エポキシのパテを盛って各部材を固定する作業になりますが まずやっておかなきゃいけないのがエポキシのパテをあちこちにくっ付けてしまわないように養生から。 ドジャー下の養生には嫁さんが捨てるといっていた古いシーツ、コクピットとの間は塗装の時によく使っているビニールシートを使いました。
ドジャー前端取付板の下にはサランラップを敷いておきます。
隙間から下に流れたエポキシで船体と勝手にくっついてしまうと後が大変ですからね。
ここまで準備したらエポキシの混合作業開始作業開始。 気温が高いのでボンドE206Sの夏用を使いました。
エポキシを混合したらパテを作る前にこのまま接合部に刷毛塗りして合板になじませておきます。
この後ウッドフラワー(木粉)とシリカ粉末を混ぜ合わせて塗っても流れない程度の硬さに調整してパテを作ります。
パテが出来たらへらでペタペタと接着する部分に塗っていきます。
(写真は手が汚れてベタベタしているので撮っていません、悪しからず。)
最初に作ったパテは少なかったので2度目は少し多めに作りましたがこれは失敗、塗っているうちに容器の温度がどんどん上がり固まり始めて使えなくなってしまいました。熱暴走ですね。
混合容器の数が沢山必要になりますが小分けにしてパテを作るのがいいみたいです。
パテは一度に厚くつけるのではなくタップ溶接(とび溶接)と同じようにとびとびに銅線部分を外して少なめに塗っています。 ま、仮付けですね。
一手間増える感じですがこうすることで銅線を取り外す作業が楽になりますし、追加でパテを当ててキレイに整形したりガラスクロステープを張り付ける作業もうんと楽になります。
前の方の取付板は銅線でのステッチが出来なかったのでたっぷりパテを盛っています。
このパテが固まってしまえば船から外しても部材間の位置関係は動かなくなるでしょうから後の工程は家に持ち帰ってでも出来るはず。
上を向いてのパテ当てはとってもやり辛いし、パテを当てたくても手が入らない部分もありますから家に持ち帰ることが出来れば随分作業が楽になります。
雨の心配もしなくて済みますしね。
後は船から降ろしてる最中にパキパキと外れてしまわないことを祈りながらこのエポキシパテが固まってくれるのを待つだけ。 1杯やることにしましょう。
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