船、車、家、たまには旅行のこと等 備忘録も兼ねて気ままに書いています。

2022/12/08

北陸の旅 輪島の朝市と金沢

event_note12月 08, 2022 editBy Noriyuki Tomimatsu forum2 comments
朝、やはり嫁さんから起こされて今日のスタート。
嫁さんは温泉で朝風呂に入ったようですが私は今日はパス、ちょっとお風呂が遠いので面倒くさくなってしまいました。
カーテンを開けた窓からマリーナが見えましたが全ての船は陸揚げされていてヨットは無し、冬の日本海では舟遊びは無理そうなんでこうなるうんでしょうね。
ホテルの脇には海の駅と書かれた建物(物産館)が在って2艘のヨットが看板代わりに置かれていましたがやはりモーターボートよりヨットの方が絵になるんでしょうね。

今日は朝食付きなのでホテルのレストランでバイキング 、パンをオーブントースターで焼こうとしたんですが見たことが無いデジタル表示の付いたトースターで最初は戸惑ってしまいました。
ちょいといじってるうちに使い方も判ってちゃんと焼けたパンで朝食終了。
チェックアウトする前にすぐ近くの輪島の朝市に足を運びます。なんでもここ歴史ある日本三大朝市の一つとのこと。 ただ雨模様の天気がちょっと残念。


海産物の屋台が並んでいましたが嫁さんは屋台ではなく通りに店を構えている漆器店で訳あり品と書かれていた格安の輪島塗のご飯茶碗をGet、私にはどこに瑕疵があるのか判りません。
きっといい買い物だったんでしょうね、嫁さん満足気でした。
私の方は今晩の酒の肴になりそうなものを買い込んでこれまた満足。

朝市を歩いているうちに見つけたのがきのうのお好み焼きにあったものの何のことか分からなかった「いしる」ある店の前に並べてありました。写真は撮りませんでしたが「なんだ醤油のことか」って後で調べたのがこちら、

能登版の魚醤とのことで秋田のしょっつる、タイのナンプラーと同系統の醤油のことだと判りました。 もう少し詳しい説明はこちらもどうぞ。

朝市の後はホテルに戻ってそそくさと出発、午後1時には金沢に戻ってレンタカーを返却しなきゃいけませんからね。
昨夜は雨で散策出来なかったんですが車から見る町並みはなかなか趣があって良かったです。

今日も使う道路は「のと里山海道」、無料だし快適です。 ただ脇に見える日本海はお天気はどんより風も強くいかにも冬の日本海です。

途中で千里浜なぎさドライブウェイを走ろうという計画だったので寄ってみましたが波が高くって通行止め、残念。




諦めてのと里山ドライブウェイに戻り金沢に急ぎます。
金沢市内に入ったら今日の宿「変なホテル」に直行、12時頃にはホテルに到着しました。
このホテルは恐竜のロボットがチェックイン業務をやってくれるんですがチェックインタイム前でお休み中、カウンターの電話で係の方を呼び出して荷物だけを預けてレンタカーを返しに金沢駅へ。
Yahooナビを頼りに向かいますが一方通行の情報が不足しているのか右折できないところで右に曲がれと言われたりしてうろうろしながらもレンタカー返却の駐車場に到着、4日間お世話になった車を返却しました。

車を返したらお昼ご飯、すぐ近くに嫁さんがベトナム料理の店を発見、久々にパクチーの効いたホーが食べたくなって飛び込みました。 中ではベトナム語をしゃべる人が数人、これは期待できそうです。
私は牛肉入りのホーをパクチーが苦手な嫁さんはサンドイッチを注文、普段は別々の料理を頼んで半分こするんですが今回は無理、パクチーの香り美味しいのにね。


美味しいホーに満足した後は金沢市内観光スタートです。スタート地点は金沢駅東口。
私は40年以上前に一度金沢に来たことがありますがそのころは駅も駅前もこんなに立派じゃありませんでした。


前回の観光でどこをどう歩いたかはほとんど記憶が無く覚えているのは兼六園の雪つりと何故かあめの俵屋くらい。 
二日酔いの重たい頭を抱えながら「あめ」と書かれたのれんの前を歩いたのはよく覚えていますが中を覗いたわけでは無いのでどんな飴を売ってるのかは知りませんでした。
嫁さんにここ行ってみたいとは言いましたが嫁さんのオリジナルの計画には無く最初の目的地近江市場目指してまっしぐら。

中は生鮮食品を中心に店が並んでいますがカニの季節と言うことで沢山並べられていました。 ただお値段を見ると私たちには手が届きそうにない数字が並んでいます。
写真は無いですが¥7,600と思ってよく見たら一桁違う¥76,000の蟹も、一体どんな人が食べるんでしょうね?



結局ここでは何も買わずここからさほど遠くない金沢城公園へ、ここを歩いた記憶は全くありません。 歴史を見てみるとそれもそのはず当時は金沢城公園は無く金沢大学のキャンパスとして利用されていて1995年の大学移転後公園として整備されたようです。金沢城も2,000年くらいから復元を進めているとのことで立派なお城が復元されていました。
内部の見物もしましたが書くと長くなりそうなので止しておきます。
ただ今も再建は続いていて二の丸御殿の再建のため発掘調査が行われていました。


お城の次はすぐ隣の兼六園へ、ここも松の木の枝を荒縄で吊るしてあったとの記憶だけで細かいことは全く覚えていません。



さすが百万石の庭園、広すぎて全部紹介するのは諦めますが松の木が多いこともあり手入れは大変だろうなと思った次第。

嫁さんの予定の観光はここで終わったので行ってみたかったあめの俵屋へ向かいます。
川の近くに在ったとの記憶とスマホナビを頼りに歩きますがだんだん日も暮れてきて閉まってしまわないかとちょいと心配、
店にたどり着いた頃にはかなり暗くなってしまいましたがまだ開いていました。

記憶では川の脇と思ってたんですが川から1本入った道路の脇に在りました。
ここで嫁さんは娘たち家族へのお土産を物色、水あめがメインの飴屋さんでした。

飴を買った後はホテルへ戻るだけですがこれまた歩き、どのバスにのりゃいいのか良く判らないしスマホで出てくる所要時間もバスも歩きもほぼ同じでしたからね。
今日ホテルまで歩いたルートはこれ、俵屋を最初にしておけばもう少し効率よく回れたんでしょうけど、よく歩きました。

ホテルに戻って恐竜さんを相手にチェックイン、確かに変なホテルです。

ホテルの部屋でしばらくゆっくりした後は近くのせせらぎ通りにいって夕食、嫁さんがここが良いと選んだ店に行きましたが席が空いてなくアウト、仕方なく店を物色して飛び込みましたがここもちょっと変な店で席に着いたら注文を取るわけでもなくどんと大きなお通しが出てきて大将が○○円のコースで良いよねと言いながら勝手に料理を作り始めます。



京料理のような繊細な味とは言い難いですがそれなりに美味しくボリュームもあって良かったんですが私は全部は食べきれませんでした。
嫁さん、「ここって高いんだか安いんだかわかんないね」だって。
ま、大将との会話も楽しんで面白かったです。

重たくなったお腹を抱えてホテルに戻り忙しかった1日が終わりましたがちょっぴり疲れました。



2 comments:

  1. 兼六園の雪つり懐かしいです。金沢大学の移転は知らなかったです。金沢の食事代は高かった記憶あります
    。JT

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    1. 金沢城公園とお城の再建は大学移転を契機として始まったみたいです。まだ整備は続けられるようで石川県の本気度が感じられました。
      確かに香林坊のせせらぎ通りに在ったお店は外に出されているメニューを見るとどこもお値段高かったです。

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