先日のクルージング時にアウター(1番)ジブのアウトホール あたりに変な膨らみ発見、何だろうと思って近づいて見ると力布を縫っている糸が綻びて力布が風で浮き上がっていました。 写真撮っておけばよかったんですが思いつきませんでしたね。
これがその綻び部分、
ただセイルを丸めて無理やり通すので綻び部分がずれてしまいそうでということで縫う前に接着しておくことにしました。
使うのはこれ、裾上げなどに使う衣類用の接着テープです。 嫁さんが持っていたものを拝借しました。
このテープを綻びの所に押し込んで
当て布をしてアイロンで加熱、
(写真を撮ってる間に変になると嫌なのでまだ冷たいアイロンです)
熱くなったアイロンで押さえたらしっかりくっついてくれました。
これで縫製がやり易くなります。
ジグザグ縫いを行うんですが縫い目の大きさを合わせてみようということで試し縫い。
使う布は何でもいいんでしょうがディンギーの帆を作った切れ端があったのでそれを使ってみました。
使っている糸はジーンステッチという我が家のミシンで使える一番大きな糸です。
この試し縫いでジブを縫っているのと同じような目の粗さを選んでミシン掛け開始、生地が2枚だけの所はいいですがそれ以上重なっているところは針が引っ掛かってミシンが壊れそうな音を出します。 嫁さん「壊さないでね」と心配そうです。
ちょっぴり苦労しましたが何とかそれらしく縫うことが出来ました。
もう少しアウトホールに近い側にも糸が切れている部分があって補修を試みましたが布の枚数が多いのでミシンが悲鳴を上げて諦めました。
なにせ作られてから45年以上経っているセイルですからかなりくたびれていて縫製も傷んでるし、生地もよれよれになってきていて風が強いときなどはフラッタリングを起こしてバタバタとヘリコプターのような音をたててくれます。
もう寿命に近いんでしょうがセイルの残り寿命と私の残り寿命どちらが長いんでしょうね。
ま、もう少し頑張っても入らうことにしましょう。
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