船、車、家、たまには旅行のこと等 備忘録も兼ねて気ままに書いています。

2024/10/11

口之津で船飲みセイリング 2日目 面高ー野母崎

event_note10月 11, 2024 editBy Noriyuki Tomimatsu forumNo comments
面高港での1泊、風での揺れも殆ど無く、近くに係船している漁船も殆ど無いため引き波による揺れも無くとっても快適でした。
桟橋の目の前には面高交流センターと言う建物があってここには24時間使用可能なトイレが在ります。
ただ残念なことにこのトイレは和式、膝に不安を抱えていつも椅子での生活をしている私にはちょっと無理、顔を洗ったり歯磨きするにはいいかもしれません。

末續さん、「寿司屋には朝方3時頃から明かりが灯って大将らしき人が前掛けを着けて母屋から出て来て仕込みやってたみたいだ」とのこと。朝からの仕込みは寿司屋の営業にしては早すぎる気がするので仕出し弁当の準備なのかもしれませんね。
googlemapにもまだ「明治屋」は乗っているし営業中止とも書いて無いのでひょっとしたら曜日限定で営業してるのかもしれません。 口之津からの帰りにでももう一度訪ねてみることにします。

寝坊助の私に合わせて9:00出港の予定にしていましたが早く目が覚めて朝食も早く終わったのでさっさと出ることにして8:00には港を後にしました。
面高を出るとすぐ目の前に大島造船所のガントリークレーンが目に入ります。


さらに近づくと沢山の船があって盛況のようです、三菱重工の香焼造船所を買い取ったのも納得。

5年ほど前に山崎さんとH3でこの造船所脇に在った港に停泊したことがありますがこの港は既に埋め立てられていて今は停泊できる場所は無くなってしまいました。
その意味でも面高の桟橋は出来るだけ長く残してほしいものです。

大島大橋の下をくぐり、

寺島水道出口の灯台を見て、なかなか面白い形をした岩(おっぱいみたい)の上に建てられています。

これから少し先に進むと今度は松島火力発電所、
船の上でネットで調べてみるとここは1号機2号機各50万kWの出力とのことで24年度いっぱいで1号機は廃止、2号機は休止、その後2号機をCO2フリー水素発電に向け改良していくとのこと。 時代の流れですね。

松島水道を抜けたら次に見えるのは池島、ここも5年ほど前に山崎さんとH3で停泊したことがあるのですがその後プレジャーボートかヨットか判りませんが大きな問題を起こしたらしくプレジャーボートは停泊禁止になっていて山崎さんが入港したら大瀬ぢの人が出て来て追い返されたとのこと。 ここには風呂もお店も在って良い所だったんですけどね。
キャンプの世界でも同じですがごく一部の心無い連中のおかげで他の善良な人が迷惑を被る図式、困ったものです。

池島を過ぎて角力灘(すもうなだ)に入ったところ辺りでセイルを上げてエンジン停止、静かになりました。YCエンジンの音が大きいので余計に静かに感じます。
帆走を開始したものの野母崎に向けては真追っ手の風、この風は苦手なのでクォーターリーで斜め後ろからの風でジャイブしながら走ることにしました。
ただ波の揺れと風向きがちょこちょこ変わるためオートパイロットでは上手く走ってくれずラット(舵輪)を握っての帆走、ず~っとマスト天辺の風見を見ながらの走りで首が痛くなってしまいます。

3.5~4ノット辺りで走っていましたがそのうちに風が弱くなり2ノット近くまで落ちてしまいました。 まだ先は長いのでここで帆走は諦めて機走に戻し、セイルは役に立たないので走りながら片付けてしまいました。

伊王島、高島、軍艦島を左手に見て
伊王島

高島

軍艦島

ついでに軍艦島クルーズの「Black Diamond号」
ん、Black Diamond?と思ったんですが石炭が黒ダイヤと呼ばれていたことから命名されたようです。 船体も真っ黒。
最上階のデッキに人がいっぱい、こけないんでしょうかね?

軍艦島を過ぎてここでもC-Mapのおかげで迷わずに野母崎港に16:00入港、「Nomon長崎」そばの桟橋に船を着けました。


実はこの桟橋、2年ほど前にオープンしたばかりの恐竜博物館を訪れた折に様子を見に行ったときには下の写真のような掲示がしてあってヨットで停泊できるかどうかすごく心配でした。


幸い山本さんがこのNomon長崎の経営者とお友達と言うことで係船可能か問い合わせて「左側に着けてくれればOK」との返事を貰ってくれたおかげで安心して着岸出来ました。
山本さんお世話になりました。

浮桟橋に渡る橋に掲示されたものは依然と一緒でしたが上の写真に在る軍艦島観光専用の黄色い掲示板は見当たりませんでした。

この桟橋から「Nomon長崎(ホテル)」と「のもん湯(温泉)」が複合された建物はすぐ目の前、

ここでお風呂に入りお風呂に付属している食堂で夕食をとって本日は終了です。

ちなみにこののもん湯は炭酸泉、浴槽からは軍艦島が見える気持ちの良い温泉、撮影禁止なのでのもん湯のホームページから借用。

食事はあじのなめろう定食を頂きました。

右下の薬味をご飯の上にかけて左下のなめろうを乗せ、さいごに右上の土瓶にいっただしを掛けて食しますがなかなか美味しかったです。

本日終了とは書いたものの、まだ時間が早く末續さんが寝袋に入った後も一人でごそごそ焼酎のお湯割りなんか作って時間を過ごし私の就寝は23時頃となりました。
宵っ張りの私にとってはこれでもかなり早いお休みなさいです。

本日の全航跡こちら。
距離:33.73nm 時間:7h

<追記>
この「Nomon長崎」は以前は「Alega軍艦島」の名称でしたが2年ほど前に経営が変わって名称変更がされています。
5年前に山崎さんのH3に同乗して小浜ヨットレースに向かう際にもここのお世話になりましたが当時のポンツーンは台風で壊れて新しいものに変わっています。
当時の記事はこちらを参照ください。


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