船、車、家、たまには旅行のこと等 備忘録も兼ねて気ままに書いています。

2020/06/12

プリメインアンプ DIATONE DA-U400P修理

event_note6月 12, 2020 editBy Noriyuki Tomimatsu forum2 comments
嫁さんの実家に入ったり、嫁さんが行きたいと言うのでハウステンボスに行ったりしてる間に梅雨入りとなってしまいました。 今日は朝から雨、こうなると港木工所は操業停止に追い込まれてしまいます。

他にやることも無いのでハウステンボスからの帰り道ボートステーションに立ち寄った時に松尾さんから預かってきた古いアンプの修理をすることにしました。

松尾さん、古い大型のキャンピングカー(不動です)の中にカラオルームを作っていましたが中心になっていたDIATONE DA-U400Pなるプリメインアンプが壊れて困っているとのこと、修理できるかどうか判りませんがダメもとで預かってきたやつです。
何と言っても30年ほど前の製品で回路図なんて多分入手不可能でしょうからね。

症状はスイッチを入れても全く何の反応も無くランプ一つ点灯しません。
ヒューズでも断線してるんだろうと思って蓋を開けてみました。
で、最初にヒューズのチェック、予想に反して正常です?
そうは言うもののスイッチを入り切りしても電源プラグ間の抵抗値は無限大のまま、どこかで断線しているのは間違いありません。 怪しいのは電源トランス一次側の断線 もし電源トランスの一次側巻き線が断線していたら修理は諦めてリサイクルに回すしかありません。DIATONEブランドはとっくに無くなっているしもし継続してたとしてもこんな古いパーツのストックは無いでしょうからね。
コイル断線のチェックをしたいんですが 困ったことにこのトランスは専用設計で端子台は無く全てリード線が直接出ているので一次側の巻き線にテスターを当てることが出来ません。 う、困った!
眺めていても修理出来ないのでダメもとで無理やりラジオペンチを使って一次側のエナメル線を引っ張ってみます。
この荒療治がうまく行って何処に繋がっているのかは定かではありませんが一次側巻き線の端っこが出てきてくれました。。
巻き線の両端の抵抗を測ってみると嬉しいことに導通が有ります、これでトランスは生きていることが判りました。

ヒューズから出た電線がどんな形でトランスに巻き込まれているかは不明ですがダメもとその2でこの引っ張り出した部分にヒューズからワニ口クリップの付いたジャンパー線を飛ばしてみました。(写真無し)
この状態でスイッチを入れてみたら表示ランプと蛍光表示管が点灯、ちゃんと動き出したようです。
動作が確認できたので本格的に電線を両側にはんだ付け。

出来上がりの全体写真を撮ってませんがこれで修理完了となりました。

メーカーにしても町の電気屋さんにしてもこんな荒っぽい修理はしないでしょうね。
松尾さんきっと喜んでくれるよねと思いながら1杯。







2 comments:

  1. 私も30年前のサンスイのプリメインアンプがSOURCEの切替が出来ず修理をトライしましたが機械的な問題であきらめました。代わりに3500円の中華製のデジタルアンプで50Wでスピーカー鳴らしてますが価格を考えると納得してます。JT

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  2. 我が家は今年になってマランツのネットワークにつながるアンプを購入,スマホからBluetoothで音声を飛ばしたり、ネットワークサーバーの曲を再生したりと重宝しています。
    ただ壊れたら手が出せないでしょうね。

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