船、車、家、たまには旅行のこと等 備忘録も兼ねて気ままに書いています。

2023/01/22

Black&Decker 小型電動ドライバー 内臓電池交換

event_note1月 22, 2023 editBy Noriyuki Tomimatsu forumNo comments
かれこれ15年近く使っているBlack&Deckerの充電式小型電動ドライバー、軽作業にはうってつけで重宝していたんですが最近バッテリーが直ぐにへたって音を上げるようになってしまいました。
ラベルなども擦り切れてぼろぼろです。

15年も経つしぼちぼち寿命かとあまり深く考えずにアイリスオーヤマの小型電動ドライバーを買ったんですがこれはちょっと失敗、締め付けトルクの切り替えが付いていませんでした。
これでは小さなねじを締める時にオーバートルクになる可能性があるので常用は止めて船に載せておくことにしました。
船にはオーバートルクの心配をしなきゃいけないような小さなねじは無いし、エンジンルームの側板を外したり万が一床を剥がさなきゃいけない時には役に立ってくれそうですからね。

さて家での常用はどうしましょうということでトルク切り替えクラッチが付いているものを物色していましたが「ん待てよ、電池交換すればいいんじゃない」と言うことでアメリカではきっとやった人がいるに違いないと英文でググってみたら、はい、ありました。
ここでそのサイトの紹介をしてしまえば作業内容の紹介終わりなんですが作業日記代わりなんでもう少し続けます。 そのサイトに興味ある方はこちらをクリックしてください。

ここで記載されていた内臓電池は18650という3.7Vのリチウムイオンバッテリーでタブ付です。 
で、タブ付18650を探したらYahooのサイトで発見、早速注文して配達されてきました。 ほんと、便利な世の中になりましたね。

先ずはドライバーの分解から、見えているねじ以外にラベルの下に左右1本のねじが隠れているのでこれも緩めます。
ラベルが擦り切れているので爪でこの辺りかなと引っ掻くだけでねじの場所は直ぐに判りました。カッターナイフでラベルを切り取ってねじ頭を出しました。
ぼろぼろになったラベルを剥いで綺麗にしてしまう手もあったんですが糊を綺麗にするなど余計な手間が掛かりそうなのでサボってしまいました。


周囲6本とラベルの下2本のねじを緩めトリガーの前に貼られているシールをカッターナイフで切るとケースが半分に割れてくれます。


電池にはコネクターで接続されているので電極のコネクターを引き抜いて電池を取り外します。

取り外した電池との新旧比較がこれ、青い方が新しく買った電池ですが電池に付いているタブの位置とサイズが異なっています。。

こうやって見ると電極の形と出ている向きが違っていて、コネクターをつなぎ直せば完了とはいかないようです。

内蔵されていたバッテリーの紙のケースを切り取ってみると型番と仕様らしきものが出てきました。
下の列の数値が容量をあらわしているんであれば1500mAhと読めそうです。

これが正しければ交換する新しい電池は2600mAhですから持久力はかなりのアップとなってくれるはず。 期待しましょう。

切り取った紙ケースははんだ付けの時などにプラスティック皮膜を溶かさないように新しいバッテリーに被せておきました。

電極に被せられていた絶縁用の熱収縮テープを切り取ってーー、電線に付いていたコネクターは切り取ってしまいこの電線を直接はんだ付けしてしまいました。
念の為絶縁用熱収縮チューブを被せています。

後はケースを元通りに戻せばお仕舞いのはずっだったんですが上手く取り付けが出来ません。
よく見たら今まで反対側に在ったプラスの電極がこちら側に来てしまったのでケースに干渉していました。
下の写真でケース中央の半円形の部分がバッテリーを押さえる部分ですがやすりで削って電極の逃げを作りました。
Before

After

これでケースもちゃんと閉めれるようになりねじを全部締め戻して電池交換完了です。
いつでも使えるように充電器に乗っけてスタンバイしてもらうこととしました。


これで当分の間はこのドライバーのお世話になりそうです、よろしくお願いします。


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