SB2にとって秋は上架の時期、少し前に9月の終わりころに船を上げたいとボートステーション琴海に連絡を入れていました。
台風14号で切れた行って来い係船の修理も終わったので朝からボートステーション琴海にいつ頃が都合がいいのか訊こうと電話を入れると「今日よかですよ昨日と違って凪だし」とのこと。 慌てて船を出すことにしました。
嫁さん「私、今日はお友達と昼食会だから手伝えないのでお昼の弁当買って一人で行ってね」だって。
はいはい、ということで飲み物と汚れた後に着る着替えなど準備して家を出て途中のスーパーでお弁当購入。
船に積み込んで港を後にしました。
ここからボートステーション琴海までは機走ですがC-MAPを見ながらオートパイロットをセットして最短距離で走ります。 C-MAP、便利ですね~。
これがその航跡ですが目視と手動でラダーを操作してたらこう上手くは行かないでしょうね。
最短距離で走ったと言ってもSB2は足が遅いので時間が掛かります。
ボートステーション琴海に着いたのは丁度お昼ご飯時期、電話したら松尾さんも昼食を取り始めたばかりというので私の方も海の上に漂いながら昼を取ることにしました。
ボートステーション琴海に着いたのは丁度お昼ご飯時期、電話したら松尾さんも昼食を取り始めたばかりというので私の方も海の上に漂いながら昼を取ることにしました。
ここがいつもお世話になっているボートステーション琴海の遠景、ヨット用の船台も引き上げレールの上に準備されています。
飲み物は保冷カップと保温材をまとった泡の出る飲み物,
ちなみに保温材に書かれているBINTANGとはインドネシアの代表的なビールの銘柄でこの保温材もバリ島に行ったときに買ったものです。お昼を食べ終わった後は松尾さんが出てくるまで暇なので形上湾の風景なんぞ撮ってみました。 べた凪です。
松尾さんもお昼が終わり船台を下ろしてくれてこの後船台の上に乗ったSB2の写真がアップされるはずだったんですがーー、何故か桟橋代わりの船に係船された写真。
と言うのも一旦は船台に船を載せたものの船台の油圧装置に不具合が出て海の戻さざるを得なくなりました。
船台の手直しも必要だし同じ時に空港連絡船も台風14号で被害を受けたと言って急遽陸揚げを待っていてそちらを優先することになりSB2は係船して待機です。
お隣のボートも連絡船上架の邪魔ということで一緒に係船となりました。
船から降りて撮ったのがこの写真、船台の一部ですがハンドルの支柱が曲がっています。
本来であれば黄色い線のように真っ直ぐでなきゃいけないんですが風でまがってしまったとのこと、人の手でも曲げることは出来ないのに台風14号ってすごかったんですね。
本来であれば黄色い丸で示した部分が繋がってなきゃいけないんですけどね。
この破断はホースをつないでいる金具の腐食が原因、その当時ステンレス製のジョイント金具が見つからずにやむなく鉄製のものを使っていたとのことで海水でダメージを受けたんですね。
この油圧装置は船を両側から挟んで船台の中央に固定するものでこれが無いとキールが船台の中心に乗ってくれません。
ということでSB2の上架はこの油圧装置の修理をしてからということになりましたがこの際油圧ジョイント金具を全部ステンレスのものに替えようと私もお手伝い。
残念なことにこの日は時間切れで終わり切れず明日に持ち越しとなりました。
残念なことにこの日は時間切れで終わり切れず明日に持ち越しとなりました。
私が手伝って古い金具を取り外している時に油圧シリンダーにつながっているニップルが折れて折れて残ったニップルの破片を取るのに苦労したのも一因ですけどね。
最後に松尾さん「明日は北からの風だから船をあっちにつなぎなおして」とのことでもう一方の桟橋代わりの船に着けなおしてこの日が終わりました。
操船にもやっと慣れてきてこういった係船作業も何とか一人でこなせるようになりました。
そうは言っても凪でしたけど、風が強かったら出来なかったかも。
頑張れ新米船長。
頑張れ新米船長。
ふじつぼとの再会はおあずけでしたね。自宅まではバスですか。JT
返信削除はい、バスです。
削除ボートステーション琴海の位置は長崎市と佐世保市の中間あたりとのことで本数も少ないし時間もかかりますね。