船、車、家、たまには旅行のこと等 備忘録も兼ねて気ままに書いています。

2022/10/16

SB2 久山港で船飲み(キャビン夜話会)

event_note10月 16, 2022 editBy Noriyuki Tomimatsu forum4 comments
久々にヨット仲間と諫早久山港で船飲み、我々はこの飲み会を「キャビン夜話会」と呼んでいます。
出発数日前から天気予報のチェック、風と雨が酷かったら船で行くことを諦めなきゃいけないかもしれませんからね。
さて当日、晴れ、風速1~2m/sの予報、翌日は曇りのち雨ですが雨は夕方から。
よしよし、これだったら船で行けます。 ただセイリングするにはちょっと風が弱いかもしれません。

昼過ぎに食材とビールなどの飲み物を持って家を出て船へ、風は期待できないようですが一応ジブをセットして出港しました。 赤灯台を過ぎたところでメインセイルもセット、この時点では風が無くこの先に期待です。
暫くメインセイルだけ上げたまま機走で走りましたが堂崎過ぎても風の気配は全くなし、結局そのまま久山港近くまで走ってしまいました。 ここでメインセイルも下して入港です。
明日の帰りに期待してセイルはブームの上に纏めましたがこんな時にはレイジージャックが役に立ちます。

帆走で時間が掛かることを予想して早めに出港したんですが結果的には機走のみになってしまい集合予定時間よりかなり早く着いてしまいました。
多分皆さんまだ来ていないだろうから自力で「はなみづき号」に抱き着くしかないかなと思っていましたがオーナーの末續さんが丁度その時に到着されたようで舫を取ってくれました。
係船ロープをはなみづきに舫っているうちにH3(ひじゅんⅢ)の山崎さんも到着、もう少し遅れて口之津から山本さんも到着し早速飲み会開始となりました。 今日の宴会会場は久しぶりにH3です。

ビールで乾杯から始まり各自持ち寄った食材(私の方は嫁さんが作ってくれたローストビーフ)を突っつきながらの歓談、いろいろな話題をあっちに行ったりこっちに来たりしながらそのうちに11月に開催される小浜ー長崎ヨットレースの話に。
SB2も参加しませんかと誘われて興味はあったものの足が遅いのでとても無理と思ってましたが「こんな船も有るんだとお披露目目的で参加しましょうよ」と背中を押されてH3,SB2の2艇で参加する方向になりました。 2艇だったら何かトラブルが発生した時でも安心ですからね。 特にエンジンに自信がないSB2には有難いことです。
参加するかどうかの最終判断は経験豊富な山崎さんに気象情報を見ながら決定してもらうことになりました。
話も盛り上がりいつものように日付が変わった頃に自艇SB2に戻り寝袋に潜り込んでお休みなさいとなりました。

翌日は寝坊助の私は皆を待たせせて迷惑を掛けないように目覚ましをセットしていましたがしこたま飲んだ焼酎のお湯割りが出口を求めて騒ぐのでアラームが鳴る前に目が覚めてしまいました。
お湯を沸かしてコーヒーを入れて外に出ると末續さんは自艇の船尾灯のメインテナンス中、点いたり切れたりしていた原因が分ったとのこと。 それにしても早起き、私にはまねできません。 いつも同じような写真ですが並んだ3艇、今回は「はなみづき」はデッキが塗り直されて綺麗に、私のSB2はビミニ付きになりました。

それにしてもこの写真からも分かるように波一つ無いべた凪、せっかく準備していたセイルの出番は無さそうです。

朝ご飯の候補は山本さん持参のカレーと私が用意したクラムチャウダーでしたが今回はクラムチャウダーにして物々交換よろしくカレーは頂いて持ち帰りとなりました。
このカレーいつも持ってきてもらうんですが美味しいんですよね。

朝食が済んで暫くしたら山本さんは買い物が有るからとH3を後にされ、残った3人で船の甲板でお昼近くまで談笑。 その途中で遠く空港島付近に数艇のヨットの帆影が見えましたが大村ヨットクラブのレースだとのこと風が無いからセイルの位置があまり動きません。
12時の時報とほぼ同時に舫を解いて久山港を後にしました。
昨日は今日に期待してセイルはいつでも上げれる状態にしていたんですが全くの凪、海面は鏡のようです。

空港までの途中で空港の方に目をやるとレースに参加していたヨットは帆を下してしまっていて空港近くに来たときには帆を下した1艘だけが残っていて他の船は見えなくなっていました。 あまりの凪でレース中止になっちゃったんでしょうかね?

私の方もこの日の帆走は諦めてオートパイロットのお世話になりながらセイルの片付けを済ませてしまいました。
長与での花火大会の帰りに動作がおかしくなって壊れたと思っていたオートパイロット、その後は順調に動いています。 やはり結露で一時的におかしくなったと考えてもいいのかもしれません。
オートパイロットの他にお世話になっているのがC-MAP、出発点と目的地を入力すると最適なコースを表示してくれます。 このコースに沿って操船すれば無駄な走りをしなくっていいことになります。 おまけに現在のスピードでの到着までの必要時間も表示してくれるのでいい目安になります。
ただ機走の時は良いんですが帆走でタッキングを繰り返すときなどは時間は当てになりませんけどね。
機走で走りながら一つ気になるのが今まであまり聞いたことが無いカリカリカリといった感じの音、どうやらプロペラ系からの音のようでクラッチを切ってプロペラを止めると音も止まります。 う~ん何なんでしょうね? 先日のロープ巻き込みが影響しているのかも。
ただ音はしても振動は無いし、速度も6ノットは出ているのでプロペラ自体は正常と考えてよさそう。でもそうなるとどこからの音?
頭の中は???でいっぱいですがお腹の方が空っぽになったのでお湯を沸かしカップ麺をすすりながら時津港に帰着、順調に着岸して久山港で船飲みの旅が終わりました。

後片付けを終わりエンジンルームの点検、水漏れオイル漏れ無し、やり直した排気管の緩み無し、よしよし。
カリカリ音の原因を調べようとプロペラシャフトを手で回してみるとギアボックスの中から音がします。 どうやらここが原因のようですがベアリングが壊れたんでしょうか?
まだ断定はできませんがここが原因となればエンジンを引っ張り出して分解しないと修理できません。 幸い音はしても運航には支障は無さそうなのでどう対処するかゆっくり考えることにします。
それにしても困ったエンジンです。やれやれ😥 

<追記>
本文に書き洩らしていましたが帰港の途中で雨がぱらつきましたがビミニが役に立ってくれました。作った甲斐がありました。





4 comments:

  1. キャビン夜話会ではごちそうさまでした。ところでそのギヤボックスの異音が気になりました。運転には支障ないということですが・・長時間運転はどうなのでしょう?小浜往復とか。私の方もいつもと違う船尾の振動があって、気になっています。なにせエンジンマウントのボルト折損があったばかりで、エンジン系の異常はトラウマになっていて、気分は低迷しています。

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  2. 今音の原因を考えているところですが規則的な音みたいなのでベアリングよりも歯車の歯に異物が噛んで傷が付いた可能性が高いのかなと思っているところです。
    セルモーターを交換する前にピニオンギアがすんなり嚙まずにガガガと言ったことが数回ありましたからこの時に金属粉が出た可能性もありますから。
    もう少し調べてみようと思っていますが歯車の傷であれば運転時間が長くなるにつれ消えてくれる可能性も有るように思います。 

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    1. 再度調べてみました。 
      ギアボックス内部の異音と思っていたのはどうやらギアのバックラッシュの音だったようです。
      その代わりにギアボックス側のエンジンマウントをエンジンベッドに締め付けているボルトの緩みを発見しました。
      これが異音にどう関係するのかまだ判りませんが締め直して様子を見ることにします。

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  3. ギアでなくてよかったですね\(^o^)/。私の方はまだ何もしていません。やる気なし、になっています(´;ω;`)ウゥゥ

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