実は昨日ギャレーの組み付けが終わったところで今日の出航に備えてエンジンオイルのチェックをしたんですがオイルの量は規定量あって問題なし、ここで気になったのがエンジンマウントの下に大量に落ちてる錆びたような金属粉。
あれ?っということで調べてみたらエンジンマウントにエンジンの足を締め付けるナットが緩んでいました。 緩んだナットとエンジンの足が擦れあって金属粉が落ちたようです。
他のエンジンマウントのナットを調べてみましたがこれらは正常に締まっていました。
ここだけ締め方が緩かったのかシリンダー真下の振動が一番強い場所なので振動に負けたのか原因は不明です。
今度は目いっぱい締めておいたので今度緩まなければ私の締め方が悪かったことになります。
こんなこともあったので工具はしっかり準備して出航、ペラのフジツボも落としているので快調に沖まで出ました。
ここで帆を上げてセーリング開始、予報は1mの風でしたがそこそこに吹いてくれて3ノット近辺、アビーム(真横からの風)では5ノット越えも有りました。
ボートステーションがある形上湾の入り口に舳先を向けると追手の風になりスピードダウン。 真後ろからの風より横からの風の方が早いなんて面白いですね。
形上湾入り口からボートステーションまでは機帆走、接岸前に帆を降ろしました。
ボートステーションでは松尾さんと暫く談笑、あまりのんびりすると帰れなくなるので早めに切り上げて船を出しました。
帰路についたところでの写真ですが真後ろに小さく写っているのがボートステーション、見えますかね。
形上湾を出たところで風の様子を見ながら再度帆を上げてみましたが風が無く走ってくれません。
機走で風がありそうな場所まで走っては帆走トライということを繰り返してましたが風を掴めず諦めて機走で帰港しようとしたところでトラブル発生、なんだかクラッチレバーの手触りがおかしいなと思っていましたが完全につながらなくなって前進も後退もプロペラが回ってくれなくなってしまいました。あらら!
ガチン、ガチン、という感触が無いのでクラッチケーブルのトラブルみたいです。
エンジンを止めてエンジンを覗いてみたらクラッチケーブルを固定しているブラケットの止めねじが外れてぶらぶら状態、エンジン本体のクラッチコントロールレバーに力が伝わらない状態になっていました。
エンジンルームの床を探したら止めねじが転がっていたのでブラケットを止め直してトラブル解消。 工具を準備していて良かったと思った瞬間でした。
教訓、工具無しでは出航しない、船にはちゃんとした工具を準備しておきましょう。
この後は順調に走ってくれましたが時津湾に入るころにまた風が出たのでちょこっとだけ帆走、良かった。
港の入り口で帆を片付けてエンジンで帰港、港の中は風も無く順調にお尻から着岸をすることが出来ました。
今日はお天気も良く暖かかったし、1mの予報の割にはそこそこのセーリングは出来たし、ボートステーション訪問も楽しかったし、エンジントラブルのハプニング付きでしたが1日楽しめました。
<追記>
C-Mapで今回の航跡を記録していたのでご紹介、
まずはこちらが航跡、出航直後の部分はアプリを起動していなかったのでデーターが有りません。
まずはこちらが航跡、出航直後の部分はアプリを起動していなかったのでデーターが有りません。
時津港を出て黒島と二島の間を通って形上湾へ、ボートステーションを訪問した後形上湾を出て時津港へ戻っています。
こちらはその間の速度、
瞬間的に5ノット越えの部分も有りますが2~4ノットで走ってる部分は帆走、平均して5ノット越えの部分は機走、一番長い速度ゼロの部分はボートステーションに係留したところで、2番目に長い速度ゼロの部分はエンジントラブルで漂流中。
まさか(笑)出ていらっしゃったとは思いつきもしませんでした。3度目は1度目と2度目との間隔くらいあるのかな、って。お互いそれぞれ対岸を往復したのでしたね。次は来週ですか?
返信削除同じ日でもそちらはいい走りだったようですね。 こちらは漂流付きでした。
返信削除来週は義弟二人が来て船を出すことにしています。風が強すぎると素人ばっかりなので大変かもしれませんね。