船、車、家、たまには旅行のこと等 備忘録も兼ねて気ままに書いています。

2017/10/16

SB2 クランクケース内塗装剥がれ対策

event_note10月 16, 2017 editBy Noriyuki Tomimatsu forumNo comments
すべての部品を再取り付けしたエンジン、すぐにでもオイルを入れてテストをしたかったんですが孫の1歳のお祝いで家を空けていました。
この間に「ま、いいか」と思ってあまり対策をしなかったクランクケース内の塗装の剥がれが気になってきてもう一度後蓋を開けて何とか対策を取ってみることにしました。
ちょっと先を急いだおかげで二度手間になってしまい、反省。

オイルが入っていたのに塗装が剥げかかっているのは一番底の部分、しかも側面ははく離した部分とはく離していない部分は水平に一直線。何らかの液体の関与がありそうです。
思うに5年間放置されていた間にクランクケース内で結露した水分がオイルの下に沈んで溜まり錆を生じさせて塗装を浮かせてしまったのではないでしょうか。

はく離した塗装がオイルに混じるのを防ぐ対策として最初に思いつくのはワイヤーブラシでこすって浮いている塗装をはがしてしまうこと。
次はラッカーシンナーなどの溶剤でふき取ってしまうこと。
この二つの対策でも落ちない塗装はしばらくの間ははく離せずに頑張ってくれるんじゃないかとの神頼みです。
本当は塗装の上から何かはく離を抑えるコーティングが出来ればいいんでしょうがクランクシャフトなどを取り外してやらないと2次災害を引き起こしそうなので諦めます。

ということで、せっかく組み付けたセルモーター、燃料フィルター、後蓋を取り外し、手を突っ込んでワイヤーブラシでごしごし。 こすっている部分は見えないので文字通り手探りです。
ここで邪魔なのが真ん中に出てきているオイルの吸い上げ口、この下は狭いのでワイヤーブラシは入りません、スクレイパーを使ってみましたがこれもうまくいかず結局ここは諦め。
剥がれた塗膜はペーパータオルでふき取り、最後はシンナーを含ませたペーパータオルで何度もこすって仕上げました。

苦労した割にはあまり変化がないような気もしますが塗装が浮いた感じの部分は少なくなって鉄の地肌も綺麗になりました。

鉄がむき出しになった所に今後錆が出ないか気になりますが基本的にはオイルに浸かっているし結露があったとしてもエンジンを掛けた時に温度が上がれば水分が飛んで錆の進行はそれほどではないかもしれません。少なくともはく離した塗装被膜がオイルに混じるよりはましでしょう。

クランクケースの中に何も異物がないことを確認して後蓋、燃料フィルタ、セルモーターを取り付けます。
最初の組付けの時に使ったパッキンはすべてお釈迦になってしまったので新しく購入したものを使いました。

すぐに新しいオイルを入れようかとも思いましたが内部に残った細かいゴミを取る目的で古いオイル(と言っても数時間しか使っていません)を入れてエンジンを起動、アイドリングでしばらく運転してオイルが温まったころ合いを見計らってエンジンを止め、オイルチェンジャーで吸い上げました。

ここで今日も時間切れ、明日はオイルフィルターを掃除して新しいオイルを入れることにします。

(今日はカメラもスマホも家に忘れて行ったので何の写真もありません。)

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