船、車、家、たまには旅行のこと等 備忘録も兼ねて気ままに書いています。

2023/04/28

SB2 今年最初の船飲み(久山港お泊りキャビン夜話会)

event_note4月 28, 2023 editBy Noriyuki Tomimatsu forumNo comments

2023年初めての久山港お泊りでの船飲み(キャビン夜話会と言ってます)。

1日目、帆走で久山港まで行くことにして10時半頃には我が家を出発。
途中で使い捨ての紙皿などを買うために100均に寄ったり、準備はしていたものの家に置き忘れてしまったビールを買ったりしていて結局桟橋を離れたのは12時頃となってしまいました。

赤灯台を出た所から帆走開始、北からの向かい風で崎野の鼻を目指します。
もたもたと準備したのもあり帆走が落ち着いたのは午後1時近く、ここでやっとお弁当タイム、嫁さんが準備してくれたサンドイッチと泡の出る飲み物を引っ張り出してもぐもぐ。


いつものように卵サンドとスモークチキンサンドなんですが今日のチキンサンドは野菜がレタスではなくちょっぴり苦みがある葉っぱ。
何なのか判りませんでしたがこの組み合わせなかなか美味しくて行けます。

もぐもぐしながら気になっていましたがやはり崎野の鼻にある定置網をかわせないようです。 正直これいつもながら邪魔なんですよね。
遠くからは見えないのであのへんだよねと思いながら進路を決めるんですが上手くかわせないこともしばしば。


目いっぱい上っているので進路変更は難しくここはちょいとずるして水面下の推進力のお世話になりました。

ずるした進路変更の後は帆を入れ替えて堂崎をかわすために二島の方に思いっきり上ることにしましたがここで風が無くなってしまいました。

カタツムリかクラゲくらいの速度で動いてはいますが時間をロスしたくないので帆を上げたままエンジンを掛けて機帆走に切り替えです。

堂崎を過ぎMHIの魚雷試験場を右手に見ながら「魚雷撃ってこないでね」なんて思いながら走っていると後ろから西寄りの風が吹き始まました。

エンジンを止めると風見の矢印は真後ろを指しています。

ここからは真後ろの風でランニングその後は右斜め後ろからのクオーターリーで順調に走ります。

大草を奥に望みながら竹島を通過する頃には右舷からのアビーム、竹島なんて言いながら竹は生えていませんね。


このまま快走して久山港に到着、予定より早かったので一人で末續さんのハナミズキ号に着けることを想定して持ってるだけのフェンダー(緩衝材)を右舷側にぶら下げて係船ロープも船首、中央、船尾に予め準備。
今日の風はハナミズキが風上になるのでぶつけるくらいに考えておかないとちゃんと着いてくれなさそうですからね。
緊張しながら久山港に入ったら末續さんがボートフックを持って待っていてくれました。
ラッキー、一安心です。
ハナミズキに近づいたらボートフックで引き寄せてくれましたが舫を取る間にもお尻が風で流されます。 一人では苦労していたところでした、末續さんに感謝。
無事係船が終わったところで今日の航跡はこちら、
3艇(H3,ハナミズキ、SB2)が並んだ写真を撮っていなかったので山崎さんのブログから拝借しました。

係船が終わり暫く末續さんと話をしているうちに山崎さんも到着、ただ気がかりなのが山本さん、いつも時間厳守で現れるのですが予定の5時近くになっても車が到着しません。 山崎さんが電話してもつながらず連絡が付いたのは6時近く、なんとまだ口之津の自宅だとのこと、日程を1日間違えてたそうです。
「今すぐ出ればまだ明るい内に着くからはようこんね」と皆で無理を言って参加してもらいました。バタバタされたとは思いますが7時過ぎには到着されて本格的に飲み会開始です。

ハナミズキ号には今回は手製のハードドジャーも取り付けれれておりキャビン内に座った時にも落ち着いた感じになりました。
キャビン内のシートも作り直されていて座り心地が格段に良くなっていました。 拍手!
座り心地が良くなった船内で話も弾み、気が付けば日付が変わって2時近く、ここで各自の船、山本さんはそのままはなみずきでお休みなさいと言うことになりました。

2日目
一旦手洗いに起きた後2度寝、末續さんに起こされて朝食タイムです。
SB2の中でコーヒーを入れてはなみずきに移動した頃には皆さんお揃いでスープとクロワッサンの朝食が始まっていました。
朝食後もしばらく懇談していましたが山本さんは10時半?頃に帰られました。
その後も船のことなどをなんだかんだと話をしていましたが気が付くと正午目前、後片付けをして久山港を離れました。

港を出て少し走ったところで昨日丸めていたセイルを上げて帆走開始です。
ここでの風は南東~南南東の風でほぼ真後ろからに近くランニングが苦手な私は左後ろから風を受けてのクローズリーチで走ります。
それでも風向きが変わった場合などは真後ろになることもしばしばでワイルドジャイブが起きないように進路を微調整しながらの走りです。
臼島と大村競艇場を望む頃には5ノット近辺で快走、クローズリーチでの走りはヒールも少なく快適で私の一番好きな走りです。


暫く快走が続きましたがMHIの魚雷試験場を見る頃には山陰になるのか風が弱くなってしまいました。
ゆるゆると走り堂崎を回る頃には再び風が強くなり風向きも南西からに変わりました。
大村湾は周りの地形の影響で場所により風向きがころころ変わります。
ここからはアビーム(真横からの風)からクローズドホールド(斜め前からの風)になり船は大きく傾いて30度を越えそうになることもしばしば。
こうなるとオートパイロットでは舵を押さえきれないので自分で操舵、座って操船できるティラーと違い舵輪では立って操船しなきゃいけないので疲れます。
こけるんじゃないかと心配しながらも(まだ初心者の範疇なので限界を知らないんです)6ノットの数値も。 ただ、余裕が無いのでこの頃のスクリーンショットは1枚もありません。

赤灯台に向かう準備として鷹島近くまで上りここでタックといきますが失敗、風が強い中でのタックはジブの向きを入れ替えてる間に船が勝手に向きを変えたりして失敗続きです。
バタついた2枚のジブを引っ張っているロープが絡んでしまいこんな光景も、これじゃどちらも引けませんよね。
何で2枚もジブが在るのよと恨みたくなります。

絡んだロープを解いて体制を整え直すまでにはかなり流されてしまいました。
この間のすったもんだがこの航跡、

拡大

タッキング(風上に向かいながらの方向転換)を失敗してロスするくらいだったらジャイブ(風下に向かいながらの方向転換)で若干の距離のロスを選んだ方が利巧なんでしょうかね?

鷹島手前での方向転換をやっとこなして後は赤灯台に向けて1直線の上り、大きなヒール(傾き)におとっとと言いながら赤灯台内側へ到着です。
ここで帆を下して片付けてしまい桟橋に向かい無事着岸。
毎回の着岸ですが私にとっては超が付くほど緊張する時間、トラブルが無ければ必然的に「無事」の文字が付いてしまいます。
係船を終わってほっとしたところで今回の船飲みイベントがおわりました。
こちらが帰りの航跡、(久山港からの1部がありませんがスイッチの入れ忘れです)
行きの一部に機帆走の時間はありましたがその他は全て帆走出来たし、仲間の皆さんと楽しく飲んだし(飲み過ぎたかも)楽しい2日間が終わりました。
また次回が楽しみです。


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