船、車、家、たまには旅行のこと等 備忘録も兼ねて気ままに書いています。

2018/06/27

ハワイ島 3日目(歴史探訪とカメハメハ大王銅像)

event_note6月 27, 2018 editBy Noriyuki Tomimatsu forumNo comments
今日は嫁さんがハワイの史跡を見たいというので北の方にあるプウコハラ・ヘイアウ国立歴史公園、ラパカヒ州立歴史公園、カメハメハ大王銅像、を見に行くことにしました。

さて出発、北へ向かってHighway 19を走りますが この道路、溶岩台地を突っ切って作られていて道路の両脇は黒い流れた状態で固まった溶岩が見渡す限り続いています。
こんな光景は日本では見ることは出来ませんからこれを見るだけでも価値が有ります。

北へ走ること1時間強でラパカヒ州立歴史公園に到着、実は最初はプウコハラ・ヘイアウ国立歴史公園に最初に寄る予定にしてたのですが見落として2番目の目的地に先についてしまいました。
ま、順番なんてどうでもいいことですけどね。

此処は約600年前の漁村を再現したものとのことですが作られて時間が経つのか再現された住居はかなり傷んでいました。
この村は結構岩場ごつごつの海辺にあって今まで抱いていたカヌーを砂浜から出してといった南太平洋のイメージとはかなり異なりました。
おまけに後背地はやせた溶岩台地で穀物が出来るような土地では無いし、魚ばっかり食べてたんだろうなと思った次第。

此処の見学を終わって次のカメハメハ大王銅像へ、向かう途中で道路わきにたくさんの車が駐車主いている小さな町に差し掛かって「ここは何かあるぞ!」と我々も駐車スペースを見つけて停車。
車を降りて歩いてみるとレストラン、土産物屋が数軒並んでいました。
ちょうど昼飯時なんで混んでたんですね。
歩いてるときに強い雨が来たので一番大きなレストラン”Bamboo”に走りこんでOno(カマスサワラ)のサンドイッチを注文、美味しくいただきました。
この時にToday’s Special(今日のお勧め)のボードに目が行きましたが、うん?
Naked Chefs & Wild Women なんて書かれています。
これ頼んでみたらどうなるかなとも思いましたがジョークには間違いなさそうです。
ま、頼むまでもなく 我々のテーブルを担当してくれたウェイトレスはかなりのWild Womanぽかったです。
後で分かりましたがこの町はHawiという町でこのレストランから車で数分走ったところにカメハメハ大王の銅像は有りました。
説明書きによるとデザインはイタリアで行われて製造はパリ、輸送途中フォークランド近くで船の火災で海に沈み、ロイドの保険を使って急遽再制作されたのが今ホノルルにある銅像で、誰かが引き上げてフォークランドの商店(インド人経営のたばこ店らしい)前に飾っていたものをポルトガル人の船長が見つけて買い取ってホノルルに送ったとのこと。
ただホノルルには2作目がすでに届いていたので海没で傷んだ1作目を手直ししてカメハメハ大王生誕の地のこの町に飾ったとのこと。
(説明が長ったらしくてすみません、ご勘弁を)
ふ~ん、ここに落ち着くまではいろんなことがあったのねー、と思いながら次の場所「プウコハラ・ヘイアウ国立歴史公園」へ向かいます。
 
此処はカメハメハ大王時代の寺院として建造されたものの遺跡で石を積み上げた構造物が残っていますが日本の城の石垣のようなものでその上の部分はありません、
資料館には18世紀と言いながら石器時代のような武器しかなかったハワイでイギリスの近代兵器を取り入れて全ハワイ島を統一した状況が展示されていました。

この小さな島では鉄の製造が出来なかったんでしょうね。
このカメハメハ大王が住んだと思われる場所でも溶岩の荒れ地で穀物栽培が出来そうな場所ではありません、そのことを資料館の係の方に尋ねてみたら「交易でタロイモなどを入手していたんではないか」とのこと。カヌーとか徒歩で移動してたんでしょうね。
18世紀にイギリス人が持ち込むまでは馬も牛もいなかったそうですから。
ハワイ統一と近代化にイギリスの関与が大きかったこともあってハワイ州も旗にはユニオンジャックがアレンジされていることに納得しながら此処を後にしました。

帰り道に牛肉を調達して今日の夜はステーキとワイン、ホテルの自炊コーナーで焼きましたがちょっと火加減を間違えて少し焼きすぎになりました。
 
ま、それでも美味しくいただいて1日が終わりました。(ちょっと負け惜しみっぽいですけどね。)


0 comments:

コメントを投稿