船、車、家、たまには旅行のこと等 備忘録も兼ねて気ままに書いています。

2021/06/21

SB2 ドジャー製作 外板のステッチまでは終わりました

event_note6月 21, 2021 editBy Noriyuki Tomimatsu forumNo comments
ちょっとなめてかかって失敗した船での組み立て。
今度は方針変更して出来るだけ家で準備しておくことにしてぶら下げた屋根からのあちこちの寸法を測り、屋根材も持ち帰りました。
それと同時に4mmのベニヤは薄すぎるということでもっと厚い合板を使うことに方針変更。

甲板の3次元の寸法は測れないので逆の発想で屋根を基準にして全体を組み立てることにして まずは屋根をしっかり作ることから始めます。
やねも強度を増すために4mmの合板を2枚重ねにすることにしました。
で、ここでちょっとしたアイディアがーー, R(曲げ)を付けた状態で重ねてしまえばリブを外してもRが付いたまま固まってくれるんじゃないかとのこと。
2枚の合板の間に接着剤を塗り仮組用のリブを使って重ね合わせた状態で整形しました。
写真を撮っていませんがコーナーなど要所はバケツの中に入っているクランプで締めて接着を確実にしています。
この作戦、思ったより上手くいって仮のリブを外しても御覧のように曲がったまま固まってくれました。

そうはいってもリブ無では力を加えると伸び縮みするので仮のリブを本番のリブに取り替え、前端も整形して屋根の完成、

結局屋根は4mmの合板を2枚重ねにしたので8mmの厚みとなりしっかりしたものになりました。 側板が強くできれば上に乗っても大丈夫かもしれませんね。

前回へなへなでまったく立ってくれなかった4mmの側板、こちらは手持ちがあった6.5mmのバーチ合板で作り直すことにします。
4mmと6.5mmというとそれほど違わないような感じですが強度は全く違います。

写真を撮っていませんがーー
・側板を切り出してーー、これは問題なくOK。
・次に前面中央の部分の板を切ったら「あらら、寸法間違えた、作り直し」なんてこともあっててこずりました。
手間は掛かりましたがが主だった部材は準備完了。
前面コーナー部分は船で他の部分を組み立てないと寸法が判りません。

ということで再び船に持って行って組み立ということでこんな風に屋根、側板、前窓をまとめて積み込み準備完了。 言い忘れていましたが屋根と側板の間は銅線を通して軽く縛っています。

これだったら船に着いたら広げるだけで済みますからね。
軽トラに積み込んで出発ですが 前回2本の手だけでは組み立てが難しいということが分かっていたので嫁さんに助っ人要請しました。

前回の記事で紹介を忘れていましたが事前にスライドハッチが入るケースを作っています。
スライドハッチは裸のままでもドジャーにはあまり影響は無いのですがケースを作っておけばこの上に小さなソーラーパネルくらい置けるだろうとの魂胆です。
上に乗ってもいいように桧を使った構造用合板で作っています。



船に付いたら最初にやることはドジャー足元の滑り止めをセットすることから。
これが無いと側板が外側に滑って逃げるので仮組がままなりません。
両サイドに角材を置いて間をベニヤ板でつないでいます。


これも前回からの教訓、失敗はしましたがそれなりに知恵が付きました。

足元は位置決めが出来ても最初のうちは頭(屋根)は左右にグラグラ、あらかじめ通していた銅線を締め上げるにつれてだんだんと動かなくなってきました。

全面中央の板も取り付けが終わった後、採寸をしてコーナー部分の板を切り出しました。
この部分形状が複雑なので合わせるのに苦労しました。
最初は一体でと思って頑張ったんですがうまくいかず上下二つに分けて作っています。

これで外側のパーツのステッチが終わりましたがコーナー部分の切り出しに手間取ってここまで3日もかかってしまいました。

この時点で内側はこんな状態。

一応外側の部材をステッチしたらかなりしっかりしてきましたが力を加えると結構変形します。 エポキシで固めてしまえば強度は増しますが側板が単板なので強度的な不安もあるし船体への固定方法もまだ固まっていないので補強と取付方法をもう少し考えることにします。

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