朝食の後もいつものように話が盛り上がり「もう帰らなきゃ」となったのは12時前、はなみずき号に取っていた舫を解いてもらって出港です。 皆さんに見送ってもらいました。
山崎さん撮影、ブログから拝借 |
久山港を後にして少し走ったところで新セイルを上げる準備、今日はほどほどの風で試走には持って来いです。
ジブをセットして今度はメインセイル、広げるのは初めてですがさて順調に上げれるでしょうか。
今度はマストにスライダーを通す番、ここで気付いたのは「あらガフ根元のハトメが無い」 その代わりにスライダーが取り付けられています。
1個シャックルを止めなくて済むしこれはいい考えだと思ったんですがいざスライダーを通してセイルを上げ始めるとガフのスライダーが動かなくなってしまいます。
ガフの上下の角度を変えると動く場所も有るので角度によりスライダーに力が掛かり動かなくなるようです。
ガフを上げたものの下りてこなくなった時の用心にグースネックにロープを付け、ガフの角度を調整しながらようやく上げることが出来ました。
結局メインセイルを上げるのに45分程度かかってしまいました。
メインセイルに続きジブも引き上げてセイリング開始です。 新しい帆、白くてきれいですね。
今日の風は2~3m/s程度、3ノット近辺で走り始めました。 速度今までより上がっているんでしょうか?正直良く判りませんが今までだったら2.5ノットくらいのような気がします。欲目でしょうかね。
その間の航跡がこれ、
In/Outの角度は82~85度と上り性能もそこそこ良くなっているような気がします。 ただここまで上らせると速度は出ませんけどね。
嬉しいことに新セイルにはジブにはテルテール、メインにはリーチリボンが取り付けられているのでセイルトリミングにはいい目安になりそうです。 ただどういう状態になるのがベストなのかは今からお勉強です。
セイルも新しくなりましたが頑張って取り付けたジブシートストッパーの威力は感動ものでした。
今までは尻を着いてロープを引っ張り苦労しながらカムクリートに噛ませて折ましたがシートストッパーだとレバーをホールド側に倒して引っ張るだけ、しかも立った状態で足の力を使えますので楽ちんこの上なし。 リリース側に微調整するときにもロープを引きながらレバーをリリース側に倒せば簡単に微調整できます。 ウインチもアウタージブに使えるようになったのでこれまた楽ちん 何で早くこうしなかったんだろうと後悔したくらい。
ひとしきり遊びましたが今日の速度は3ノット弱、帆走では日没に間に合わなくなりそうなので機走に切り替えてセイルを片付けながらの帰港です。
メインセイルは赤灯台内側で片づけをしましたがこれが大変、パリパリなので狭いデッキの上では上手にまとめることが出来ません。
メインセイルは赤灯台内側で片づけをしましたがこれが大変、パリパリなので狭いデッキの上では上手にまとめることが出来ません。
なんとかまとめて袋に押し込みましたがここまでが精いっぱい、
セイル棚に押し込んだらこれだけでいっぱいになってしまいました。
ジブも袋には収まりましたが目いっぱい膨れているので入れれるスペースが見つからず今日の所はバウバースのシートの上に転がすしかありませんでした。
船の上で上手に畳む方法を編み出すまではこの状態が続きそうです。
これで行きはドジャー内での操船初体験、楽しい飲み会、帰りは新セイルでのセイリングと盛りだくさんの2日間が終わりました。 いやほんと楽しかったです。
次の集まりは12月と決まったので今から楽しみです。
<追記>
メインセイルは一旦棚に収めましたがガフ・グースネック部との取り合いに改良が必要と言うことで家に持ち帰りました。
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