前回記事の翌日は雨で船台油圧装置の修理が出来ず、翌々日は風が強くって下手くそ船長では上手く操船できずに何度やっても横流れして海に下ろした船台の中に船を入れることが出来ませんでした。 失敗のおかげで苦労して付けたバウスプリットの落下防止ネットも船台に引っ掛けて破いてしまいました。 我ながら操船の下手さ加減にうんざり。
結局この日は船台に船を入れるのは諦め、翌々翌日に持ち越しです。
で、今日がその日、風もそれほどではなく下手くそ船長でも船を船台に入れることが出来ました。
やっと陸揚げしたばかりの写真がこれ、
船底は緑色の藻が付いて結構汚れています。 昨日四苦八苦した時に船台と擦れたと思われる跡も。
出港回数が多かったのが幸いしたのかペラクリンの性能が良くなったのかはたまた相乗効果なのか判りませんがこんなこと初めてです。
船を陸に上げたら即高圧洗浄機で船底の掃除です。
というのもこの藻の汚れは乾燥してしまうと高圧洗浄機でも落ち辛くなってしまいます。
高圧洗浄機でのお遊びでダガーボードにSB2と書いてみました。
ちょっと判りづらいですがSB2と読めますかね。
ちょっと判りづらいですがSB2と読めますかね。
船底を高圧洗浄機で一通り綺麗にしましたがまだゲルコートが新しいダガーボード部分は船底塗料が剥げて白くなりました。 ここは去年サンドペーパーを掛けていますが今年もサンドペーパーを掛けて船底塗料を塗ったほうが良さそうです。
高圧洗浄機で洗った後はスクレイパーでくっついていたフジツボを落とします。
今年は例年より沢山藤壺が付いていました。 気温が高く水温も高くなって藤壺が活性化したんでしょうね。最後の作業はプロペラ磨き、去年塗ったペラクリンをスクレイパーを使って剥がしていきます。
実は上架時にこの作業をやるのは初めて、今までは藤壺団子を海に入って外してましたがその時にペラクリンも一緒に落ちていましたからね。
出来ればペラクリンを落としてサンドペーパーでプロペラを磨くところまでやっておきたかったんですが粗方落としたところで日没となり本日の作業はお仕舞いとなりました。
明日、明後日は天気が悪くって雨が降りそうな予報。 船底塗装は少しお預けになりそうです。 てるてる坊主でも作って吊るしておきますかね。
<余談>
お隣の船台に上がっている空港連絡船、船尾にも船首側についてるのと同じロープを掛けるビットが付いていなきゃいけないのが今度の台風14号で捥げて船体に穴が開いていました。
やはり台風14号は強烈だったんですね。
空港連絡船 |
係船ビット(十字のやつ) |
捥げて出来た穴 |
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