船、車、家、たまには旅行のこと等 備忘録も兼ねて気ままに書いています。

2022/01/22

SB2 ゴムボート空気漏れ箇所調査、なんと13か所も穴が開いていました

event_note1月 22, 2022 editBy Noriyuki Tomimatsu forum2 comments
のんびりやりますとは言ったものの膨らませたままでは大きくて邪魔になるので早めに修理して仕舞うことにしました。

で、空気が漏れる場所の特定開始。
先ず疑ったのが空気注入口のシール、本体は見た目綺麗で目立った傷も無いので一番怪しいと思い前後2気室のバルブを入れ替え。これで空気が抜ける場所が変わればバルブが悪いことになります。
結果はやはり後ろ側がしぼんでしまい同じ症状、バルブは白でした。
ここが原因だったら対策が簡単だったんですけどね。 ちょっと残念。

こうなったら本格的に調査するしかありません。
取扱説明書には空気漏れを調べるには石鹸水を塗ると簡単だと書いてありましたが内側の底に近い部分は見づらいのでボート内部に水を満たしてみました。

気泡が上がってきたらその近くに石鹸水を塗って再確認する作戦です。
ホースを使って水を張り気泡が出てこないか様子を見てみると、とっても小さい泡ですが連続して出てくる箇所が見つかりました。 泡見えますかね。

よしよし見つけたぞと思っていたらすぐに泡が止まってしまいました。
あれ何で?と言うことでちょっと考えましたが水圧に負けて出てこないのかもと思いポンプでもっと思い切っり空気を入れてみると今度は3か所から泡が出てきました。
傷らしい跡も見当たらないところからの漏れなのでちょっと意外でしたね。
漏れている場所にマークを入れたいのでクレヨンを使いました。 これだったら水の中でも書けます。
バルブも水に浸かりましたがやはり漏れは在りません。

水に浸かっているところで他には漏れているところは見当たらないので水を抜いてひっくり返して石鹸水(100均で買ってきたシャボン玉液)を塗ってみます。

ただ刷毛塗りは失敗だったようで塗る際に泡が沢山出てしまい漏れてる箇所の特定が難しくなってしまいました。

それでもしばらく待っているとあわの立ち方が違う場所が何か所か見受けられるようになってきました。
予想に反して一見なにも無さそうなところから漏れています。

引きずったり岩や蠣に当たる下側ではなくほとんどが上側、しかも目視では穴も見えません。 結局後ろ半分だけで13か所もの空気漏れ箇所が見つかりました。

こんなに有るんだったら前半分も調べておいたほうが良いねと思ったところでシャボン玉液をひっくり返してしまいおまけに雨が落ちてきたので今日は諦めて後日ということにしました。

目に見える穴も無いのにこんなに沢山の空気漏れがあるのは素材の問題なのかもと考えてみましたが長年ゴムボートを作っているアキレスさん、そんな馬鹿なことはしないよねと思い改めて穴の開いた部分を観察してみると13個の内10個は上面、2個は上下のシール部分、底面は1個 上面10個の内7個は左側のオール取り付け部分周辺に固まっています。

どうやったらこんな風に穴が開くのか推測してみると思いつくのはルアーのフック、これだったら説明が付きます。
ボートの座席は前側についていますから釣りをするときも後ろ向きに座り、ルアーを投げてしゃくるときには釣竿を左手に持ち右手てリールのハンドルを回します。
座ったままなので上下にはしゃくり辛いので水平方向にしゃくると自然にボートの左舷側から右舷側への動きとなります。
これでルアーが海から飛び出した時に左舷オール近くにぶつかり鋭く尖ったフックの先端ががぷすり。
極々小さな穴なので即空気が漏れることもないし「あら引っかかった」くらいの感じで穴が開いたことに気づかず何度も同じことを繰り返したんじゃないでしょうかね。
下面には1個しか穴が開いていないのもこれで説明が付きます。
すみませんつい推理に夢中になって長くなってしまいましたね。

いずれにしても今日は13か所も修理は出来ませんので本日ここまで、ちょっと早めの晩酌タイムとなりました。

2 comments:

  1. ご明察、素晴らしいです。JT

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    1. この話を嫁さんにしたら「ゴムボートって釣りには向いてないんだね」だって。
      確かに釣り針はゴムボートにとっては脅威ですよね。
      釣り針から守ってくれる「釣り針ガード」なんて売ってないんでしょうか?

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