船、車、家、たまには旅行のこと等 備忘録も兼ねて気ままに書いています。

2019/05/31

SB2 エンジン周辺を接続して船での試運転が終わりました。

event_note5月 31, 2019 editBy Noriyuki Tomimatsu forum2 comments
大物のプロペラシャフト、排気ホースの接続が終わったので今度は冷却水ホースの接続、以前紹介したようにフィルターと逆止弁を経由してキングストンバルブからエンジンに接続しました。写真を撮り忘れたのでそのうちに追加でアップします。

ホース類の接続も終わり最後はワイヤー類の接続です。
クラッチワイヤー、スロットルワイヤーを接続したらダッシュボードからエンジンコントロールパネルからのケーブルハーネスとデコンプとエンジンストップのワイヤーを接続しなければいけません。
このコントロールパネルとデコンプノブ、エンジンストップノブはダッシュボードパネルに直接取り付けても良かったんですがダッシュボードを取り外した時もそのまま使えるようにサブパネルを作ってこれに取り付けています。
デコンプノブ、エンジンストップノブと書いていますが実は使ったワイヤーはどちらもヤンマーさんから買ったエンジンストップワイヤーなんでノブの頭には両方とも「機関停止」と書かれています。
(左側がデコンプレバーに右側がガバナーレバーにつながっています。)
ちょっと変ですが両方とも引っ張り続ければエンジンが停止するので間違いじゃないでしょう。
ま、使う人が分かっていれば問題は無いかと自分を納得させておきます。

クラッチとスロットルワイヤーは元のように取り付けるだけなので簡単ですがデコンプワイヤーとエンジンストップワイヤーは取り付けと接続にちょぴり工夫が必要でした。 
デコンプ側はワイヤーとの距離が少し遠かったので写真のようにボールチェーンを使って接続、エンジンストップワイヤー側はワイヤー接続金具が使えたのでワイヤーの先を丸めてガバナーレバーに紐で接続しています。

「え~、紐?」と思われるかもしれませんがガバナーレバーは結構敏感なんで接続金具の振動の影響を断ち切るためにはこの紐のように柔軟なものでの接続が効果的です。

最後にコントロールパネルからのケーブルハーネスをエンジン側コネクターに接続し、セルモーターへの電線をバッテリーに接続して試運転の準備完了。

あ、燃料ホースの接続を忘れていました。燃料タンクを船尾ロッカールームに戻して燃料ホースを接続。
これで本当に準備完了です。

さて試運転、ちょっぴりドキドキモードですがバッテリースイッチを入れてエンジンスイッチをON、ここでカタカタカタと電磁燃料ポンプの音がします。
少し間を置いてらセルモーターのスイッチをON。
心配をよそにあっさりと一発で掛かってくれ油圧警告灯もちゃんと消えました。
やったね!
この映像を見て「あら、ストップワイヤーからの紐が切れていると気づく方は観察眼が鋭い方です。
実は紐の張り方が少し強すぎて金具の振動でエンジンの回転が不安定になるので切ってしまいました。その後の2度目のスタートがこの映像です。
この後、ゆるゆるに張りなおしています。

エンジンが掛かったところで最後は冷却水がちゃんと排気口から出ているかのチェック。
これも問題なくちゃんと流れ出ています。
面白いのは以前は少し長い周期でゴボッゴボッといった感じでまとまった水が出ていたのが今度はほとんど連続的にジョロジョロジョロといった感じで流れ出ています。
きっと以前は長い上り勾配だった排気管にウォターロックからの水がいっぱいになったところで一気に排気圧で押し出されていたのが今度は短いウォターロックからの排気パイプの立ち上がり部分の水が短い間隔で押し出されて下り勾配のホースを流れ落ちてくるからなんでしょうね。

アイドリング回転数の調整はまだなんですが無事エンジンの試運転までこぎつけました。
この先の作業も続けたいところですが嫁さん孝行でキャンピングトレーラーを引っ張っての北海道旅行が控えているので船の作業はとりあえずここまでです。
年初の予定ではここまでにエンジンの試運転も終えて船検をパスする予定だったんですが間に合いませんでした。

ま、なにはともあれエンジンは回ったし水漏れなども無いしで一区切り。
お疲れ様でしたで数杯。





2019/05/28

SB2 YCにプロペラシャフトと排気ホースを接続しました。

event_note5月 28, 2019 editBy Noriyuki Tomimatsu forumNo comments
エンジンが戻ったら最初の課題がプロペラシャフトの接続、すんなりカップリングのボルトにプロペラシャフトフランジの穴が有ってくれればいいんですが。
外側に押し出していたプロペラシャフトをエンジン側に引っ張って合わせますが微妙にずれていてすんなり収まってくれません。
最初は一つのボルトだけに注目して位置を合わせていましたがうまくいかず、2本のボルト位置を同時に確認しながら合わせたらやっと収まってくれました。
この作業をやってるときにはPSSからは海水がじょぼじょぼ侵入してくるので急いでPSSのベローズの位置を修正してホースクランプを閉めなおして海水を止めます。
じょぼじょぼがポトリポトリに変わったところで一安心。
一番大きな課題だったので正直ホットしました。
ただベローズを動かしたときにシャフトスリーブとベローズのサイズを合わせるために巻いてあったゴムがずれてしまって完全に止水が出来ずポットリポットリの状態、仕方がないのでベローズの上から自己融着型のシリコンテープを巻き付け、さらにその上からクランプを締めてやっと完全に止水出来ました。
心配していたプロペラシャフトも無事繋がり次の作業。
外していた周辺のワイヤーなどを接続しなきゃいけませんが今回の大物はウォターロックと排気ホース。
ウォターロックは固定せずまずはホースの長さ調整、少しずつ短くしながら合わせます。ホースが太くっておまけにワイヤーが入ってるので切断は金切鋸でやりました。
途中経過は省略してこれが出来上がり、
以前のステンレスパイプ製排気管に比べるととってもすっきり収まりました。ウォターロックは以前紹介した貰い物ですが元々付いていたステンレス製より大きいので取り付け台を耐水合板で拡張して取り付けました。

この状態で海水面からの高さを図ってみました、ミキシングエルボーが31cm、ウォーターロックから出た排気ホースの高さが32cm、以前検討したときのミキシングエルボーの位置が35cmなんですが排気エルボーとミキシングエルボーの中間に使った長ニップルの長さが
少し短かったようです。



(巻き尺と一緒に写っているビニールホースは海面レベル確認用でこの先はダガーボードケースから海水に浸かっています。)
排気ホースの高さはこれ以上低くはしたくないのでそのうちにもう少し長いニップルに交換することにします。
ま、このままでも元々の状態に比べれば海水逆流に対する格段に安全性は格段に良くなってるはずです。

他にも色々と接続しなきゃいけないものが有りますが、本日はこれまで。
あとは電線とスロットルワイヤーなどのワイヤー類を接続すれば船での試運転が可能になります。





2019/05/23

SB2 やっとエンジンが船に戻りました

event_note5月 23, 2019 editBy Noriyuki Tomimatsu forum2 comments
排気ホースまで準備したところでエンジンが戻った時にすぐにつなげることが出来るようにダッシュボードにコントロールパネルを合わせてみたり、スイッチパネルの改造などで少し配線作業をやってみたりしましたがやはりエンジンを戻さないと先に進めないようです。
電気配線をどうするかに興味が有るんでついそっちの方向に向かっていたんですが我に返って途中までやりかかっていた電気関係の作業は中断してエンジンを戻す準備に掛かりました。

先ずはエンジン吊り具(横持治具)の改造から。
補強のため2段重ねにしていた上側の2x4材がエンジンルームの部材と干渉するのでこの端っこを切り取ります。弱くなるといけないので方づえを追加して補強をしておきました。

エンジンルームの下側を取り外してしまい。
エンジンが留守をしてる間はエンジンベッドは物置になってしまっていましたのでここに置いてたものを撤去してお掃除。

これで受け入れ準備は終わりましたがクレーンの手配がまだです。
船から下ろしたときにお願いした運送屋さんに頼めばいいんですがちょうど我が家の庭木をお願いしていた植木屋さんがユニック車を持っていたんでこちらにお願いして吊るしてもらうことにしました。

先ずは軽トラにチェーンブロックで乗っけて港へ、ここで植木屋さんのユニック車を待ちます。

ユニック車が到着したらクレーンでエンジンを吊り上げるんですがこの時にクレーンのフックの先に我が家から持参したチェーンブロックをぶら下げてこの先にエンジンを吊るしました。(作業に加わっていたので写真を撮りはぐれてしまいました、滅多にないイベントだったのに、😢)
こうやっておけば船内で細かい微調整がやり易くなります。

キャビンの入口幅よりエンジンの幅が大きいのでエンジンを傾けながら通します。
この時にせっかく取り付けた燃料エア抜きコックが引っ掛かってちょっと肝を冷やしましたが無事通過、船内に降りてチェーンブロックを操作してキャビンの床に無事下ろすことが出来ました。
排気エルボーは邪魔になるので取り外しておきました。

次はキャビンからエンジンルームへの横持ですがその前にプロペラシャフトを後方に押しやっておかなきゃいけません。
これをやっておかないとカップリングのボルトが引っ掛かってしまいます。
エンジンを降ろすときにもプロペラシャフトを後ろに押してカップリングを外したんですがうしろに押し出されたプロペラシャフトにフジツボがついて戻せなくなるのが怖いのでエンジンを降ろした後に正規の位置に戻しています。(外した時の記事はこちら
この時に使ったスペーサーと楔を取っておいたのでこれを使って再度押し出しました。
ここで横持冶具の出番、12mmの長ボルトをエンジンのアイボルトの取り付け穴に取り付けて上側のナットを眼鏡レンチでぐるぐる、130kgのエンジンがじわじわと上がってきます。
エンジンが一番上まで上がったところでキャビンからエンジンルームへコロを使って移動、ころは19mmの塩ビパイプです。
お尻の方が重たくてバルクヘッドに引っ掛かかるのでエンジンルーム側に潜り込んでもちあげながら引いたらすんなり乗り越えてくれました。
後は下ろすだけなんですが今度はコクピットの出っ張りが邪魔するんで眼鏡レンチはぐるぐるとは回せません、回しては付け替えと手間がかかります、眼鏡のラチェットを買っておけば良かったと思いながらもせっせと作業を続けて無事所定の場所に収まりました。

エンジンを降ろしたのが去年の7月ですから10ヶ月ぶりのご帰還です。
降ろしたときにはチャカチャカとベアリングを交換してすぐ帰す予定だったんですが結構以上に手間取ってしまいました。
ま、何はともあれ帰還を祝って1杯。


2019/05/20

Black+Decker 充電ドリルドライバー ヤフオクでいい買い物をしました

event_note5月 20, 2019 editBy Noriyuki Tomimatsu forumNo comments
私のお気に入りのBlack+Decker(B&D)の工具セット、個々の工具は品質的には今一ですがこれ一つあればかなりのことはこなせます。

気になっていたのはこの中の電動ドライバーのニッカド電池、セットに付いていた初代は2005年製、これがへたり気味になったので買った予備の電池は2011年製、この新しいほうも最近はなんかへたり気味。
また新しい電池を買わなきゃということでリチウムイオンで互換性のあるやつを探してみましたが一生懸命さがして残念ながら見つかったのはニッケル水素電池、これでもニッカドより容量は大きいしメモリー効果もあるとはいえニッカドよりはましなようですからこれを購入。
電池を買ったところでほしくなったのが充電器。
今までは電池をドリルに付けてこんな小さなDCアダプターから充電しなければいけませんでしたが困ったのはドライバーを使ってる時には充電できないこと、おまけに満充電まではとっても時間が掛かっていました。

ヤフオクで調べたらB&Dの充電器が300円ほどで見つかったんで1000円上限で入札、
しばらく「あなたが現在の最高入札者です」って続いてたんで気を抜いてたら1,100円で他に取られてしまいました。あらら。
他にないか探しましたが充電器だけの出品は無くあったのがこの充電器にドリルがくっついたセット。 え、逆でしょうって、私には充電器がメインですからね。
どうしようかなとちょっと悩みましたが開始値が3,000円と送料を合わせても新品の充電器よりも安いし、お気に入りの工具セットの中のドリルが壊れた時の予備にもなるしで入札。
このドリル、お気に入りの工具セットに入ってるドリルのバージョンアップ品のようで形状は全く同じ、これだったら今のが壊れも工具セットにすんなり収まってくれそうです。
で、今度は他の入札者もなく開始値で落札出来ました。

届いたのが上の写真でほとんど使われたことが無いようで全く綺麗な状態です。
形は全く同じですがトルク設定が5段階から10段階になってるし、トリガーから指を放したときのストップが良くかかるようになっていて改良されていることが実感できます。
なんかとってもいい買い物をしたようで得した気分になりました。
普通であればここでめでたしめでたしで終わるところなんですがもう少し続きがーー。

充電器が入手できたんでダメもとで一番古い寿命が来たと思っていたバッテリーを充電してみるとちゃんと充電完了の緑のランプが点いて完了。
実際に使ってみるとかなり長い時間作業できます。
なんか復活したような感じです。 今まで充電が足りなかったんでしょうかね?
ニッケル水素電池を買ったんで捨てようかと思ってたんですが捨てれなくなってしまいました。同じように2個目の電池も元気になってくれ、新しいドリルに付いていたバッテリーも元気そうなんでドリル2台にバッテリー4個となりました。
思わぬご利益も加わってもう一度得した気分になりました。

この他にも大きなリョウビのドリルドライバーもあるしちっこいB&Dのドライバーもあるしで電動ドライバーだけで4台体制に、下穴、ねじ穴、ネジ締めとビットを変えることなしに作業が出来そうです。

ここまで長い話にお付き合いしていただいたんですが、ヤフオクでいい買い物が出来ましたってだけの話であまり中身がありませんでしたね。すみません。
ま、私の備忘録というか日記のようなブログですからご勘弁ください。
















2019/05/17

SB2 排気管が排気ホースになりました。

event_note5月 17, 2019 editBy Noriyuki Tomimatsu forum2 comments
セルモーターを分解した後のエンジン試運転も無事終了したし、ぼちぼちエンジン再積み込み前の準備に掛からなきゃということで既設のステンレス製排気管を取り外してゴム製の排気ホースに交換しておくことに。
以前に排気管がどうなってるのか下調べはしてたんで排気口部分のホースクランプを緩めて取り外すだけと高を括っていたんですがこれが結構大変な作業になってしまいました。

2019/05/15

SB2 セルモーター 残念やはりオイル漏れ 対策とエンジン試運転

event_note5月 15, 2019 editBy Noriyuki Tomimatsu forumNo comments
以前にレポートしたオリジナルの日立製セルモーター、はがきのガスケットでシールを試みたんですが残念ながら完全シールとはいかなかったようです。
前回の記事はこちら
中国製と思われるDBelectricalから買ったもののように駄々洩れはしませんが 綺麗に拭きあげて3日ほど経つと下側にオイルが垂れてきます。やれやれ困ったもんです。
これではせっかく綺麗にしようとしているエンジンルームがまたしてもオイルまみれになりそうです。

船に積む前に一度エンジンの試運転をしようと思っていましたがセルモーターをもう一度ばらすことにしました。
船に積む前にオイル漏れの確認をしておきたいですからね。

はがきガスケットに液体ガスケットも塗ってしっかりシールしたつもりでしたが何で漏れちゃうんでしょうね。 ひょっとしたらこのシール部分以外にもオイルの抜け道があるのかもと疑いたくなってしまいます。
ばらした現物をじーっと眺めてみますが良く分からないのではがきではだめだったということで今度は液体ガスケットだけでシールをやってみることにします。
(今回はばらした写真は撮っていません、前回の記事を参照してください。)
使ったガスケットがこれキタコのKC-027という5g入りの小さなチューブです。
去年使った残りですがまだしっかり使えました。
これを合わせ面の両側に塗り伸ばして5分くらいで表面の乾燥が始まると書かれていたので急いで組み立て、で、ここも写真無し。

組み立てが終わってピニオンギアの奥の方を覗いてみると合わせ面からちょうどいい具合の感じで液体ガスケットがはみ出してきています。
なんとなく今度は大丈夫かなという気がしてきましたがこれでダメだったら次の手がありません。

内部の写真を撮ってみましたがなかなか奥の方にはピントが合ってくれずぴんぼけになってしまいました。
奥の方に見える黒い線がガスケットがはみ出した分です。
エンジンに組み付けるときにフランジのガスケットはまだ綺麗にしているのでそのまま使えるかもと思いましたが高いものではないし(¥194)あとで後悔するよりもいいだろうと新しいものを購入して取り付けました。
ただヤンマーさんまで取りに行くのが面倒なんですよね。

セルモーターを組み付けたらセルモーターのテストも兼ねてエンジンの試運転です。
チェーンブロックで床に下ろし、冷却水ホース、排気ホース、燃料パイプ、コントロールパネル、バッテリーからの12Vを接続、これで準備完了。

冷却水は水道の水をホースでバケツに注ぎここにエンジンのウォーターポンプからの吸水ホースを突っ込みます、
排気ホースは今回はウォターロック無し(うるさいかしら?)で直接エンジンにつないで車庫の外に排水排気、バッテリーはMLさんからジャンパーケーブルでつなぎました。
コントロールパネルの電源スイッチをONすると聞きなれたカタカタカタという燃料ポンプの音、まずはセルモーターの確認ということでデコンプレバーを押してを接続してセルスイッチをちょっとだけON、電線の長さが長いのかすこし元気が無いようですが無事回ってくれました。よしよし、ということで今度もデコンプレバーを押しながら長めのクランキング 回転が上がったところでデコンプレバーを放したらハイ1発で掛かってくれました。「やったね」ってな感じです。
ウォターロックを繋がなかったので音が大きいのではないかと少し心配したんですが排気ホースが太くて長いのでパンパンという大きな音ではなく低めのボンボンという音でご近所さんのひんしゅくをかうほどではありませんでした。
ま、それでも少し遠慮して15分ほど回して試運転完了しました。
後はセルモーターからのオイル漏れを暫くチェックするだけです。
今のところ(8時間経過)はまだ綺麗な状態でした。

<追記>
これで漏れたら次の手が無いよね、オイル受けでも作るかと思っていましたがセルモーターフランジのガスケットを受け取りにヤンマーさんに行ったときにダメもとで在庫がないか調べてもらいました。
なんと、まだ在庫が有って全国で20台ほどあるそうです。 さすがヤンマーさん。
製造元の日立のサイトで品番S114-194を入力しても何も見つからなかったんで新しいものの入手は不可能と思っていましたがヤンマーさんちゃんと持っててくれました。
今度オイルが漏れたら新しいものを買うことにします。

<追記もう一個>
DBelectrical社セルモーター、このセルモーターは基本的にYS,YCなどの湿式クラッチのエンジンには使えないんじゃないかと解体した写真を添付してメールしてみましたが何の回答も無し。
悔しいので星一つのレビューを書いてあげました。


2019/05/14

SB2 エンジンルーム部材の塗装も終わり船に取り付けました

event_note5月 14, 2019 editBy Noriyuki Tomimatsu forumNo comments
ステインでの着色が終わっていたエンジンルーム部材、今度は上塗りです。

内側になる部分は何もなしでもいいかなとも思いましたが手持ちに防水塗料が有ったのでこれを塗っておくことにしました。
こうしておけば汚れとか臭いも浸み込みにくいのではないかと思います。
目には付かない所ですし防水塗料はしゃぶしゃぶなので塗装作業は早いです。
塗料が透明だし木材に沁み込んでしまうので写真では塗ったのが分かりませんね。

防水塗料が乾いたところで表側の塗装、カンペのウレタンニスを使いました。
特にこれと言って書くようなことは無いのですがメーカーの指定通りに2度塗りです。
やはり1度だと吸い込みが大きいところは全く艶がなくざらざらの状態、2度目を塗ると艶が出てきます。
ここで#300台のサンドペーパーを掛けて3度目を塗ればもっといい艶が出るように書かれていましたが部屋に置く家具ではないし2度塗りで済ませました。
3度塗らなくても2度塗りで軽く水ペーパーを掛けてコンパウンドで磨けばつやつやになりますがこれもパス。
ほとんどの部分は普段は目につかない所になるのでこれで十分です。
ただ塗料が裏側に垂れてこぶ状に固まってしまったやつは取り付けの邪魔をするので鉋と鑿を使って削っておきました。

これで仮のダッシュボードと天板ではありますがエンジンを囲むすべての部材の塗装が終わりました。本番用の天板とダッシュボードは先送りです。

塗装が終わった部材を持って船へ行き再取り付けです。
すぐに取り付けをしようと思いましたがその前に後部のバルクヘッドに排気ホースを通す新しい穴を開けておくことにしました。周りに何も無いときの方が作業しやすいですからね。
今付いている排気管はウォターロックから船尾の排気口までだらだらと上り勾配になっているので排気管の中に水が残ります。これが嫌なのでウォターロック部で高く立ち上げて後は下り勾配にしたいための新しい穴です。 
ドリルと回し引き鋸を使って開けましたが理想はもう少し高い位置にだったんですけど船尾の収納庫の床が邪魔してこれ以上高い位置には取り付けが出来ませんでした。
何とか下り勾配は確保できそうなので「ま、いいか」になりました。

さて再取り付けの開始、これは悩むことは少ないく手を動かすのみ。
一度締めたねじ穴に合わせて取り付けをやらなきゃいけませんがここでも最初に準備した冶具が活躍してくれました。こうやって支えてもらって微調整です。
これが無かったらこの重たい部材を片手で支えながら位置決めしてもう一方の手でねじ止めしなきゃいけませんが私の腕力ではとてもできません。

下側の部材はエンジンを載せるときにはまた外さなきゃいけませんが出来栄えを見たいこともあって全部取り付けてしまいました。
我ながら結構いい感じで仕上がりました。
これで全て完成と言いたいところですがまだエンジンコントロールレバー機構のカバーが出来ていません。

家で部材から寸法取りしたカバーを合わせてみました。
 
コクピット側の部材は船体にねじ止めするときに変形するのでねじ止めした後に合わせないと正確な形が分かりません。
多少ガタがありますが何とかなりそうなので家に持ち帰って補正と塗装をすることにします。
他の部材と一緒に作っておけば2度手間にならずに済んだんですがーー、やっぱり段取り悪いですねー。

ま、2日後に塗装が終わったのでこれも取り付け、ぴったりには出来ていませんでしたがねじ止めしたら変形してぴったりくっついてくれました。

これまた蓋も変形してくれてカバー完成。
ダッシュボードと天板は仮とはいえ全部の部材が取り付いて視覚的にはエンジンは見えなく在りました。
ただ臭い対策としてはあちこち隙間だらけなので効果のほどは限定的かもしれません。
エンジンルームを作ったらエンジンの吸気経路も作らなきゃと思っていましたがあまり気にしなくても良さそうです。
これでやっとエンジン積み込みの目途が立ちました。
それにしても随分と時間が掛かりました、お疲れ様で1杯、いや、いっぱいかな。






2019/05/08

SB2 エンジンルームパーツ、オイルステインでの着色まで終了です

event_note5月 08, 2019 editBy Noriyuki Tomimatsu forumNo comments
家に持ち帰ったエンジンルームのパーツ、塗装の前準備でサンドペーパーを掛けました。
船の中でそのまま塗装するのであればペーパー掛け無しで塗ってしまうしかなかったと思います。

2019/05/07

年代物のBlack+Deckerのジグソーとワークベンチバイスを頂きました

event_note5月 07, 2019 editBy Noriyuki Tomimatsu forumNo comments
先日船の中で仮組したエンジンルームの解体をしていると船の外から声が掛かりました。
顔を出してみるといつも船の近くを犬を連れて散歩されている方で時々言葉を交わします。

顔を合わせた時の最初の言葉は「ブラックアンドデッカーのジグソーを持ってきたんで使ってください」とのこと。
船から降りて見るとジグソーとジグソーの替刃数種類の他、ワークベンチも持ってこられています。 
なんでも50年近く前にアメリカで購入されたけど1度も使わずに倉庫で寝ててほとんど忘れかけていたのが2,3日前に倉庫を整理した時に出て来たとのこと、今となっては工作は全くしないので使う予定は無し、捨てるのももったいないので使ってくれとのこと。
せっかく持ってきていただいたので遠慮なく頂いてしまいました。


これが家で撮った写真、なかなか綺麗にしています。
アメリカで買ったものなんで定格電圧は120V、我が家に100V→120Vのトランスを持っているので試しに両方の電圧で動かしてみました。
可変速度なんでゼロからフルまで動かしましたが100Vだとほんの少し最高速が低めですが問題なく使えそうです。
ワークベンチも全く使われた気配がなく天板には何の傷も汚れもありません。

それにしてもわざわざ持ってきていただくなんて有難いことです。
感謝を込めて一人で1杯。



SB2 ebayで買ったYCエンジンセルモーター

event_note5月 07, 2019 editBy Noriyuki Tomimatsu forumNo comments
エンジン修理の時に購入したものの一度も通電しないままオイル漏れで使用を諦めたDB Electrical社のセルモーター、セルモーター本体にはメーカー名も型名もなくMade in China なのは確実でしょう。

捨てようと思いましたが何が悪いのかちょっとばらしてみました。

2019/05/06

SB2 仮のダッシュボードも作って、この後すべて解体しました

event_note5月 06, 2019 editBy Noriyuki Tomimatsu forumNo comments
仮天板まで作り終わって塗装をどうするか悩んでいましたがやはり狭い船内での作業は大変そうなので解体して塗装することにしました。
解体してしまえば裏側の防水処理なども出来ますし、マスキングテープも貼らずにすみます。

ということで解体に行ったんですが仮の天板だしこの際ダッシュボードも仮のものを作ってしまおうと急に思いついて本番用のダッシュボードの型を取って残っていた構造用合板を切り出しました。
この切り出し作業の最中に隣の船のオーナーが見に来て「せっかく作るんだったらもっといい材料で作れば」だって。たしかに秋田杉の構造用合板なんでお世辞にも綺麗とは言えません。
「いやー、最終の形が決まるまでこれって当座の仮なんですよ」って説明をしましたが分かってもらえたかどうかは?
どうせ仮だからとチャカチャカと作ったんですがすんなり収まってくれました。
これを使えばどう組み付けるか悩んでいる電装品の組付けの試作が可能になります。
ただ試作のまま居座ってしまう可能性も無きにしも非ずなんで、そうならないように頑張らなきゃ。

ちょっと余分なことをしてしまいましたが解体作業開始。
実は取り外し取り付けを繰り返すときのことを考えて側板など主だった部品は木ねじではなく相手側に爪付きナットを仕込んでビスで固定する予定にしていて解体前に仕込んでしまうつもりで部品も準備して持って行ってたんですが 直前になって悪魔だか天使だか判りませんが「エンジンさえ調子よければそんなに解体する機会は無いよ、普通の木ねじで良いんじゃない」との囁きがーー。
う~ん、それもそうだということで結局爪付きナットを仕込むのは止しにしてそのまま解体してしまいました。
ちょっぴり抵抗もあったんですが木ねじで何か不具合が起きた時にはその時に爪付きナットに変更すれば良いはずだから困ったことにはならないはずと自分を納得させて作業終了。
取り外したパーツは全部軽トラに積み込んで家に持ち帰ってきました。
残材も下の方に積んでいますが結構なボリュームで重量もそこそこにありそうです。
船の重量がどれだけ増えるんでしょうね。

明日からやっと塗装作業です、それにしてもここまで随分と時間が掛かりました。
ダウンのジャケットを羽織って始めたのが今ではTシャツ1枚ですからね。
ま、一区切りがついたところでご苦労様で1杯。








2019/05/05

SB2 差し板上の仮天板を作ってみました

event_note5月 05, 2019 editBy Noriyuki Tomimatsu forumNo comments
ダッシュボードの取り付け方法を決めていなかったんですがごく普通に前側からねじ止めすることにしました。
ねじがキャビン側から目立たないように横から止めようとも思ったんですがしっかり押さえるのが難しくなるし、どうせパネル面にパーツを付けるねじ頭が見えることになるので大した違いは無かろうということで簡単なこちらに決定。
早速底板と耳?(内側になるので耳は変ですかね)を取り付けました。
底板には配線などを通すためにU字型の切込みを入れてあります。
丸穴と違ってこれだったら配線は残したまま底板を外すことが出来ます。
耳は上側の左右側板がハの字に広がっているので取り付け面を斜めに削ってねじ止めしました。耳無しで側板に直接ねじ止めでもいいんですが脱着を繰り返してもいいように耳の裏側に爪付きナットを仕込んでみようとの魂胆です。
これでダッシュボードの取り付けの準備は整いました。

ダッシュボードの受け側が終わったので家で作ってきた仮天板を合わせてみました。
仮と言うのは幅と奥行きの最終寸法が決まっていないからなんです。
天板にちょうどいい材料の手持ちもなかったのでコンパネを2枚合わせに接着して作ってみました。
幅はダッシュボードに合わせ、奥行きはこんなもんかなということで差し板より4cmほど出しています。
仮とは言え一応綺麗に整形してサンドペーパーも掛けてあります。取り敢えずと言って作ったものがそのまま居座ってしまうことはよくありますからね。
位置決め用の板を裏側にねじ止めして置いてみたのがこの写真

うん、なかなかいい感じです。
幅はダッシュボードの幅と下側側板のどちらに合わせようか悩んでいましたが天板をずらして比較すると視覚的にはダッシュボードの幅に合わせるほうが断然落ち着きがあります。
広い幅が邪魔になることもあるかもしれませんが見栄え優先で決定、どうしても邪魔な時には切ってしまえばいいだけですからね。

今度は気になっていた階段を合わせてみました。
これはオリジナルの階段なんですが階段の一番上は天板が兼ねることになっています。
この形だと入り口から天板までの段差が大きく出っ張りも4cmしかないので足の運びが難しく両手に物を持った状態では簡単には降りれません。
作業期間中だけ仮にと思ってトレーラーから持ってきた梯子の方がはるかに使いやすく感じます。(下写真)
手抜きでオリジナルの階段を再利用しようと思っていましたが作り直した方が良さそうです。
今床に転がしてあるバッテリーも階段下にちゃんとした囲いを作って入れてあげたいので階段の設計に合わせて天板もちゃんとしたものを作らなきゃいけないようです。
ま、これはエンジンを積んだ後でも出来るので暫くは仮天板で済ませることにします。
これで仮とはいえほぼ全部のエンジンルームパーツが揃いました。
あと残っているのは右側バース奥のエンジンリモコン機構のカバーだけ、これもエンジンを積んだ後ででも出来るので後回しでも良さそうです。
先延ばしの項目が増えちゃいましたがそれだけ長く楽しめると考えることにしてとりあえず今のところはエンジン再搭載に必要なことに集中することにします。

やっと塗装をどうするか考えるところまでこぎつけました。
塗装をするときには部材を取り外してからするつもりで仮止めにしている部分もありますが正直また解体するのが億劫になってきました。
酒でもなめながら作戦を考えることにします。