正月3日に初セイリングをした後なかなか空き時間とお天気が噛み合わず船を出すタイミングがありません。
港に着いて車を降りると冷たい強めの風が吹いています。 ダウンジャケットと耳当て付きの帽子を被って船に乗り込み出港です。
エンジンが冷えてるせいなのか暫く回していなかったせいなのか判りませんがなかなか起動してくれず5,6回セルモーターを回してやっと起動してくれました。
エンジンが冷えてるせいなのか暫く回していなかったせいなのか判りませんがなかなか起動してくれず5,6回セルモーターを回してやっと起動してくれました。
赤灯台の外でセイルを上げて帆走開始しましたが向かい風の走り出しはいつももたもたして上手くいきません。 今日は波が高くって揺れるのでなおさらです。
時津沖でタックを繰り返して堂崎方向に向かいます。
このタックもジブを引いているうちに回りすぎて風下に走り出したりして失敗が多かったです。いつになったらちゃんとできることやら。
このタックもジブを引いているうちに回りすぎて風下に走り出したりして失敗が多かったです。いつになったらちゃんとできることやら。
堂崎に向かうコースはアビーム(真横の風)とクローズホールドの中間くらいヒール(横方向に傾くこと)しながら走りますがヒールが大きく船が勝手に風上側に曲がろうとするので押さえるのに一苦労、速度は5ノットを越えましたがキャビンの中ではガラガラとものが落ちる音が。
お弁当タイムにしたいのですがこの状態で走りながらの食事はとても無理、ヒーブツー(帆を上げたまま船を停止状態にすること)で船を止めて食事としました。
サンルーフを付けたんですが残念ながら日差しはないし、風も強くって冷たいのでキャビンの中でのお弁当となりました。
サンルーフを付けたんですが残念ながら日差しはないし、風も強くって冷たいのでキャビンの中でのお弁当となりました。
今日のサンドイッチはハムとパストラミ、
サンドイッチに合わせる泡の出る飲み物は今日はおりこうさんに0.00%の表示があるものとジンジャーエールにしました。
キャビンの中でゆっくりお弁当ですがこんな時にはキャビンの窓から外が見えてある程度位置の把握が出来るので割合安心できます。
食事を終わる頃には波が船体に当たる音と揺れが大きくなってきて風が強くなったようです。 外に出て風速計で測ってみると5mオーバー時折ですが6mの数字もみえます。
フルセイルのままでは私の腕では太刀打ちできないのでリーフ(帆を小さくすること)することにしました。
ただこの船、強い風の中でのリーフは手順も多く大変です。
エンジンを掛けて低速で風に立てようとしてもジブが風を受けるとエンジンの力が負けて風上を向いてくれません。ジブを下さなきゃいけませんが風を孕んでいるので簡単には下りてくれずどうしても揺れる舳先に行かなきゃならず怖い思いをします。
やっとの思いでワンポイントリーフ(1段階目縮帆)し ジブはインナージブ1枚だけにして走り始めましたがこれでも大きくヒールします。
ツーポイントリーフ(2段階目縮帆)したほうが良かったかしらと思ってる矢先にゴトンと音がしてメインブームがハンガーの上に落ちてきてしまいました。 一体何が起きたんでしょうね??
ガフ(上側ブーム)のセットが悪かったのかもと思って引きますが上がってくれません。
ここで帆走は諦め、ジブを下し、メインセイルも下してしまいました。
メインセイルを下すときにはレイジージャックが役立ってくれました、作っといて良かった。
メインセイルを下すときにはレイジージャックが役立ってくれました、作っといて良かった。
メインセイルをブームの上に纏めている時に原因発見、ワンポイントリーフ用のハトメ部分が破けてハトメが取れてしまっていました。
がっかり、またしても物入りです。
すごすごと機走で赤灯台内側に戻りセイルを片付けて港に戻ります。
港の傍で着岸前にいつものようにアイドリングでクラッチを前進後進と切り替えますがクラッチをつなぐと回転が低くなりすぎるので赤灯台近くまで戻ってアイドリング調整、こちらの方が広いので風で流されても余裕がありますからね。
アイドリングを高めに再調整し無事着岸、やれやれです。 あ~もっと信頼できるエンジンが欲しい。
今年2度目のセイリングは風と波に翻弄されたあげくメインセイル破損で終わってしまいました。 港で係船がおわったところでどっと疲れが出てしまいました。
やはり私にはクラゲと競争するくらいののんびりセイリングが向いているようです。
さてセイルの修理してくれるとこ探さなきゃ。
あ、忘れてましたこれが本日の航跡、堂崎から馬込の鼻近くまではヒーブツーしている間に流された部分です、結構流れますね。
いいトレーニングをなさっていますね。セールの破損は古くなっている帆布ではよくあるようです。私も見事に裂けた経験があります。それにしてもいい対処と艇の性能の良さには感心させられました。セールは補修すれば元どおりですし、すぐにまたおいしそうなお昼を楽しまれることと思います。冬海にトライされる意気の高さに感動しました。
返信削除ブログ訪問ありがとうございます。
削除トレーニングというよりちょいと暇潰しといった感覚なのでなかなか操船は上達しません。
セイルが裂けるほどの風の時は怖くって出航しませんし。
ただこのままではのんびりセイリングも出来ないので修理先を急いで探さなきゃと思っていますが年代物のセイルなので新調しなきゃいけないのかもと悩んでいます。
新しいセイルが安く買えればいいんですが。