屋久島と種子島 ３日目と４日目（雨の千尋の滝と白谷雲水峡トレッキング）

３日目の朝、予報通りの雨です、嫁さんの計画は島１周ドライブで観光地巡り✙温泉。

私は昨日疲れちゃったので部屋でゴロゴロでも良かったんですがせっかく来たからと雨の中出かけることに。
先ずは宿からさほど遠くないところに在る「千尋の滝」宿を出る時にはさほど強くなかった雨も着いた頃にはどしゃ降り、車から出たくなかったけどせっかくだからと意を決して滝が見える展望台まで歩きました。

底で見たのは巨大な一枚岩の上を流れる幾筋もの滝と奥の方にある水しぶきを上げる大きな滝、なかなかの迫力です。

傘に当たる雨の音がうるさいですが動画も撮ってみました。

滝の下までの散策コースも有るようですがこの雨の中では行く気も起らずさっさと車に戻りました。

この時点で今日のドライブ観光は諦め宿に戻ることにしました。

宿に帰る途中に在った「屋久島伝承蔵」なるところに立ち寄り、色んな種類が在りましたがお値段と屋久島限定と書かれたタグに惹かれて「屋久島」なる一升瓶入りの焼酎をゲット。　後撮りですがこれ、

その足で今度は昼食で「屋久どん」なるお店に、中に入ったら空席待ちの人が5,6人ほど待ってる間にも海外からのカップルが加わりなかなかの繁盛です。
待つこと暫し、席に案内されてメニューを見ますが屋久島で獲れるトビウオ出汁のうどんがメインのようで海老天うどんを注文しました。
写真が無いんですがだし汁が美味しくスライスされたトビウオの切り身スなども入ってて味は良かったです。

昼食の後は宿に戻り部屋でゴロゴロ、外はすごい雨でテレビでは数年に一度の雨で土砂崩れ警報が出されたとか言ってます。　ドライブ観光取り止めて正解でした。

この日の夜もスーパーのお惣菜それに先ほどの焼酎で晩酌です。

気持ち良くなったところで明日の縄文杉コースに備えて早めの就寝となりました。

翌朝には雨も上がりこれなら大丈夫そうということで嫁さんが早起きして朝と昼用のサンドイッチを準備してくれ４時半に宿を出て荒川登山口までのバスが出る屋久杉自然館前のバス乗り場まで向かいますが途中になにやらこの先通行止めの表示が出ています。

ひょっとしたらバスが出ないのではないかと思いながらバス停まで行くと切符売り場に灯りは無く人影もまばら。　歩いて近づくと「本日運航中止」の張り紙がありました。あらら！

せっかく早起きしたのに～。

仕方が無いので一旦宿に戻りますが車のナビ画面にも通行止めの表示が出ていました。

宿に戻り準備してくれていた朝用のサンドイッチを食べて暫くのんびりした後に「白谷雲水峡」だったら大丈夫かもということで行ってみることに決定。

宿からは約40分程度の距離、現地には８時頃には着きましたが管理棟の前には通行禁止の札が下がっています。　

「え～、ここもダメ？」と思いましたが駐車場には難題も車が在るし人も帰る気配がしません、どうやら皆開門を待っているようです。

開門時間は8：30とのことで通行禁止の札は昨日の大雨の時に掛けてそのままになってるんでしょうね。

8：30に係の方が来てゲートオープン、環境整備協力金500円/１人を払ってトレッキング開始です。　よかった。

ここもいくつかの標準コースが設定されていますが一番長い太鼓岩コースを選択。

ここには沢を渡るところが多いので増水時は通行できなくなるそうで昨日の大雨では通行止めになるのも納得、今日は大丈夫なようです。
沢を渡ったりしながら、

奉行杉まで到着、今日は暖かいのでいつもの土方スタイルになってしまいました。

ここでも大きな屋久杉ばかりでなく綺麗な苔と春の花も目を楽しませてくれます。

奉行杉の後、二代くぐり杉を抜けた後太鼓岩コースに入ります。　それにしても屋久杉デカい。

太鼓岩コースの中ほどには白谷小屋という避難小屋とトイレが在り小屋の前には食事に使える大きなテーブルが設置されています。

我々もここでトイレを済ませて昼食です。　ここの写真は撮り忘れてしまいました。

少しゆっくり昼食を済ませて太鼓岩を目指しますが結構きつい上りが続きます。

頑張って上りツーショット写真を撮ってもらいました。

到着直後はもう少し視界が開けていたんですが写真を撮る時には雲がかかってしまい残念。
中央に白く写っている川は万坊川でこの川沿いに縄文杉に行くトロッコ道が敷かれているとのこと。

最終目的地の太鼓岩までクリアーしたので後は下るだけ、こけないように注意しながら歩き駐車場まで戻りました。

トレッキングの後は嫁さんが調べていた「尾之間温泉（おのあいだおんせん）」に直行、

入浴料は300円、泉質もつるつるしていていいお湯です、ただ石鹸類は置いて無いので持参必須。

山でも海外からの人が多かったですがこの温泉でも男女ともに海外の人が利用していました。　郷に入っては郷に従えということなんでしょうか？日本式のお風呂にもあまり抵抗は無さそうです。

お風呂でさっぱりした後は夕食、屋久島の郷土料理を出してくれる店に電話かけたら「休業中です」の返事、宿近くのジビエ料理のお店に電話しても繋がらず仕方が無いので今日は山で食べきれなかったサンドイッチと鹿児島で買っていたさつま揚げと焼き芋で済ませてしまうことになりました。

これに合わせるのは昨日買った地焼酎、「明日こそは縄文杉」ということで飲み過ぎに注意して早めのお休みなさいとなりました。