ここはホテルから2時間半ほどの距離ですが信号も無く景色もいいのでドライブは快適です。
ただ国立公園の中なのでトイレが少なくトイレを見かけたら早めのトイレ休憩を勧めます。このトイレ、広大な自然公園の中なので下水の設備がなく、ポットン式なのでそれなりの覚悟が必要です。
コロンビア雪原に着くと大きなビジターセンターがありここからバスと雪上車を乗り継いで雪原に向かいます。 乗り継ぐとは言ってもバスは2,3分、雪上車も5分くらいの乗車時間です。
我々はチケットを前もって購入していたのでほとんど待たずにバスに乗れました。
雪上車はベンツ製で1台が約1.3億円だそうで、耕運機のタイヤを大きくしたものを履いてて6輪駆動になっています。
運転手兼ガイドの説明を聞きながらですがこの標高だと木類の生息限界だとのことで人の背丈ほどの木(たぶんモミの木)でも樹齢300年ほどだとか、一生懸命生きてるんですね。
雪原のほうは温暖化の影響で毎年20m近く後退していて100年もたてば消滅する運命にあるそうで、100年後にはガイドの仕事は出来なくなるなんて言ってました。
本当、100年後の地球はどうなっているんでしょうね?
雪原に着いたら早速記念撮影、歩き回れるエリアが規制されていて写真を撮る以外にはあまりすることもありません。 ガイドがここの水はおいしいよと言ってたので手ですくって飲んでみました。 これから上のほうは人も動物も行かないようなので何かが混じってるなんて心配は無用のようです。 何年前に降った雪を飲んだことになるのか判りませんが確かに冷たくておいしかったです。
雪原から雪上車で戻るとここから直行でスカイウォークまでバスが行ってくれます。これも5分くらいの所要時間。
こちらは300m程度の深い渓谷に張り出した人造物で床が透明のガラスになっています。
ただ、ほとんどスリルは無く揺れる吊り橋でも作ったほうが面白かったろうにと思ってしまいました。
祖谷渓の吊り橋のほうが怖いかもしれません。
ここで2時間ほど費やした後、嫁さんが有る場所を勘違いしていたミネワンカ湖のクルーズに向かいます。
向かうと言ってもBanffのほうに戻るだけですけどね。
嫁さんはこのクルーズは雪原より先のジャニパー近くと思ってたらしいですがよく見たらBanffのそば、最終の出発時間が6時までなので急いで帰れば今日のうちに乗れそうです。
順調に走って5時のクルーズに乗ることが出来ました。
席は運よく船尾の屋外の席を確保、やはり船内の窓から見るより船尾のオープンエアのほうが気持ちいいですからね。
さて出航、クールーズって言うからゆっくりのんびり走るもんだと思っていたらさにあらず、高い引き波を立てながら全速で走ります。
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