プロペラは古いペラクリンをサンドペーパーで落としピカピカに
ダガーボードの擦り傷には軽くパテを当ててゲルコートを塗ってもらいました。
今回のゲルコートは船底塗料が剥がれないようにワックスを入れないものです。ここまでの準備の後に船底塗装を済ませ新しいペラクリンを塗って船底整備完了、海に下ろす前に写真を撮ろうと思っていたら撮るのを忘れて海に下りてしまいました。
そんな訳で出来上がりの写真は有りません。
今日の天気予報は風速4m、着岸時に何かあった時に助けてもらうために嫁さんに同乗をお願いしました。なにせ着岸に対しては全く自信が無いんです。
ボートステーションを後にして機走で帰りますが船底もペラも綺麗になったので同じスロットルでも来た時よりも若干早く6.5ノット近辺、来た時には6.2ノット前後だったと思います。
帰り道は結構波が高くおまけに横からなのでローリングが大きく船も真っ直ぐ走ってくれません、ひろちゃん(末弟です)この揺れに耐えれるかしら?なんて思いながら走ってました。
ま、ヤバそうなときにはステアリングを持ってもらうと大丈夫なんでしょうね。
港に近づいたところで一旦エンジンをアイドリングに戻してエンストしないことの確認。
後で回転数を算出するためにエンジン音を録音しておきました。
エンストしないことを確認して入港、天気予報どおりなら4mの横風の中での着岸です。
練習の意味で嫁さんには何かあった時だけ手助けを頼むことにして一人でチャレンジ、「風で横に流れるからこの辺から」何て考えながらお尻から入れますがやはり1発では無理で3,4回繰り返して無事着岸しました。 やった~。
今回心がけたのは、
エンジンは回転を上げずアイドリングをキープ、後進時は全く舵が効かないので向きを変えるときには前進に入れなおして向きを変えてすぐに後進に戻す、ダメそうなときには早めに諦めてやり直す。
少しづつ要領が分かってきましたがトレーラのバックと同じで体が自然と反応するようになるにはまだまだ時間が掛かりそうです。
家に帰ってホッとしたところで「やったね!」の1杯となりました。
<追記>
酒飲みながら録音した音で回転数を計算しました。
エンジンが熱い状態でのアイドリング回転数は
クラッチをつないでペラが前進に入ってる状態で610RPM
ニュートラルの状態で730RPM
本当はガバナーがクラッチON/OFFどちらの状態でも同じ回転数にしてくれなきゃいけないんですけどね。
この数値を見るとエンストの危険を回避するにはもう少しアイドリング回転数を上げておかなきゃいけないようです。
整備に、操船にいよいよ腕を上げていらっしゃいますね。以前あるヨットマンの記事で、「200回の出入りでようやく自分のフネを知る」を読みました。私もあと40回ほどで達します。頑張りましょう!
返信削除う~ん、200回ですか、年に20回だと10年かかりますね。
削除出入りだけ繰り返して練習するしかないですね。
ピカピカのペラですね。ペラチューンして速度アップなどありませんか。JT
返信削除プロペラが綺麗になると効率が良くなるので汚れているときに比べて速度が上がります。
削除逆にフジツボがくっ付くと効率がた落ちで水をかき混ぜるだけで前に走ってくれなくなります。
チューニングという意味ではプロペラのピッチを変えると加速が変わったり燃費が変わったりするようですがモーターボートと違ってヨットの場合はあまり意味が無いかもしれません。
水面を滑走しないヨットの最高速度は船の長さと形で決まりそれ以上はいくら馬力アップしても波に食われるだけで出ないそうです。