船、車、家、たまには旅行のこと等 備忘録も兼ねて気ままに書いています。

2024/03/28

国際VHF無線 試験を受けてハンディのトランシーバーも買ってしまいました

event_note3月 28, 2024 editBy Noriyuki Tomimatsu forum6 comments
以前、二島でお会いした田川さんから末續さん経由で五島へのクルージングのお誘いがあった。 数艇で連れ立って行くとのこと。 まだ一度も大村湾を出たことが無い私にとっては願ったり叶ったり、みんなで渡れば怖くない、不安を抱えるYCエンジンがトラブっても何とかなりそうです。 と言うことで喜んで参加させていただくことにしました。

色々と準備について話を伺うと参加する全艇がVHF無線を搭載しているとのこと。
むむむむむ、無線持ってない。 ま、スマホでもなんとかなりそうな気もしますが私のスマホは楽天、海岸から5マイル(9㎞)の距離とはいえアンテナが立たないエリアも在りそうです。もう一つスマホより決定的に優れているのは電波が届く範囲で有れば相手の電話番号が判らなくても話が出来ること。困った時に「誰か助けて~」と呼べば聞こえてる人から返事を貰うことが出来ます。
この際だから準備する手もあるかなとどんな無線機が在るか調べてみたところ機種によってはDSCと呼ばれる機能を搭載していることが判りました。

DSC 機能(Digital Selective Calling)
デジタル選択呼出機能と呼ばれ、緊急時に接続されたGPSで得た位置情報と遭難信号を周囲の船舶や応答できる海岸局に送信できる機能です。ただ、この機能を使うには、二級以上の海上特殊無線技士の資格が必要になります。

「あ~ら、こんな機能があるんだ」これだったら一人でこけたりしたときも役に立ってくれそうです。 ただこの無線機使うには第2級海上特殊無線技士の免許が必要。
で、取敢えず免許の取得から始めることに決定。

「第2級海上特殊無線技士」で検索したら電波受験界の過去問題ページが見つかりました。
9回分を解いてみてこれだったらこの過去問題を覚えるだけでも十分かなとも思いましたがちゃんと勉強しておくことにして参考書を購入。
(メルカリで古本を購入しました)

同時にパソコンから受験の手続き、このテスト以前は受験会場が限られていて長崎だと熊本まで行かなきゃいけなかったようですが今はCBT(Computer Based Testing)方式に変わっていて長崎でも受験出来るようになっていました。

さて受験当日、テスト会場に出向き受付をすると私物は全てロッカーの中、試験室に入る前にはポケットの中も検査されました。 監視人が居ないのでカンニング防止にはこれくらい徹底しないといけないんでしょうね。

試験室に入るとパーティションで区切られてパソコンが並んでいて指定のブースに座りテスト開始です。
渡されたログインIDとパスワードを入力するとチュートリアルのページが開き回答のやり方を練習、これが終わると本テストに入ります。ここで試験制限時間のタイマーがスタートします。 
問題は1画面に1問、4択です。 法規12問、技術12問の計24問で120点満点です。
制限時間は60分ですが15分ほどで終了、念のためもう一度回答をチェックして終了のボタンを押すとこの時点で採点結果が表示されます。
私の結果は120点でしたから全問正解ということになります。 よしよし!
試験室から退出してかかりからテスト結果のプリントアウトを受け取ってテスト終了です。

さてその夜、1杯やりながら無線機の中古を探しましたがなかなかこれと言った中古は見当たりません。結局新品を買うしかなく、ちゃんとDSC機能が付いたやつがいいよねと言うことで八重洲無線の「HX890J」をポチッとしてしまいました。
で本日、ピンポーン、宅急便ですと配達されてきたのがこれ。




この機種はスマホと違って海に落としても浮いてくれるしLEDが点滅して目立ちやすくしてくれる優れもの、ただこんな状況には陥りたくないですけどね。

これで正式な試験合格の通知を受けたら免許と無線局の申請をするだけになりました。
どんな書類を出さなきゃいけないかちょいと調べてみましたがこれぞお役所と言えるものでなんだかんだと沢山準備しなきゃいけません。しかも申請してからも交付まで時間が掛かりそうです。
ま、ぼやいても規則は変わらないしぼちぼち準備することにしますか。


6 comments:

  1. いよいよ五島クルージングですね。無線機は単独の航行時に心強いですね。先日出先の秩父の田舎でバイクが動かなくなり車のJAF会員でバイクのレッカーサービスを受けられ重宝しました。普通のローダー車が来てチョコンとバイク乗せ無料配送距離をオーバーしてもタダにしてくれて感涙しました。その後の修理費がまた涙でしたが。JT

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    1. 海の上ではJAFは来てくれないしお守りですね。まだ使ったこと無いので今回のグループクルージングなどではどんな使い方するんでしょうね。 昔、数台の車で旅行した時などは先頭と後尾の車がトランシーバーで連絡とりながら走っていましたがにたようなもんでしょうか。
      私はまだJAFのお世話になったことはありませんが鹿児島まで友人とバイクでのツーリングに行った際友人のバイクが高速道路上で故障、バイクを積んだJAFのトラックの後を修理工場までついて行ったことがあります。当時は高速道路は2人乗り禁止だったので修理工場に故障車は残して下道を二人乗りで長崎まで帰りました。

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  2. 無線免許合格おめでとうございます。いよいよ無線局開局ですなー、ご立派。沖合で他の船と交信できるのは安全上有効ですよ。船が多い海域ではですが・・大村湾ではどうかね?まあ余裕があるお方の道具ですなー。ただ、不安があるからと他を頼りにされては、他が迷惑するよ。他を助ける気分でやりましょーや、海の上では。おせっかいでごめんなさい。

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    1. 大村湾では交信する船はあまりいないでしょうし、使う機会はほとんど無いでしょうね。
      DSC機能が付いているのでこけた時のお守りですかね。

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  3. 海では、docomoが安全。長崎港から福江港まで直線で走っても電波は途切れることはありません。釜山に行った時も、対馬北端と韓国との中間線まできちんとつながりました。キャリアがどこでも、電波はdocomoです。

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    1. さすがdocomoですね、私のスマホは楽天なので楽天の自社回線かauの回線になります、海の上でどれだけアンテナが立ってくれるでしょうね?

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