ってくれて操船の邪魔にもならないことが判ったしで満足のセイリングとなりました。めでたしめでたしです!
<追記>
今回は覚えたてのスマホ画面をキャプチャーした航跡を使ってみました。
映り込みの心配は無いし両手でカメラを構える必要も無いしで大助かり、なんで早く勉強しなかったんだろうとちょっぴり反省。
ビミニ、オートパイロット、キャプチャーと成果大で晩酌も進んだかと。JT
返信削除はい、大満足で美味しくいただきました。
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