ソーラーパネル3枚(100+50+50W)取り付けました。
前から順番にハッチの上に50Wパネル、スライドハッチカバーの上に異なる仕様の50Wパネル、ドジャーの屋根に100Wパネル。船体への取り付け方法は少し悩んだんですが3Mの「超強力なのに剥がせる」との謳い文句が書かれた両面テープを使って張り付けてしまいました。
剥がせたほうが何かと都合が良さそうですからちょいとお値段高めですが採用。
パネルに取付用のハトメ穴は開いてるんですが穴径が大きすぎて逆に使いづらいです。
配線は何とか目立たないようにしたかったんですが良い案が浮かばず「ま、仕方ないか」ということでソーラーパネル標準のMC4コネクターで接続。
MC4コネクターを切り取って電線同士を直接つないでしまう手も考えましたが接続部には防水処置のためテープ巻かなきゃいけないので見栄えを考えるとどちらがいいのか悩むところ、コネクターにしておけばソーラーパネルが壊れた時にも交換しやすいだろうということで妥協しました。
配線の状況はこんな感じでお世辞にも綺麗にまとまっているとは言い難い仕上がりです。
目が慣れればこのぐちゃぐちゃも気にならなくなってくれるかもしれません。フレキシブルタイプのソーラーパネルの最大の弱点は表面に電線が出てきてしまうので綺麗な配線をすることが難しいこと。
アルミフレーム付きの一般的なソーラーパネルはパネル裏に電線引き出しがあるので大きなMC4コネクターも目立たないように配線出来るんですけどね。
アルミフレーム付きの一般的なソーラーパネルはパネル裏に電線引き出しがあるので大きなMC4コネクターも目立たないように配線出来るんですけどね。
3枚のパネルは接続箱の中でこんな風にエイヤーと束ねて並列接続にしています。
(この後ちゃんと絶縁テープ巻いていますので念のため)
これらの3枚はVI特性はすべて違うんですが特性の違いはあまり気にする必要は無く単純に並列に接続してしまっても大丈夫です。
ちなみにこれが今回使った3枚のパネルの電気特性
現在の接続状態を回路図に書くとこうなっていて3枚のパネルのい出力はバッテリー端子電12Vに固定されてしまいますからVI特性でこの電圧に対応した電流がバッテリーに流れることとなります。
パネルとバッテリーの間には充電コントローラーが入っていますがONして通電状態にあるときにはバッテリー端子電圧と同じになっています。
バッテリーが満充電になって充電コントローラーが過充電を防ぐためにOFF状態になった時にはバッテリーへの電流は流れず出力電圧の高い方のパネルから低い方のパネルに電圧がかかることになりますがこれ位の電圧差ではパネルを壊すなどのトラブルになることはまずありません。
ま、ややっこしい話はこれくらいにして3枚のパネル合計の充電能力を考えるとImpを合計して理想状態では11.6Aが流せることになりますが影になる部分とか太陽光との角度とかの関係でこれだけ流れてくれることはまずなくってこの1/3の4A近辺と考えておくのが良いような気がします。
エンジンを回さない(=発電機が動かない)帆走時に冷蔵庫とオートパイロットで消費する電流を賄ってくれればありがたいんですけどね。
そのうちにソーラーパネルからバッテリーに流れる電流を表示する電流計を取り付けてみることにしましょう。
ソーラーパネルを目いっぱい取り付けたら格好の良し悪しは別にして40年前の船とは思えない風情になりました。
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