義弟から3連休でのキャンプの提案が有ったのが3週間ほど前、ただコロナ禍の中の3連休とあって皆さん密を避けてキャンプに出られるのか久住、小国などの温泉が近くにあるキャンプ場は何処も予約で一杯。
我が家から走ること約2時間でキャンプ場に到着です。 我が家よりもっと遠い所からの義弟二人は既に到着してサイトの設営も済ませ空になったビールの缶も転がっていました。
2日目の朝、
先ずは天気予報の確認。 今日は当初の予定では雲仙岳に登ることにしてたんですが曇りと雨、「登っても何も見えないよね」ということで予定を変更して3日目のイベント「小浜温泉で温泉蒸し料理と風呂」を前倒しにすることに決定。
お昼までにはまだ間があるのでのんびりしているとお向かいのテントから男の子が来て「カサゴは要りませんか?」とのこと「??」。
即座に意味が呑み込めずにいるおじさん4人組に対して再度「船で出てカサゴが沢山釣れたので要りませんか」と有難いお裾分けの申し出でした。
で、頂いたのがこれ、カサゴ(長崎ではアラカブ)と真鯛
さっそく一番上の義弟が出刃包丁を持ち出してさばいてくれました。
鯛は3枚におろして夜用の刺身に、アラカブははらわたを取ってお昼の温泉蒸しに追加することに。
お昼にちょうどいい時間になったので末弟のキャンピングカーで出発、
蒸しあがった料理を食べるにはテーブルと食器類が揃ったキャンピングカーが一番都合がいいですからね。
私のトレーラーは駐車場のことを考えると選択肢から外れてしまいます。
目的地はここ、小浜市の中心にある蒸し窯。
ここで蒸し籠を200円で借りて持ってきた食材を蒸し窯の中へ、嫁さんが準備してくれたエビのホイール包み、豚まんといっしょにアラカブを一緒に突っ込みました。
さつま芋も準備してくれてたんですがこれは蒸し時間50分との表示が有ったのでパス。
出来上がりを蒸し窯に準備してある鍵棒で取り出します。蒸気の温度は105℃と高いので手を突っ込むのは厳禁です。
20分ほど待って出来上がり~。
美味そうな料理が並ぶと欲しくなるのがビール、運転担当の義弟に申し訳ないと思いながらも運転しない3人はビールを1杯。 しかもこのビール義弟のキャンピングカーに残っていた最後の3本、しっかり恨まれたこと確実です。
料理の方はどれも美味しくいただきましたが特に新鮮なアラカブはぷりぷりで最高でした。
お腹が膨れたところでヨット仲間とも良く行く「浜の湯」で温泉タイム、
風呂から上がったら魚お裾分けのお礼に町の小さなベーカリーで「おんせんあんぱん」を買って帰りました。
これ、皮が少し変わっていてもちもちの触感、私は小浜に行くたびに買っています。
キャンプ場に戻ったら先ほどビールを飲めなかった末弟からビールのリクエスト、トレーラーの冷蔵庫から取り出しましたが一人で飲むビールは不味かろうと皆でお付き合い。
末弟の昼飯ビールへの恨みも落ち着いた頃にキャンプ場の真後ろにある岩戸山に登ってみることになりました。
山頂までは名前は忘れましたが神社の境内を抜け、
標高96mの山頂に到着、
山頂とはいうもののすぐ隣の山の方がもっと高く見えます?
義弟がYAMAPで調べていましたが岩戸山の山頂はここで隣の山が20mほど高いのに名前が付いてないとのこと。尾根でつながっているんだったら登ってみたいところですが一旦低いところまで降りなきゃいけないし夕暮れも近いので今日は諦めて次回ということにしました。
96mとは言いながらここからは天草まで見渡せて眺望は悪くありませんでした。
山から下りたら即今宵も宴会モード、メインは前回の板が原キャンプの帰りにゲットした猪肉の鍋での獅子鍋、
焚火の上に吊るしたダッチオーブンで煮込みましたが火力が一定しないので吊るす高さをちょこちょこ変える必要が有り結構忙しかったです。
獅子鍋の最後の締めでご飯を入れて雑炊が出来上がった頃に「あ、鯛の刺身を切るの忘れた」との義弟の声。
お腹はすでに十分に膨れていましたがせっかくの新鮮な鯛なので今日の内に食べることにして刺身に、
焚火を囲んで夜も更けるころには刺身もすべて皆のおなかの中に納まってしまいました。
今日は明日の雲仙登山に備えて少し早めの就寝、とは言っても12時近くでしたけどね。