船、車、家、たまには旅行のこと等 備忘録も兼ねて気ままに書いています。

2024/04/13

屋久島と種子島 1日目と2日目(移動と屋久杉ランド)

event_note4月 13, 2024 editBy Noriyuki Tomimatsu forum6 comments
ずっと前から屋久島に行きたいと言っていた嫁さんの希望を叶えようと宿とフェリーの予約を取っていましたが今日から屋久島に向けて出発です。
フェリーを使って島まで渡ることにしたのは飛行機で行って現地でレンタカーを借りるより安上がりですし返却時間なども気にせずに済むからです。この旅行に先立ち船に搭載していたポータブルの冷蔵庫を下してきました。
朝から荷物を積み込んで食料、飲み物も冷蔵庫に収めて出発です。
高速道路を走って鹿児島(谷山港)に到着、発着ターミナルらしきものを探しますがそれらしいものが見当たりません目に付くのはコンテナだけ。
やっとフェリーはいびすかすと書かれた看板の所から入って見つけた事務所らしきものがこの写真


裏口ドアと思われるところに「受付入口⇒」と書かれた張り紙があったので前に回ってみると、

コンテナを改造した事務所でした。 これじゃ目立ちませんよね。

受付を終わって時間があったのでちょいと近くの観光、先ずは慈眼寺公園へ、幸いネモフィラという花の見ごろでお天気も良く綺麗な花を見ることが出来ました。
はい、花には疎いのでこの花初めて知りました。


花を見たらすぐお隣の谷山神社へ135段の階段を上るったところに在る神社からは桜島と錦江湾、手前には鹿児島市内が一望できます。
一番見晴らしのいい場所には夜景の撮影のためなのか数台の三脚が場所取りのため並べてありました。


さて港に戻らなきゃということで港近くでさつま揚げを買って戻るとはいびすかすは着岸していて船積みが始まっていました。

コンテナを大型のフォークリフトで運び込んだり大型トラックなどは海運会社の作業員が運転して積み込んでいきます。
この船は種子島経由屋久島行なので何やら荷積み予定表みたいなものと照合しながらのようです。私達以外に乗用車が10台ほどいましたがこれも作業員が運転して積み込んでいます。
どうやら運転手抜きで車だけを運んでいるようです。結局運転手付きの乗用車は3台だけのようでした。

さて乗船して客室へ、客室は4部屋に分かれていましたが全てカーペット敷のごろ寝スタイル、事前に分かっていたのでポータブルの椅子を準備していてこれを組み立てて使いました。嫁さんの提案でしたがすごく楽に過ごせました。

椅子に座ってうたた寝した後に何処を走っているのか外に出てみたら灯台の灯りがすぐ近くに見えます。 「え、まだ錦江湾の中?」と思いましたが既に種子島に到着していました。
午後10時前には着岸し荷下ろし作業が始まりました。
船はここで明日朝まで停泊です。
本格的に寝ましょうと床に横になりましたがカーッペットが薄くって固く背中が痛かったです。

朝目を覚まして外に出てみると屋久島が目の前に、ただ雲がかぶさっていて下の方しか見えません、やれやれ予定どおりにスケジュールこなせるでしょうか。

船が着岸し降りたら朝ご飯の調達、こんな早い時間に食堂など開いてるわけないしコンビニも見当たらないしさて困ったと思っていたら「ほっともっと」発見ラッキーなことに営業を開始しています。 嫁さんが「今日は屋久杉ランドへ行こう」というので朝昼のお弁当を調達しました。 この場で朝食を済ませ屋久杉ランドに向かいます。

標高1000mにある屋久杉ランドに向かいますが登っていくと雲の中、雨になりました。
到着して準備していた雨具をまとって入場、入口には外国からのお客さんも並んでいました。

さて入場したら屋久島で最初のトレッキング屋久杉との対面開始です。
ここ屋久杉ランドでは30,50,80,150分の周回コースが設定されていますがプラスアルファで枝分かれして天文の森までのコースも選ぶことが出来ます。


30.50分のコースは歩き易くするために舗装が施されていますが80,150分のコースはしっかりした装備が必要な設定になっています。
嫁さんの選択は150分コース、標識を見ながらあるきはじめました。先ずは出迎えてくれた大きな杉の根っこの下をくぐり、

この後は沢山の大きな杉、いろいろと名前が付けられています。今日は雨で苔も綺麗です。

凄い凄いと言いながら歩いて行きますが途中に在る東屋(コース図15番)で一休み、ここでドイツから来たという女性と話してトレッキング再開、全部回るならこっちだよと言われて歩き始めましたがここで間違えて天文の森コースに入ったようです。
このコースアップダウンも大きいし木の根っこが絡んだ滑りやすい場所もあったりと結構厳しいコースでした。

こちらのコースも大きな杉とか倒れた杉の上に2代目が育っている光景などが見られます。
倒れた木が朽ちてしまうと上の杉の根っこはトンネル状になるそうです。

途中で標識の表示がなんか変ということでコース図を引っ張り出して確認したら150分コースから外れてることに気づき引き返すことにしました。このまま先に行けば天文の森というあまり人の手が入っていない森に行けるようですが雨も降って足場も悪いし時間かかりそうなのでパス。

東屋まで戻って150分コースに復帰、残りのコースの杉たちを見ながら出口に戻ったのは既に15時半過ぎ、歩き始めたのが10時半頃でしたから5時間近く掛かったことになります。
おまけに雨で食事のタイミングを逸してしまいお昼用の弁当は夜用に回すことになってしまいました。

今日の宿は「コテージくつろき」独立したコテージになっているので他の客をあまり気にせずに済みます。写真を撮ってないのでネットから借用しました。


荷物を運びこんで一段落したところで近くのスーパーまで出向いて総菜とビールをゲット。
昼ご飯用に買った弁当と合せて晩酌タイムとなりました。
歩き疲れたのも手伝っていつも夜遅い私も早い時間からお休みなさいとなりました。


6 comments:

  1. 林ふみこの放浪記で一ヶ月に45日雨が降ると言われてる屋久島はやはり雨でしたか。
    今度はヨットでチャレンジ。
    そのRoRo船はネットに載ってましたが面白そうですね

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  2. 雨の覚悟はしていましたが上陸早々しっかり降られました。
    ヨットでのチャレンジは鹿児島まで行くのも大変そうだし現在の沿岸5マイルでは屋久島までは行けません。 仮に行けたとしてもこの小さな船では怖いですね。
    フェリーはいびすかすは基本的には貨物とトラックしかも無人の輸送がメインのようで我々のように有人の乗用車はおまけみたいな扱いのようです。そのため船内には売店なども無く自販機のみ、ただカップ麺の自販機が在って飢え死にしないようにはなっています。ビールの自販機は在りません。
    ま、それなりに面白かったです。

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  3. フェリーのポータブルの椅子の持参、大変参考になりました。屋久島も一度行きたいと思っていたので参考とさせて頂きます。JT

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    1. ポータブルの椅子には助けてもらいました。 ほとんどの人が床に寝っ転がってスマホなど見ていましたが快適とは言い難いようです。
      船にもよるでしょうが雑魚寝スタイルの時にはそろキャンプ用のマットレスの持参もお勧めです。
      就寝時は背中が痛くってバイクツーリングの人が使っているマットレスが羨ましかったです。

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  4. 船の大小はあまり関係無いと思います。南極に24ftで行ってる人もいます。26ftですが西田さんも13日にシングルハンドで沖縄にクルージング行ってます。
    船検制度は40年前に出来た天下り機関ですから、あまり意味は無いと思いますが。

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    1. そうですね、近場から始めて徐々に自身が付いてきたらチャレンジしてみますか。

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