いつもの手順で帆をセットして今日はいつもより沖の崎野の鼻付近で帆走開始、長与沖から堂崎沖を目指しますが何とか2ノット前後での走り、堂崎沖に舳先を向けなおしたところで風が無くなり諦めて機帆走となりました。
空港を望むころは御覧のように鏡状態。
津水湾入口まで行ったところで少し風が出てきたのでエンジンを止めて様子を見ましたが走れるほどの風では無さそうなので機帆走再開、久山港の手前で走りながらジブを仕舞い、メインセイルも下ろしてバンジーコードで纏めました。
こんな時にはいい加減なレイジージャックでも役に立ちます。
結局ほとんど帆走できずに機帆走だったので早めに久山港到着です。
久山港では既に末續さんと山崎さんも来られていて舫を取っていただき末續さんの「はなみずき」に横付けしました。
久山港では既に末續さんと山崎さんも来られていて舫を取っていただき末續さんの「はなみずき」に横付けしました。
これが行きの航跡、C-Mapは保存するとC-Map本部のサーバーに保存されるためと思われますが細かいデーターが消えてしまうようです。
どなたか細かいデーターをローカルに保存する方法をご存じでしたら教えてください。
はなみずきに横抱きして落ち着いたところに口之津から山本さんも到着。
はなみずきのキャビンに入ったら既に宴会の準備が整っていて即乾杯となりました。
お酒が進むにつれ話も盛り上がりますが内容はあの話この話と千鳥足状態、
日付が変わって1時を回った頃に就寝タイムとなり各自の船でお休みです。山本さんはそのままはなみずきに宿泊。
翌日朝は少し重たい頭での目覚め、コーヒーを入れてはなみずきに行きましたが今回はまだ皆さんお休み中でした。 いつもは私が一番遅いんですけどね。
山本さんが持ってきてくれたカレーを温め終わった頃には皆さんも集まりカレーとフランスパンでの朝食となりました。いつもながらこのカレー美味しいです。
朝食の後も話が続きお昼になった頃に解散、末續さん山崎さんに見送ってもらいながら久山港を後にしました。
朝食の後も話が続きお昼になった頃に解散、末續さん山崎さんに見送ってもらいながら久山港を後にしました。
久山港から少し沖に出たところであまり期待は出来ませんが帆を上げました。
風は向かい風、2ノット近辺でそろそろと走ります。
この速度でタックしながらの走りではいつになったら津水湾を出れることやら。
空港に近づいたあたりで真上を着陸態勢の飛行機が通って行きました。
着陸コースの真下を走ってたんですね。
空港近くまで来たときにそよ風も無くなり船足が止まってしまいました。
仕方が無いのでエンジンを掛けて機帆走でしばらく走りましたがジブが邪魔だよねと下ろした矢先に風が出てきてさざ波が立ち始めました。
仕方が無いのでエンジンを掛けて機帆走でしばらく走りましたがジブが邪魔だよねと下ろした矢先に風が出てきてさざ波が立ち始めました。
よしよしとジブを再び上げて帆走モードに戻しましたが風は先ほどとは一転どんどん強くなり速度もアップ、アビームでヒール(傾き)25~30度、5ノット近くで走ります。
このままだったら快適に走れたんでしょうけどこの後も風はますます強くなり白波が立ち始めました。 5.5ノットオーバーで6ノットを窺うこともある反面ヒールは35度近くになるしウェザーヘルム(風上側に切れ上がりたがる性質)も強くなり何とか上りあがりたがる船を当て舵で抑えながら頑張って走っていましたが堂崎あたりで舵を当てても抑えきれない状態になりギブアップ。
ヒーブツーにして(というか船が勝手に切りあがって反転してそうなっちゃったんですけど)一息つきました。 ここで風速を測ってみましたが6m。
このままでは行きたい方向に行けないのでワンポイントリーフすることにしましたが原始的なリグなのでこれが一仕事。
- エンジン起動して船を風に立てたところで大急ぎでジブを2枚とも下ろしてしまいます。(こうやっておかないと頭が風に流されてオートパイロットでは対処できなくなってしまいます。)
- マスト下で ガフ(上側帆桁)を緩めて
- 船尾に戻りメインビーム(下側帆桁)をブームハンガーに固定
- またしてもマスト下でガフを引き上げているロープを緩めてメインセイルを引き下ろしてワンポイント目のハトメをリーフィングホーンに掛けて再度引き上げ
- 船尾に戻って後ろ側のワンポイント目ハトメにロープを通してメインビームに縛り付け
- マスト下に行ってガフを張りリーフ完了。
あ~疲れた。揺れる船の上で前後を行ったり来たりですからね。
ジブを再度上げますが上げるのはインナージブのみ、これでやっと帆走再開です。
それにしてもオートパイロットが有るから一人でもなんとかなりましたがオートパイロットが無かったらどうすりゃいいんでしょうね?
何はともあれリーフしたおかげで行きたい方向に行けるようになりました。
リーフした状態でもアビームで5ノットオーバーで走ります 、崎野の鼻を越えたところからは港方向に舳先を向けてクォーターリー(斜め後ろからの風)で走りそのまま赤灯台の中にゴールイン。
リーフした状態でもアビームで5ノットオーバーで走ります 、崎野の鼻を越えたところからは港方向に舳先を向けてクォーターリー(斜め後ろからの風)で走りそのまま赤灯台の中にゴールイン。
ここで全部の帆を片付けて港に入り無事着岸。
帰り道はちょっぴり怖い思いもしたりして面白かったですが疲れました。
これで今回の久山港での船飲みは終了、次回がいつになるか判りませんが次が楽しみです。
<追記>
帰りの航跡のアップを忘れていました。
堂崎手前でリーフ作業したあたりでの右往左往の航跡はこちら、ここでは大変な思いをしました。
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