船、車、家、たまには旅行のこと等 備忘録も兼ねて気ままに書いています。

2022/07/29

SB2 デッキ用クッション

event_note7月 29, 2022 editBy Noriyuki Tomimatsu forumNo comments
SB2のレストアも終わりあまりやることが無くなってしまいました。
さて何をやりましょうと考えて思い付いたのが天井裏に押し込んでいたスポンジと椅子生地を使ってデッキ用のクッションを作ってみること。
この椅子生地とスポンジはキャビンのシートを作った残りなんですが天井裏の肥やしにしてても仕方がないですからね。 早速引っ張り出してきました。

残っている材料の寸法を測って作戦を立てます。
クッション材、特に固めのウレタンチップスポンジは大量に余っていますが椅子生地があまり残っていません。 と言うことで椅子生地をベースにクッションサイズと数を決めることにな40x50㎝のクッションを3枚作ることに決定です。

デッキでお尻の下に敷いて使ったりキャビンで背もたれに使ったりすることを考えるとあまり厚くする必要はなさそう。
最初はウレタンチップスポンジ(2㎝)を2枚重ねで使おうと思っていましたが少しだけ残っていた高弾性ウレタン(3㎝)がつなぎ合わせれば何とか3枚分取れそうなのでこれと組み合わせることにしました。 試しに座り比べしてもこの方がお尻に優しく座り心地がいいです。
方針が決まったところでクッション材を切り出します。 使うのは台所から持ち出したパン切包丁、これが一番綺麗に切れます。


2種類のスポンジを切り出してこんなふうに重ねて使います。 下側が少し硬めのウレタンチップスポンジ、上側の黄色いのが柔らかめの高弾性ウレタンスポンジです。

外側は椅子生地を袋状に形成しなきゃいけませんがミシンを使えれば楽かなと端切れで試し縫いをしてみましたがやはり生地が厚いので無理でした。


ま、これはダメもとで試したので「やっぱりね」といったところです。

縫製が無理となれば次の手段は接着、ピタガン(ホットグルーのこと、我が家ではこう呼んでいます)を使います。

折り曲げ部分に背着材を流して成形していきます。 ここは上手くくっついてくれます。
今度は折り曲げた部分同士を接着して袋にするんですがーー、残念、椅子生地の表面はくっついてくれずに簡単に剥がれてしまいます。

生地と生地の間にベロンと出ているのが剥離した接着剤です。

それならばと言うことで今度はハトメで止めようと穴を開けてハトメを突っ込んでみましたが長さがぎりぎりで出てきてくれません。
ハトメが入ってた箱を見てみると最大かしめ厚は2.5mmと書かれています。
生地の厚みは4枚合わせると4mm近くになりますからちょっと迂闊でしたね。



穴は開けてしまったので仕方なく無理やりかしめたら何とか止まってくれましたが生地の間に流していた接着剤は剥がれてしまうしあまりいい出来とは言えません。

2個目は作戦変更、端っこの折り曲げ巾を狭くして袋にするときには椅子生地の裏側(メリヤス生地です)どうしを接着することにしました。 これだったら簡単には剥離しません。

補強もハトメに替えて大カシメと言うものを買ってきました。 これは4mmの厚みにも十分対応できます。

袋が出来たところでクッション材のコーナーを少し落として丸めておきました。こうやっておいた方がクッションの形が良くなるようです。
ここはパン切包丁は使いづらいのでハサミでチョキチョキ、ハサミの動きに合わせて凸凹になりますがそこはドンマイです。

クッション材を袋の中に突っ込むときにはポリ袋を被せて口の方を先にして突っ込み、定位置に収まったところでポリ袋だけをを引き出します。 こうやらないと椅子生地とクッション材の摩擦が大きくなかなか押し込むことが出来ません。

クッション材を押し込んだら袋の口をカシメて完成です。 接着を併用するときには座った時に圧縮された空気が抜けないといけないので点々と少しだけにする必要が有ります。


一番最初に作ったやつ(左側)はあまりいい出来ではありませんが残りの2枚は割といい感じにまとまりました。
船に載せておけばデッキ用に限らず色々と使い道が有りそうです。



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