「少しサイズ調整が必要です」で終わっていたバッテリースペースの天板、結局座面部分の幅と奥行きを小さくしました。
幅の方は階段との干渉を避けるため、奥行きはどのみちゆったりと腰かけてとゆうスタイルにはならないのでお尻が乗っかればいいだろうというサイズに縮小。
奥の方に行くにもこの方が邪魔にならないでしょうね。
テーブルを置いてみて「あら、小さ過ぎ」ということになったらまた作り直します。
奥の方に行くにもこの方が邪魔にならないでしょうね。
テーブルを置いてみて「あら、小さ過ぎ」ということになったらまた作り直します。
ここで床板も置いて具合を見てみました。床板は隔壁の厚さ分短く切ってあります。
写真でもはっきりわかりますが一番下の補強板の高さが左右で違って見えます。その差は1.5cm。 これは私の作り方が悪いんではなくオリジナルの床面が傾いているためです。
稲毛造船さん結構いい加減な作り方してたんですね。
取り敢えずこれで取り付けの確認は出来たので家に持ち帰って最後の仕上げです。
先ずは木口の処理、隔壁の嵌め合わせに使った板と同じ11mmの桧材を接着剤で貼り付けました。 これでデザイン的にも一体感が出るはずです。
写真を撮っていないので下の方の目止めの写真を参照ください。
写真を撮っていないので下の方の目止めの写真を参照ください。
木口の処理も終わったので次は塗装ですが今回天板にはコンパネを使いましたが表面に張られている突き板は導管(木が植物として生きていた頃、水や養分を吸い上げていた管状. の器官)が現れています。 多分南洋材と思いますが木の種類は?です。
おかげで表面に小さな窪みが多いので今回は砥の粉を使って目止めをしてみることにしました。
ここで気になるのが目止めがオイルステインでの着色に与える影響、目止めした後に着色した経験が無いのでどうなるのか知識が有りません。
じゃ実験して確かめてみようということになりました。
下の写真で大きい方の材料がコンパネ、下の小さい方は桧材です。これに黄色の砥の粉を使って目止めをしてみました。
両方とも右側の少し黄色っぽく見えるほうが目止めをした後、この時点ではその差が見られます。
これにチーク色のオイルステインを塗ってみると色の差は全くなくなってしまいました。
チーク色で濃い色なので差が目立たないのかもしれませんが目止めは着色にはあまり影響はしないようです。
ということで安心したところで天板にしっかり目止め、なんだか女性の泥パックみたいですね。
車庫の中に持ち込んで照明の具合が変わったので分かり辛いかもしれませんがこれが拭きあげて乾燥した後です。
乾燥した砥の粉の粉が残っているのでかなり白っぽく見えます。最後はお待ちかねの塗装、いつもここで失敗するんですよね。
いつもと同じようにチーク色オイルステインで着色して乾いたところでクリアーのウレタンニスを塗りました。
いつもと同じようにチーク色オイルステインで着色して乾いたところでクリアーのウレタンニスを塗りました。
オイルステインで着色すると木材の吸い込みの差で色が濃くなったり薄くなったりします。
着色ニスを使えばこういったことは無いのでしょうが今度は塗り斑が有ると色の濃さが変わってきますので良し悪しですね。
私は素材で色が変わっても塗り斑で色が変わらないオイルステインとクリアーで仕上げるほうが好きです。こちらのほうが艶が足りないときなどは3度塗り4度塗りしても色の濃さも変わりませんので安心ですし。
こうやって見ると一番柔らかい杉材は良く吸い込むので濃く、ヒノキ材は年輪の硬い部分と柔らかい部分の吸い込みの差で木目がはっきり出ています。
南洋材の方はあまり吸い込まないので元々の素材の色の影響が大きいです。
こんな感じで素材により色の違いが出ますが変化が付いて結構面白いですよ。
まだ目止めの効果のほどは塗膜が完全に乾いていないので確認できていませんが一応塗装も終わって船に持って行けるようになりました。
いつもならこのブログを書きながらちびちびやってる所ですが明日は健康診断でそれが出来ず炭酸水で我慢です。
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