船、車、家、たまには旅行のこと等 備忘録も兼ねて気ままに書いています。

2022/08/11

SB2 プロトタイプ日除け付きセイリング

とりあえずコクピット日除けのプロトタイプをくっ付けましたがどの程度セイリングの邪魔になるか走ってみないと判りません。 お天気も風もそこそこみたいなので嫁さんに弁当を作ってもらって船を出すことにしました。

嫁さんがサンドイッチを作ってくれている間にチャカチャカと日除けの足継ぎを準備、船に着いての最初の作業が足継ぎの取り付け。 これで日除けが5㎝高くなりました。

あ、言い忘れていましたが船尾にあるブームサポートも前もって5㎝持ち上げています。

このブームサポートことあるごとに持ち上げられて初期の状態に比べると35㎝程高くなっています。
初期の状態はこの高さですからブームを下した状態だと結構邪魔になっていました。

話が横道にそれちゃいましたね。

5㎝高くした後の写真がこれ、左右の板は畳んでいます。

高くしたおかげで直立姿勢だと頭がつっかえますが移動時にはそれほど気を使わなくても頭が当たらなくなったし、ドジャーとの間に隙間が出来たので前方視界が良くなりました。

コクピット日除けを5㎝高くした後でいつものようにジブをセット、日除けの左右に渡した梁が邪魔になるかなと思っていましたがそれほどでもありませんでした。

沖に出てメインセイルのセットを行いますがメインブームとガフにセイルを通す作業の時は心配してたように梁に引っ掛かって何度か外しに行かないといけませんでした。

う~ん、角材だから引っ掛かりやすいとはいえ滑りやすいパイプにしたとしても梁がある限りはここで引っ掛かるのは覚悟しておかなきゃいけないんでしょうね。

メインセイルを上げる時にもトラブル発生、船を風に立ててはいたんですがガフを上げている最中に横風にあおられてブームサポートから滑り落ちて梁より下がってしまいなかなか引き戻せません。
無理やりブームを持ち上げたら日除けも一緒に持ち上がってしまいました。 あらら!
足は固定していないしやっつけ仕事の華奢な構造ですからね。 

ちょっとドタバタしましたがなんとか帆を上げて、日除けも元に戻して帆走開始。
一旦セットが終わってしまえば操船にはあまり支障はありません。ただデッキの高い位置を歩くときには梁の下をくぐるのに背を屈める必要は有ります。

キャビンから日除けを見るとこんな感じ、ま、悪くはないですね。

お弁当タイムで日陰に入ってサンドイッチを頬張りますがとっても快適かというとちょっと期待外れ。 日陰でも暑い! 夏で気温は高いし追い風で走ってるのであまり風が無く仕方ないですね。
そうは言っても日差しの中に比べればうんとましだし、冷たい飲み物がぬるくなるまでの時間も長そうです。
興味ないかもしれませんが今日は鴨のローストとハムのサンドです。


もぐもぐしながら船尾に行って撮った写真がこれ、ステアリングペデスタルに置いた飲み物とタブレットも影の中です。 日差しの中だとせっかく冷えてる飲み物は直ぐにぬるくなっちゃうしタブレット特にスマホは温度が高くなると勝手にシャットダウンしてくれるんですよね。 これだったら安心。

前方視界もこんな感じで悪くありません。 よしよし!

このあと左右の板を畳んでみたりしながら日除けの効果の違いを確認してみましたが広いほう(巾130㎝)が良いのは判り切っていますが左右とも畳んだ状態(巾90㎝)でもなんとか日陰に逃げ込むことが出来ることが判りました。

そうこうするうちに黒島西側を越えたので二島の方に方向転換、アビーム(真横からの風)で速度アップ、5ノットオーバーの場面もありました。
ここでヒール(傾き)と横風の影響で広げていた側板がバタンと勝手に閉じたのにはびっくり、あまり横幅は欲張らない方が良さそうです。


二島を回った所で帰りのコース、ここんとこいつも同じ南西の風なのでコース取りも同じです。 長与沖、鷹島沖とタック(向かい風方向転換)を繰り返して赤灯台に向かいます。
よしよし順調と思っていたら赤灯台手前で急に風向きが変わって右往左往してしまいました。 なんとか体制を整え直して無事赤灯台内側までエンジンのお世話にならず帰ることができました。
ここでいつものようにセイルを片付けましたが片付けの時は左右に渡した日除けの梁も気になりませんでした。 もっとも船の上を前後に移動するときには中腰になってしまいますけどね。
桟橋に戻って着岸ですが南側からの横風が強く3度もやり直しを繰り返してしまいました。
ま、やり直しを繰り返せるまで上達したと思うしかないですね。

家に戻って日除けの写真を嫁さんに見せたら即「格好悪い~、もうちょっと何とかならないの?」との反応が返ってきました。 自分でも格好は良くないと思っていましたから当然の反応と言えばそうなんですけどね。
何はともあれ左右に渡した梁の影響と最低限必要な日除けの面積は確認できたし、台風の時などどう畳むかなどの課題も残っているのでもう少し別の形も考えてみることにします。
酒など舐めながら考えたらいい案が浮かぶかも。 

あ、今日の航程のアップを忘れていました。

SB2、足が遅いのでなかなか遠くまで行けませんね。


2 comments:

  1. おヨメさんのご意見に賛成ですよ。どう見ても先生の着想、工作らしくないですねー。まるで船外機船のおっさんが作ったみたく見えます。カワシマ

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    1. いや~自分でもこれは無いかなと思う出来ですね。 最終的にはステンレスのパイプと青い天幕でとは思っていましたがそれにしてもちょっと無理がありますね。イメージしていた以上に船の横幅が広かったのも一因です。
      次のアイディアが固まりつつあるのでもう少しはましになると思います。 かな?

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