Amazon.comに発注していた電磁ブレーキ用マグネットが思いもよらず早く届きました。
発注時には配送予定日は10月27日となっていましたが1週間以上早く届いたことになります。
発注時には配送予定日は10月27日となっていましたが1週間以上早く届いたことになります。
早速交換作業開始、古いマグネットを取り外して新しいものと交換、これはクリップで止めてあるだけなので簡単に行えます。
配線はマグネットからのリード線が長ければ先日の配線と置き換えようと思っていましたが残念ながらそこまでの長さが無く前回と同じくブレーキドラム内での結線となりました。
配線はマグネットからのリード線が長ければ先日の配線と置き換えようと思っていましたが残念ながらそこまでの長さが無く前回と同じくブレーキドラム内での結線となりました。
結線がおわったところでハブの組戻しですがちょいと悩んだのがこのクラウンナットの締め付け具合。
緩み止めのために割ピンを入れるようになっていますが締めこんだところで上手くピンが通せないところで止まってしまいます。 ピンが通るようにきつく締めるとハブの回転が重くなってしまうので緩める方向でがたつきが出ないことを確認してピンの穴位置を合わせました。 ハブベアリングがテーパーベアリングになっているのでこうなってしまうようです。
緩み止めのために割ピンを入れるようになっていますが締めこんだところで上手くピンが通せないところで止まってしまいます。 ピンが通るようにきつく締めるとハブの回転が重くなってしまうので緩める方向でがたつきが出ないことを確認してピンの穴位置を合わせました。 ハブベアリングがテーパーベアリングになっているのでこうなってしまうようです。
割ピンを入れてハブカバーを取り付け、最後にホイールを取り付けてこちら側は完了です。
今度は反対側、こちらは石垣にくっついているのでそのままでは作業できません。
嫁さんに手伝ってもらって庭の真ん中に移動させました。
嫁さんに手伝ってもらって庭の真ん中に移動させました。
左車輪で要領は掴んでいるのでちゃっちゃっとブレーキドラムを外してマグネットを取り外し断線か所調査のためリード線を切ってみました。
この結果から言うと新しいマグネットは必要なかったことになりますが最悪の場合を想定して準備した訳だし今まで判らなかった定格もはっきりしたし予防保全と言うことで良いことにしましょう。
引き出し部がぶらぶらして繰り返し疲労が起きないようにしっかり車軸に固定しています。
ドラムを戻してハブの再組立てが終わったところで動作テスト、12Vをブレーキに掛ければいいわけですから軽トラから引っ張ってきてコネクターの電磁ブレーキ端子に繋ぎました。
はい結果はOK。
電磁ブレーキの修理が終わったところでブレーキドラムの錆が酷いので錆止め塗料を塗っておきました。 かなり以前に使った「サビキラー」の残りですが綺麗になりました。
はい結果はOK。
電磁ブレーキの修理が終わったところでブレーキドラムの錆が酷いので錆止め塗料を塗っておきました。 かなり以前に使った「サビキラー」の残りですが綺麗になりました。
最初にマグネットを交換した左側は電気的な導通テストはやったものの実際の動作チェックはやってなかったので塗装が乾いたところでタイヤを取り付けて試験。
よくよく考えれば12Vはトレーラーの12Vがコネクターに出ているのでこのピンと電磁ブレーキのピンを繋げばわざわざ軽トラから引っ張ってこなくてもテストできます。
赤が12V、黄色が電磁ブレーキのピンなんですがタイヤを地面から浮かせた状態で回してこの赤と黄色のジャンパー線を繋げばガツンと言った感じで回転が止まります。
これで左右とも動作確認が終わり電磁ブレーキの修理完了です。
ここで改めて故障の経緯を推測してみると
先ずひどい配線状態の左側が断線、電線被覆も切れていました、いつ切れたのかは今となっては知る由も無し。 その後は右側だけが動作してブレーキコントローラーも正常表示、ブッシング部で電線被覆内で断線が発生して左右両方とも断線となりブレーキコントローラーがNC(ノーコネクション)の表示。
これだったら車検に出かける時に断線状態で車検場を出る時に一瞬表示が正常になったのも説明がつきます。 左側での断線は一瞬戻るなんてありえませんからね。
それにしてもいったいいつごろから片側断線の状態になっていたんでしょうね?
これで修理は終わりましたがブレーキコントローラーが断線を教えてくれるのは両方が切れた時だけ片側断線は教えてくれません。
片側の断線を検出するにはコネクターからテスターで抵抗値を測るしか手は無いようです。
片方の抵抗値は3A/12Vの定格から4Ω、両方とも正常であれば並列接続なので2Ω、どちらか一方が切れれば4Ωの値となります。
片方の抵抗値は3A/12Vの定格から4Ω、両方とも正常であれば並列接続なので2Ω、どちらか一方が切れれば4Ωの値となります。
今後はキャンプ出発前にテスターで抵抗値を当たってみることにしましょう。
実はこのマグネット交換と並行してバッテリーアースの強化も行いましたがこれは別記事に纏めます。乞うご期待。
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