船、車、家、たまには旅行のこと等 備忘録も兼ねて気ままに書いています。

2022/07/31

スズキキャリー 白内障手術で若返りました

event_note7月 31, 2022 editBy Noriyuki Tomimatsu forumNo comments
私の軽トラ、スズキキャリーの車検の時期が近づいてきました。
初度検査年月は平成24年8月で今年は令和4年だから、う、何年経ってる?
もういい加減に元号記載は止めて西暦に統一してくれ~、せめて併記だけでも実現お願い。
なんでこんな不便なもの法制化しちゃったんでしょうね。
仕方ないので和暦西暦早見表で見てみると平成24年は2012年、今年は2022年ですから10才の誕生日を迎えようとしているところですね。

車検を受ける準備をぼちぼちやらなきゃいけませんが気になるのは目玉が白く濁って白内障状態になっていること。 10年間屋外駐車ですから紫外線で劣化しちゃったんですね。
写真ではそれほどひどくないように映っていますが実際にはもっと白くなっています。

この濁ったレンズのおかげで光量不足として不合格になると困りますから磨いて曇りをとってあげることにしました。

完璧を目指すんであればサンドペーパーからスタートとなるんでしょうが少し端折って中目くらいのコンパウンドからスタートすることにしました。
左からラビングコンパウンド(多分中目)、細目、極細、超ミクロンのコンパウンドです。

まずラビングコンパウンドから始めますが効果を確認するため半分を擦ってみました。
右側が擦った部分左側はそのままです。 こうやって見ると右側の透明度がかなり改善されたことが判ります。 よしよし!
これくらい効果があればサンドペーパーを掛ける必要は無さそうです。
この結果に気を良くして全体をラビングコンパウンドで磨きました。

次は細目のコンパウンドの出番だったんですが蓋を開けたら乾燥してしまっていてカラカラの状態、おまけに黒いカビのようなものまで生えています。

何か溶剤を加えて練り直せばいいんでしょうが何を加えればいいのか判りません。
悩んでいても先に進めないので細目は飛ばして極細で研磨することにしました。 しつこく擦ればちゃんと研磨できるでしょう。

最後の研磨は超ミクロンと書かれたコンパウンドです。 これも蓋を開けると、

これもまたほとんど乾燥状態、かなり前に買ったやつですからね。 若干粘りが残っていたので一応これを使うことにしましたが付属していた研磨パッドもぼろぼろの状態、

これは使えないので洗車した時などに使うマイクロファイバークロスを使って最後の研磨を済ませました。

研磨が終わった後に登場するのがプラスティックの表面を保護するためのハードコート「HARD CRYSTAL]です。
これはアルミホイールの保護用として売られていますがシロキサンベースのコーティング剤で硬度と耐候性に優れていてプラスティックの保護にはうってつけです。

さて塗りましょうということで蓋を開けたら、あらら、これもまた蓋の中でしっかり結晶化していました。

幸いまだ液体のままの部分も残っていたので効果が同じ保証はありませんがこれを塗っておくことにしました。
液体をティッシュペーパーに含ませてくるくると塗り込みます。

直ぐに乾くので最後に乾いた布で乾拭きをして作業完了です。
光線の具合で少しわかり辛いですがかなり透明感が戻ってきて綺麗になりました。

念のためBefore Afterの比較

白内障の手術が終わりパッチリお目目になったおかげで車全体が若返って見えるようになりました。
これで光量不足で車検不合格と言うことは無いでしょう。

それにしても暑い中、一生懸命コンパウンドで磨いたので汗だく脱水状態になってしまいました。 ビールより水くれー。

<反省>
手持ちの材料がちゃんと使えるかどうか確認してから作業は始めましょう。
ま、今回はなんとかなりましたけど。

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