これだけではつまらないので途中経過もご紹介。
パーツ製作に書いていなかったベース。
使った材料は20mm厚の集成材、ごみとして出されていたものを何かに使えるかもと持ち帰っていたものです。
すこし反りが出ていたので所望のサイズに切った後クランプで真っ直ぐにして両端の木口に反り防止兼飾りの板をねじと接着剤で取り付け。
この木口に取り付けた板は古いギャレーの縁板として使われていたものを再利用しました。
角を丸めて整形してベース完成。
位置決めピンは丸棒タイプだけではなくお遊びでこんなものも作ってみました。
棒の直径が2cmですから穴に差し込んで上下反転させれば1cm単位で高さ調整が出来るようになります。
ただ強度は半分になりますので1cm単位の調整が必要なければ丸棒のままがいいでしょうね。
塗装はいつものようにオイルステインとニスで仕上げましたが脚本体下側(差し込み側)、高さ調整用のピン、それと天板を広げた時に支えが当たる板(ストッパーの仕掛けを付けたやつです)はジェルニスを使って仕上げました。
このニスは布で木材の表面に塗り込むタイプなので厚ぼったくなったり垂れたりせず塗装での寸法変化を避けるには都合がいいです。
その代わり艶は渋めですけどね。
全ての塗装が乾燥したので組立て
先ずは天板支えをヒンジで取り付けます。
この支えをいい加減に取り付けると天板を開いた時に平らになってくれないので養生用テープ(緑とか青色のやつ)で正確な位置に固定しながら取り付けました。
テープで固定しているところを撮っておけば分かりやすかったんですけどね。
支えが付いたところで天板と組みあわせ、
天板にねじで固定してささえの受け板も位置を合わせてねじ止めしました。
(支えの受け板はこんなに長くなくっていいんですがベニヤの表面の層が剥がれた部分が有ったので目隠しとして長くしています。)
組みあがった上側部分を先にベースを取り付けていた下側脚部分と組みあわせてテーブル完成です。
ベースはテーブルのサイズに対して少し小さめですが船では床にねじ止めする予定なのでこれでも十分です。
裏側から5本の4.2x65mmのねじて脚にしっかり取り付けていますのテーブルの端っこにかなりの力を掛けたとしてもまず動くことは無いでしょう。
先に紹介した位置決めピン、上下反転させて同じピン穴で1cmの調整が出来ます。
ま、こんなに細かい調整は必要ないかもしれませんがお遊びですから。
一応最初にスケッチした形に完成しましたが残念ながら天板中央にサンドペーパーを掛け過ぎて突板が無くなって下地が出た部分が出来てしまいました。
穴埋め部分を平らにしようと削りすぎたのが原因で「過ぎたるは猶及ばざるが如し」の見本になってしまいました。
諦めて目の方を慣らすしかないですね。
テーブルはこれで完成ですが船の方の受け入れ準備がまだ出来ていないので自宅待機です、床を張り終わるまで持ち込めませんからね。
もう少しスピードアップしなきゃと自分に活を入れるために今日も1杯。
テーブル復活おめでとうございます。位置決めピンのアイディアさすがですね。船内の設置を楽しみにしてます。JT
返信削除テーブルを船に持ち込む前に周辺の整備をしなきゃいけないんですが順番が前後してしまいました。
削除ついつい走る準備より船内での宴会準備の方に目が行っちゃうんですよね。
先ずは部屋の中に転がっている2個のバッテリーをちゃんと収めるところからやることにします。
完成、おめでとうございます。ただ、あえて言わせていただきますが、スライド式はやがて強度が心配になると思います。お喜びに冷水かけるようで申し訳ありませんが・・激しいヒールのときや、ごちそうが多いときなど・・後年の楽しみです(笑)
返信削除かなり丈夫には作ったつもりですが確かにそうかもしれませんね。
削除その時にはねじ止めしてしまいましょう。