お天気も良くなったので、新しいオイルとフラッシング剤をそろえて船に出かけました。
義弟は日産のフラッシングオイルを紹介してくれましたが、連休で入手まで時間がかかるし、2度オイルを抜かなきゃいけないのでオイルを抜く前にオイルに混ぜるタイプのフラッシング剤をホームセンターで買ってきました。
船に付いたら早速フラッシング剤をオイルに注入、ちょっと緊張しながらエンジンスタート、あっけなく起動しました、この時点では油圧警告灯は点灯したまま。
フラッシング剤の効果があればそのうちに消えてもいいのになと思っていたら3分ほどしたところで警告灯が消灯、やったね。
ただ、何処か詰まっていたところが溶けてくれたのかフラッシング剤でオイルの粘度が落ちて通りやすくなっただけなのかは新しいオイルを入れて回すまでは判断が付きません。
何はともあれ15分ほどアイドリングを行ってオイルをオイルチェンジャーを使って抜きました。
古いディーゼルエンジンなので仕方ないですがオイルは墨汁のように真っ黒け。
オイルを抜いたところで今度はオイルフィルターとオイルポンプを取り外しました。
オイルフィルターの部分からは結構沢山の真っ黒けオイルがドロリ。
で、これが取り外したオイルフィルターとオイルポンプのパーツです。
ヤンマーの図面ではこの部分。
オイルフィルターは薄い金属板を積層したもので金属板の隙間を通る時に異物をろ過する仕組みになっています。
異物はオイルフィルターに付いています。ノブを回すと櫛の歯のような金属板で落とされる仕組みになっています。
ただ問題はせっかく落とした異物が出ていくところが無いのでオイルフィルターの下に溜まってしまい、もう一度フィルターに詰まらせてしまう可能性があることです。
オイル交換の時はフィルターを取り外してオイルフィルターが収納さてている部分を綺麗に清掃しておいた方が良さそうです。
次はオイルポンプ、まず目につくのはカバーに付いたインナーローターがかじったと思われる結構深い傷。
あらら、この部品は準備していません。
P5060216 P5060217 さらに、買っておいたインナーとアウターローターの比較してみると新しい方にある合マークが古い方には見当たらず、結構傷が付いていますしかなり摩耗が進んでいるようです。
インナーローターのアペックス部分にも摩耗した部分が有ってローターを発注していたのは正解だったようです。
ただ、カバーの摩耗までは計算に入ってなかったのでこれは新たに注文しなきゃならず、今日の作業はここまでとなりました。
今日終わりたかったのに残念、おまけに連休中で注文の連絡も入れれず連休明けを待つしかありません。 残念。
ま、何はともあれ修理の目処は付きました。
オイルポンプの摩耗で吐き出し油圧が下がったのとオイルフィルターの目詰まりの複合要因だったような気がします。
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