さて、家庭用ミシンでうまく縫えますでしょうか? とにかく広くて大きいですからね。
前回のブルーシート(白を使いましたが)の時も苦労しましたが今度は布がパリパリと固いのでもっと苦労しそうです。
先ずは試し縫い、このパリパリのセイルクロスに家庭用ミシンで歯が立つのかどうか判りませんからね。
試し縫いにはジーンズスッテッチと呼ばれる#20の太い糸とシャッペスパンの#30を使ってみました。
ミシンにはいろいろな縫製パターンが準備されているので使えそうなパターンを試してカタカタ、思ったよりすんなりと縫ってくれます。 これで一安心。
最初に縫わなきゃいけないのはセイルクロスのつなぎ目、ここは直線縫いとジグザグ縫いで仕上げることに、また糸は強い方がいいでしょうということで#20を使うことにしました。(ベージュ色のやつです)
さてこの大きな帆をどうやって縫えばいいかしらということでで、こんなふうにミシンをセットしてみました。(まだ縫う前ですが)
床にミシンを置く手も有りますが操作がやり辛そうなのでこちらを選びました。
さて縫製開始、やはり大きいので布送りをうまくやらないと立ち止まったりします。
おまけに横から見ながらの作業になるので真っ直ぐ進めるのがなかなか難しいです。
何度も引っ掛かりながら一応中央の直線縫いと両側のジグザグ縫いが終わりました。
やれやれ。
ホッとしたところで裏側をみて唖然。
表側はそれなりに綺麗に見えるんですが引っかかった所はこんな風に糸玉が出来てるしジグザグ縫いの所は変な形になっていました。ガックリ、😞
使った糸が太すぎて下糸の出が渋いのが原因のような気がしますがミシン素人の私にははっきりしたことは判りません。
仕方がないので全部の糸をほどいてしまいました。 (結構時間かかりますよ。)
今度は少し細いシャッペスパンの#30で再トライ。
今度は1度だけ引っかかってしまいましたが何とか仕上げが出来ました。
(やはり糸が我が家のミシンには太すぎたんですかね?)
この引っ掛かった所はそこで一旦糸を切り、ほつれ止めに接着剤を塗っておいて、その後続きを縫いました。
一応縫えましたが真っ直ぐに縫うのと布送りをうまく調整することが難しくこんな風に大きくずれたところもあちこち。
ジグザグ縫いのピッチが変わっているところは布を少し押しすぎたところです。
ジグザグ縫いはほつれ止めが目的なので直線縫いがちゃんと効いてればいいやということで「ま、いいか」となりました。
糸の通っていない沢山の穴は失敗した糸を抜いた針孔跡です。
これでやっとつなぎ目のミシン掛けが終わりました。
接着を先にやってたから出来たものの接着無しで行き成り縫製に入ったら絶対にうまく行って無いこと請け合いです。
それにしてもミシン掛けより糸解きが一番疲れました、肩は凝るし、部屋の床はコマ切れになった糸だらけです。
ま、凝った肩でもグラス程度は持ち上げれるので今日も1杯。
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