SB2 兄弟キャンプの後に+αで兄弟セーリング、でもドジをやらかしました

加津佐でのオートキャンプと雲仙岳登山の後は我家に泊まってもらいましたが今日の予定は兄弟でのセーリング。　末弟は船酔いするからと尻込みしていましたがセーリングで船酔いした人はいないからと誘って乗ってもらうことになりました。

天気予報では今日の風は2ｍ、素人ばっかりでセーリングするにはちょうど良さそうな風具合です。

港を出たところで舵輪は末弟に任せて長弟と帆のセット、ガフリグは前後に長いしブームが2本なので一人では簡単にセットできません。

ブームにセットしたところで帆を上げます。
ウィンチなどは無いので体重を掛けてよっこらしょと引っ張ってマストに取り付けられたクリートに縛る最も原始的な方法です。

最後にガフ（上側のブーム）を引き上げて帆が風をはらみました。

義弟達は帆の大きさに少し驚いていたようです。

これで帆走開始、長弟に舵を取ってもらいます。　舵輪を持つのは初めてかもしれませんね。

ある程度走ったところでお弁当タイム、ゆっくり食べたいので前回試したヒーブ・ツーで舟足を止めました。

やっと出来上がったギャレーでの最初の料理？は長弟持参のパーコレーターでのコーヒー。

船を止めての食事は走りながらの場合ように気を遣う必要も無くリラックスできます。

船酔いを心配していた末弟も酔うこともなくくつろいでいました。

お腹が膨れたところで帆走再開、佐田まさし個人所有の「詩島」

「黒島」を経由して「二島」

「この島、中央がくびれていて”ひょっこりひょうたん島”みたいな島だよなんて説明してたらガサッとダガーボードの先端が何かをこすったような音、あれ？

どうやら隠れ瀬に擦ったようです。

詩島などはC-Mapで浅瀬を確認しながら走ってたんですがここはいつも来るとこだしとの気のゆるみで見ていませんでした。ドジ！

体に感じる衝撃も振動も無く擦れたような音なので大したダメージではなく擦り傷のようです。

二島を回った所で丁度いい時間になったので機帆走で帰港、港入り口に入ったところで帆を降ろしました。

今回も着岸はお尻からのトライでしたが1発で着岸とはいかず少し手こずりました。

手こずった原因の一つがエンスト、この船のYCエンジンはエンジンが熱くなるとアイドリング回転数が下がる癖があって下がり過ぎてエンストすることも度々。

アイドリングのセットをもっと上げればいいんでしょうが今でも規定700RPMに対して750RPM近辺にセットしているんですけどね。

係船が終わたところで義弟達とはお別れです。私の方はロープ類などの跡片付けをして家に帰りました。

今日の１杯は反省しながらの１杯、舵輪の前にスマホホルダーと電源を準備しておいて常にC-Mapを確認できるようにしておいた方が良さそうです。

それと気になるのはダガーボード、擦った部分のFRPが剥がれて鉄板が露出してなきゃ良いのですが、鉄板が露出すると海水で錆びちゃいますからね。

来年の春に予定していた上架（陸揚げ）を前倒しにしてチェックと船底の手入れを兼ねることにしますか。
やれやれということで追加の１杯となりました。