船、車、家、たまには旅行のこと等 備忘録も兼ねて気ままに書いています。

2017/04/26

SB2 YCエンジン 油圧スイッチテストしました

event_note4月 26, 2017 editBy Noriyuki Tomimatsu forumNo comments
オイル警告灯が点く原因の一つには圧力スイッチの故障も挙げられます。
この故障であれば修理は一番簡単なんですけどね。
まずはこいつをチェックしてみようとエンジンから取り外して家に持って帰りました。


どうやってチェックしようかと考えましたが思いついたのがこの方法。
圧力スイッチにホースをつないで反対側には空気入れを接続。
電極にはテスターをつないでスイッチのON/OFFを確認します。

最初にセットした状態では圧力は大気圧の1気圧、この時点ではスイッチはON(導通)状態、つまり警告灯が点灯する状態です。
次に空気入れを押し下げていくと徐々に圧力が高くなっていきます。
圧力スイッチの故障であればONのままのはずなんですがーーー。
ある程度圧力が上がった時点でスイッチがOFF、警告灯消灯の状態になりました。

 正確な動作圧力値は判りませんけど どうやらスイッチは正常に働いているようです。
こうなるとやはり油圧系統に異常が有って圧力が上がってないと考えるしかありません。 トホホ!
オイルフィルターの詰まり、オイルポンプの不良、圧力調整チェックバルブの誤動作などが考えられますが一番困るのは圧力調整チェックバルブの異常。
これはクランクケースを割らないと手が届かないんです。船に搭載した状態では不可能。

ヤンマーさんに電話で一番怪しそうな場所を訪ねてみましたが、本来であれば油圧を測ってみるのが一番とのこと、計測器が無いことを話すとフィルターの詰まり、次がポンプの順番(ポンプの故障は少ないそうです)かなとのこと。
相談ついでにパーツの値段を聞いたら圧力スイッチが税別で¥1,100、オイルポンプの内外ローターセットが¥3,800とのこと、オイルフィルターを清掃するときにはどのみちオイルを抜かなきゃいけないので、この際ポンプパーツも交換しておくことにして注文、油圧スイッチも思ったより安かったので念のためと思いこちらも注文してしまいました。

次の作業はパーツが来るまでお預けですが とにかく原因がクランクケースの内部じゃ無いことを祈ってお神酒をいただくことにします。

2017/04/25

SB2 今年初出航(今度は油圧警告灯が!)

船を出したいと思いながらもトレーラーに手を取られていてなかなか出航できずにいましたが友人を誘って今日やっと出航出来ました。
このSB2、リグがややっこしいのでなかなか一人では動かすのが難しいです。

出航してしばらくは機走、エンジンからの煙は無事解消されたようです。
もう一つのチェックはスロットルを開けた時の黒煙、さて燃料噴射ノズル交換の効果はあったでしょうか。
残念ながらこちらの方はあまり効果が無かったようで黒煙が結構出てきます。 残念。

ちょっと沖に出たところで帆走、今日は去年お世話になったボートステーションを訪ねることにして舵を切ります。
目的の方向は追い風、いやー追い風ってちゃんと走るのが難しいですね なかなか帆が風をはらんでくれません。
この間 弁当を食べながらボートステーションに到着、社長としばらく雑談を交えながら次の上架の相談。
センターボードをちゃんと使えるようにやり直したいと言ったら時間がかかりそうだということで船台のスケジュールが空いてる5月後半に上げましょうとなりました。
色々と話は尽きなかったんですがが帰港の時間を考えて切り上げました。

帰りは向かい風ながら4ノット近辺で帆走、港に近づいたところで機帆走にしましたが、え、油圧警告灯が点きっぱなしで消えません。
一旦エンジンを止めてオイルレベルをチェックしましたがこれは正常。
ちょっと心配でしたが機走しないと帰港できないのでハーフスロットル程度でそろそろと帰りました。

入港したところで今度は買ったばかりのボートフックの出番、真価を問うってな感じでしたがうまく操船出来てロープのすぐそばまで行っちゃったので短いフックでも十分でした。 ちょっと肩透かしを食らったようで拍子抜け。 
ま、真価は試せませんでしたがすんなり着岸、ということで今年の初航海は終了。

それにしてもこのYCエンジン 何時になったら手が掛からなくなるんでしょうね?
油圧センサーの故障だけだったらいいんですが。

(何か写真をと思いますがカメラを港に置き忘れたので何にも無しです。)

2017/04/24

SB2 エンジンリモコン計画

event_note4月 24, 2017 editBy Noriyuki Tomimatsu forumNo comments
SB2の最大の悩みはキャビンが油臭いこと、嫁さんも嫌がって乗ってくれないし友人を誘って中でビールを飲む気にもなりません。
臭いの原因はエンジン回りに漏れた軽油なんですがなんといってもエンジンはキャビンから隔離されてなく丸見え、キャビンと言うよりエンジンルームに居るようなものですから臭うのが当たり前ですよね。

2017/04/23

SB2 ボートフック

event_note4月 23, 2017 editBy Noriyuki Tomimatsu forumNo comments
SB2は係船はお尻から接岸していますが毎回すったもんだと苦労をしています。
頭から突っ込めばもう少し簡単なんでしょうが初めての接岸で舳先を岸壁にぶつけてしまったトラウマと頭からは乗り降りがやりづらいせいもあってなかなかその気にはなれません。
お尻から接岸するときには舵の効きが悪くてなかなか思うところにお尻が入ってくれずブイに繋がれたロープをつかむのに一苦労。

2017/04/17

SB2 ブームサポート(パテ埋め整形)

event_note4月 17, 2017 editBy Noriyuki Tomimatsu forumNo comments
一晩経って固まったパテ、今日は整形です。
カンナを使って余分なパテを削り始めましたが思っていたよりもパテが固くなかなか削れません。
暫く頑張ってみましたが埒が明かないので電気カンナを引っ張り出しました。
電気カンナを使うといつも失敗するし、削りくずが飛び散るのであまり使いたくなかったんですが背に腹は代えられません。
ブイーンてな感じで手カンナに比べて効率よく削ってくれます。
 結果はちょっと削りすぎた部分もありますが「ま、いいか」の部類。
この後はサンドペーパーを掛けて平らに均しました。
こうやって見ると結構いい感じで問題なく使えそうです。
ただ時間の経過でパテ部分がポロリと外れなきゃいいんですけどね。

今日は取り付けのための切込みまで行いたかったのですが、取り付け方法は船と相談しなきゃいけないのに生憎の大雨、相談出来ないのでここまででおしまいです。


2017/04/16

SB2 ブームサポート(腐朽部分パテ埋め)

event_note4月 16, 2017 editBy Noriyuki Tomimatsu forumNo comments
取り外してからもうかれこれ5カ月近く、なかなか先に進まないブームサポートの修理をやっと再開。
(私は勝手にブームサポートと呼んでいますがヨット用語で専門的な名前が有るようなのですが不勉強で知りません。)

前回は腐ったところをほじくってしまったところで次の方針が決まらず終わってしまっていましたが手直しを試みることに決定。
ま、失敗したら新しいものを作れば良いだけなんでダメもとでやってみることにします。

最初に全体にエポキシを塗布して防水、特に深いひび割れ部分とかほじくった後のまだふかふかが残った部分にはたっぷり塗り付けて浸み込みを期待。

ある程度硬化した時点で今度はパテ埋め。
パテはかなりの量が必要なので今回はエポキシと鋸屑(おがくず)を混ぜて作ってみました。 このパテ今回初めてのトライです。
親父が家具を作っているときには木工用ボンドと鋸屑を混ぜてパテを作っていましたのでその応用。
ただ木工用のボンドと違ってエポキシはしゃぶしゃぶなのでうまくいきますか?

 
エポキシを混合してウッドフラワーを若干混ぜて少し粘度を上げたうえで多少パサつくくらいまで鋸屑を入れてかき混ぜます。
後は指を使って(あ、ちゃんとゴム手袋してますよ)くぼみに押し込んで形を整えます。
なんか子供の時の粘土細工を思い出して楽しくなりました。
細いひび割れ部分はこの鋸屑パテでは無理なのでウッドフラワーだけのパテで埋めておきました。

パテ埋めが終わったらあとは一晩硬化待ち、固まったら取り付け部分などの再加工とカンナでの整形です。




2017/04/15

ホンダ リード オイル交換

event_note4月 15, 2017 editBy Noriyuki Tomimatsu forumNo comments
我が家のスクーター、あまり乗らないのでついついメンテナンスもさぼり気味。 かなり前からやらなきゃと思っていたオイル交換をやっと行いました。

まずはオイル、
リードの取説にはJASO T903:MB、SAE:10W-30、API:SL、これら3つの規格を満たしているオイルを使えと書いてあります。
これに対して我が家に転がっていたオイルはホンダウルトラG1、SAEとAPIの分類は合致しますがJASO T903はMAとなっています。
え、これ使えないの? ということでMAとMBの差を調べてみました。
結果を一口で言うとMA:摩擦係数大、MB:摩擦係数小ということでMBは省燃費、高回転向きのオイルのようです。ただ、湿式クラッチが付いた普通のオートバイはクラッチが滑ってしまうのでMAを使わないといけないとか。
ということで燃費と回転の伸びを気にしなければMAを使ってもエンジンにダメージを与える心配は無いことを確認、転がっていたオイルを使うことにしました。


 交換開始、ポンプ式オイルチェンジャーを使って上から抜き出します。
これ 簡単でいいのですが吸い出したオイルの量がちょっと少ないような気がします。


まだ残ってるのかなということで今度はドレンプラグを外して残りを抜いてみたら150mLほど出てきました。
上から抜いた分を測ってみたら550mLでしたからかなりの割合で残っていたことになります。
結論としてリードの場合は下から抜かなきゃダメということになりました。

抜き終わったらドレンコックを締めて抜いた量と同じ0.7Lを注入、レベルゲージ兼注入口キャップを締めようとしたら交換時0.7Lと刻印されていました、納得。

ということでオイル交換が終わりましたが乗ってみてMAとMBの差が判りますでしょうか?
そう値が張るものでもないのでMB規格のオイルを買ってきても良かったのですが使う当てのなかったウルトラG1が片付きました。

2017/04/14

SB2 バッテリーが死んだ?

event_note4月 14, 2017 editBy Noriyuki Tomimatsu forumNo comments
デンタで充電失敗したバッテリー、
前回はDC12V出力を使って失敗したので 今度はAC100Vを使ったらどうかということで最大充電電流10Aのバッテリー充電器を購入して持っていきました。 これだったら過電流になる心配はないし10Aで充電できれば時間の短縮も出来ますからね。
接続を完了してデンタ始動、テスターで出力電圧が100V近辺になるように周波数調整つまみを回します。
ここで周波数を測ってみると55Hz近辺。
このデンタ、周波数と電圧を両方適正に合わせるなんて芸当は出来ないようです。
ま、それはさておき100Vに調整した時点でバッテリーに流れる充電電流は2Aを切る値、もっと流れると思ってたんですが予想が全く外れてしまいました。 
デンタの出力波形のせい?との疑問も起きましたが これでは満充電まで時間がかかりすぎます。
DC12V出力でもっと大きな電流を流してみることにして電圧電流計をつないで充電してみました。
これでもやはり充電電流は1.7A程度、電圧を16V近くまで上げてみましたが電流は1.7Aのままで増えません???
前回は10A以上の電流が流れたのは間違いないのに何ででしょうね。過電流でバッテリー壊した?

暫くこの状態で充電してみましたがデンタのガソリン切れ、ちゃんとした100Vでの充電の様子を見たいので重たいのを我慢してバッテリーを家に持ち帰り充電器で充電、やはり2A弱。
デンタのせいで電流が増えない訳ではないようです。
一晩充電してみたら朝には充電器はFULLで充電完了の表示がありました。 電圧は13.6V。
でも、バッテリーのインジケータを覗き込んだら黒色のまま。
充電状態がいい時は緑のはずなんですけど?
これ、バッテリーが死んだってこと?

ということでメーカー(ACDelco)さんに「満充電で13.6Vになっても表示が黒のままです、寿命でしょうか?」と問い合わせてみました。で、帰ってきた答えが下記。
表示が黒であっても、エンジンの始動に問題無ければ使用を継続して頂いて問題ありません。インジケータはバッテリー上部の比重をみています。充電による比重の上昇は底部から起こるため(成層化)、満充電でもインジケータの色が黒又は赤に留まることがありますが、継続使用中にオルタネータの充電で緑になることがあります。緑を確認してから使用を開始したい場合は16Vの定電圧充電(均等化充電)をお試し下さい。均等化充電では液が僅かながら減少しますのでインジケータが緑になったら速やかに充電を終了して下さい。
インジケータが充電後も黒でエンジンの始動ができない場合は性能劣化(サルフェーション)が考えられます。バッテリーを交換して頂くしかないと思います。
と、いうことで今まで始動には問題が無かったのでこのまま使ってみることにしました。
ヒューズが飛ぶほどの前回の電流と今回の電流の差が大きすぎて何となくすっきりしませんが電流が流れなくなったのは満充電に近くなったせいなんでしょうかね?

ちょっとモヤモヤしていますが今度は私自身を充電することにして1杯。
私の場合満充電の色は赤ですけどね。


今日は二つの作業結果に大満足。
晩酌は赤ワイン、美味しくいただきました。

2017/04/12

SB2 エンジン試運転とマスト登り

ここんとこずーっと雨続きでしたがやっと晴れて船に出かけました。
やったのは燃料噴射ノズルと燃料配管を交換したエンジンの試運転とマストに上ってガフのハリヤードを交換。

エンジンはまず漏らして空っぽになった燃料タンクに軽油を補充して配管のエア抜き。
軽油が周りにこぼれないようにウェスを巻いて行いましたが結構こぼしてしまいました。
アイドリングの状態が判らないので1/4スロットルでエンジン始動、割合すんなり掛かってくれました。

2017/04/10

SB2 デンタ 失敗原因調査

event_note4月 10, 2017 editBy Noriyuki Tomimatsu forumNo comments
悲惨な結果に終わったデンタでの充電、今日は失敗原因の確認。

とにかくこのデンタ、調整できる個所は周波数調整のつまみしかありませんのでこれでどの程度出力電圧が変化するのか調べてみました。

要はこのつまみ車で言えばアクセルですね。
負荷にはいつもテストに使う電気ストーブ、抵抗値を測ると12Ω、12Vでは1A流れることになります。

この状態でエンジンを起動して電圧を測るとーー。
一番回転数が上がった状態では17V近く、回転が下がった状態では11V。
ここで電気ストーブのスイッチを切って無負荷にすると電圧はぐんと上昇して一番回転数が下がった状態でも14V、回転が上がったときには20V近くになります。

これで周波数調整のつまみで12V出力の電圧が調整できることは判りました。
船で使ったときにはこのつまみは目一杯高い方に設定されていましたから16V以上が出てたわけでその分大きな電流が流れてしまって充電コントローラを壊してしまったわけなんですね。

この発電機、AVR(電圧自動調整機能)が付いてないので回転数で電圧が変わるし、負荷の大きさでも電圧がころころ変わります。
これをちゃんと使うには電流電圧計が無いと無理みたいです。
同じデンタシリーズにはAVR付きもあったようですが安いバージョンということでAVR無しも作ったんでしょうね。
それにしてもホンダも安くするためとはいえ無責任なものを作ったもんですね。 これで電流電圧計無で使えるのは白熱電球くらいなもんですからね。 
それとも発売が1979年ですから当時の標準的な発電機はこんなものだったんでしょうかね?

ということで、壊れてしまった充電コントローラの代品と取り付けておけばバッテリーの状態監視には何かと便利だろうとキャンピングトレーラに取り付けたのと同じ電流電圧計を発注してしまいました。

SB2 デンタで充電でも結果は悲惨なことに

event_note4月 10, 2017 editBy Noriyuki Tomimatsu forumNo comments
ソーラーパネルは繋いだものの天候不順でなかなか充電してくれません。 バッテリーのインディケーターは赤色、充電量50%以下の表示。
それならばとゆうことで整備はしたものの使う機会が無かったホンダの発電機「デンタ」に登場してもらうことにしました。
ガソリンを入れて試運転、2度目にロープを引っ張ったときにすんなり始動。 よしよしいい子だということで船に持っていきました。

船ではソーラーパネルの代わりにデンタをつなぎ デンタ12V出力→充電コントローラ→バッテリーの経路で充電開始。
デンタのエンジンを始動して充電コントローラーを見るとちゃんと充電を示すLEDが点灯、船内のバッテリー電圧計も14Vちょいとを示しています。
 後はしばらく回しておくだけと言うことで他のことをやっててひょいと充電コントローラーを見てみるとあら充電表示のLEDが消えています。
船内の電圧計はなんと16V以上を表示。
あれおかしいなとあらためて充電コントローラーを見てみるとなんとプラスティック製のケースが溶けています。

またしても壊れて(壊して?)しまいました。
相当大きな電流が流れたようです。
それならばバッテリーに直結してみいうことでことで充電コントローラーをスキップしてバッテリーに直結してデンタを始動、やはり船内の電圧計は16V、電圧が高すぎるよねーと思ってるといきなり12.5Vに急降下。
あれ?、っと思ってデンタのヒューズ(10A)をチェックするとしっかり飛んでいました。
状況から考えるとデンタの出力電圧が高すぎて過電流が流れていると思われます。
予備のヒューズは無いし 今日のところは諦めて片づけて帰ってきました。

家に戻って取り扱い説明書を読んでみましたがバッテリーに直接つなぎなさいと書いてあるだけで電圧調整のことは何も書いてありません。
12Vの定格出力は8.3Aとの記載は有りますが電流の調整方法も記載なし。
唯一調整できるのは周波数調整のみ、これで出力電圧が変わるかどうか明日にでも試してみることにします。

で、明日への鋭気を養うために一杯。

2017/04/09

SB2 燃料ホース取り付け(大失敗、船底に軽油が一杯)

event_note4月 09, 2017 editBy Noriyuki Tomimatsu forumNo comments
今日は燃料ホースの取り付けです。

耐油耐熱耐圧と3拍子揃ったホースを買いたかったのですがボールジョイントに合う内径7mmのものが見つからず 前回ヤンマーさんから買った燃料ホースと同じものを購入。
ただ今回はヤンマーさんからではなく別ルートで購入したので安く買えました。
ヤンマーさんから買ったときは消費税込みで¥6,372/m、今回買ったのは¥756/m 送料を込みにしても¥1,512円/mとヤンマーさんの1/4。
在庫管理などの費用が要るとしてもヤンマーさんぼり過ぎじゃないですかね。

2017/04/08

SB2 いろいろやりました。

event_note4月 08, 2017 editBy Noriyuki Tomimatsu forumNo comments
昨日は1日雨で何もやる気がしなかったのですが今日は雨も上がり気温も高くなって動きやすくなりました。
と言うことで船に行っていくつか作業をしてきました。
まずはソーラーパネルの仮設置。

パネルは入口ハッチの上に転がして電線はよりより端子での仮接続、充電コントローラーも室内に転がしています。

実は前回来た時に同じことをやったのですが手順が悪かったらしく充電コントローラーが即死してしまいました。
どうやらバッテリーを繋ぐ前にソーラーパネルを接続してはいけなかったようです。
今回は再チャレンジ、最初に充電コントローラーとバッテリーを繋いでその後でパネルを接続、今度はちゃんと充電を始めてくれたようです。
仮設置と言う形で急いだのはエンジンの整備など室内作業時の照明はバッテリーに頼りっぱなし。
充電の機会もなく電圧が下がってきたのでお天道さんの力にすがろうとの魂胆。 これで天気さえ良ければ勝手に充電してくれるでしょう。
ちなみにパネルは50Wです。

次にやったのは燃料噴射ポンプ内のオーリング交換。


前回来た時に燃料が漏れていそうなところをチェックしましたがこのシャフト部分からも燃料が漏れているような兆候が有ったので内部のオーリングを交換しておくことにしました。
このオーリングにたどり着くまでにはガバナーからのリンク機構などいろんなものを取り外さなければならず、ちょっとおっかなびっくり。
う~ん、ちゃんと再調整できるかな?
心配しながらもOリングに到達、やはりへたって変形していました。
  
これ新旧比較 左が新、右が旧 へたって四角くなっています。
 新しいOリングを入れて再組み立て、リンクも組み付けましたが調整方法が判らないのでとりあえず緩く締めておきました。
方法は後で調べることにします。

最後は新しい燃料噴射ノズルの取り付け、この際はノズル本体と副燃焼室の間にある断熱ワッシャも新しいものに交換しておきます。
最初にスタッドボルトを立ててノズルを装着し押さえ金具をナットで締めれば完了。
どれだけの力で締めればいいのか判らなかったのでM8ねじの標準締め付けトルク10Nmで締めておきました。

これだけのことをやって家に帰ると嫁さん開口一番「臭い!」、石油の臭いが服と体に浸み込んでしまっています。
いやー本当に船内の臭いは結構強力です私自身ハッチの扉を開けるたびに臭いと思いますからね。
早くエンジンを居室から隔離しないとキャビンで酒飲む気にもなれません。



2017/04/07

SB2 お隣のノラ26「ひじゅんⅢ」との違い

event_note4月 07, 2017 editBy Noriyuki Tomimatsu forumNo comments
ひじゅんⅢが上架されたと聞いたので船底の違いを確認したくて見に行ってきました。
おなじノラ26でも私のSB2は特殊らしくキールが他のノラ26とは異うのでどの程度違うのか自分の目で確かめたかったんです。
この間お世話になったお礼も言いたかったのですが 残念ながらオーナーさんはこの日は不在でお話は出来ませんでした。



一目見ただけでSB2よりかなりキールが深いことが判ります。(青いのがひじゅんⅢ、赤いのがSB2)
SB2はこの2/3から半分くらいの深さしかありませんがその代わりにアップダウン式のセンターボードが取り付けられています。

ただ、前々オーナーがちょこっと頭を出した状態で固定しているのでこの面積を考えるとセンターボードの効果はほとんど無いと考えたほうが良さそうです。
固定された理由を聞く機会が有りましたがセンターボードのピボットが吃水下にあるため動かすたびにピボット部分から浸水するから固定してしまったとのこと。

この状態でもそこそこ上ってくれますがこうやって比較すると何とかしたくなります。
一番いいのはオリジナルの状態に戻してセンターボードを下せるようにすることでしょうけど水漏れはごめんこうむりたいし、 ひじゅんⅢのようにキールーを延ばしてしまうか---。

仮に上下できるように修復したとしてももう一つ気になるのは錆びの問題、このセンターボード鉄でできていて錆びてかなり痩せてしまっています。 バラストとして考えた場合今でも十分な重さを保っているのかちょっと心配。
オリジナルの状態を知らないので何とも言えませんけどひじゅんⅢのバラストの深さを考えるとやはり気になります。
いっそのこと一度センターボードを取り外してみればとも思いますが上下させるためのワイヤーワークの状態も判らないので二の足を踏んでしまいます。
SB2もぼちぼち上架しなきゃいけませんがやることを整理しておかないと上げれません。

ま、今やっているエンジンの煙対策を終わらないと上架する場所まで回航が出来ないのでこれが最優先ですけどね。

こうやっていろいろと悩んでいるとあっという間に時間が経ってしまい、その分コップに液体を注ぐ回数も増えてしまいます。 困ったもんですね。

2017/04/04

SB2 燃料配管ボールジョイント取り外し

event_note4月 04, 2017 editBy Noriyuki Tomimatsu forumNo comments
エンジンから取り外した燃料パイプは家に持ち帰りパイプ両端に付いているボールジョイントを再利用するため取り外しました。 ボールジョイントとホースは金具でかしめられているのでこの金具を切り取らないといけないのでグラインダーを使いました。






ボールジョイントを傷めないように慎重に切らなきゃいけないのでバイスで挟んで両手でグラインダーを使います。(両手が塞がってるのでグラインダーで切ってるとこの写真は無しです。)





金具の両面を切りますが金具の一部は切れずに残るので切れ目を入れたらドライバーなどを使ってこじ開けて二つに割ってしまいます。
























 慎重にやったつもりでしたが1個はシール面を傷つけてしまいました。
うっかりサンダーが触ってもシールに影響を与えない方向に切れ目を入れるのが正解でした、大失敗。
(幸いヤンマーでボールジョイントだけ購入可能なので注文を入れておきました。)





このホースは網代外装と言って金属のメッシュでカバーされているのでマイナスドライバーで広げてボールジョイントを外しました。
外した部分のゴムは弾力を失っていて引っ張るとぽろっとちぎれてしまいます。

きっと40年近く経っているでしょうから経年劣化、私の血管も似たような状態かも、ぽろっとちぎれなければいいんですが。
ま、心配してもしょうがないんで焼酎で柔らかくふやかすことにします。

2017/04/03

SB2 燃料配管と燃料噴射ノズル取り外し

event_note4月 03, 2017 editBy Noriyuki Tomimatsu forumNo comments
燃料ホースが傷んで漏れを起こしているようなのでこの際全部のホースを新しくすることにして取り外してしまいました。
ホースを発注するにもホースニップルの部分のサイズを確認しないといけませんしね。
全部で3本すんなり取り外しが出来ました。
こうやって取り外してみるとカシメ部分はぐらぐらするし金属メッシュの外装も結構傷んでいます。
内部のゴム部分もかなり傷んでひび割れだらけになっていると考えるのが妥当なようです。

   一緒に燃料噴射ノズルも交換しておこうと取り外しにかかりましたがこちらは錆付いていてすんなりとは外れてくれません。
ノズルを押さえているパーツを取り外したものの噴射ノズル本体は動こうとせずハンマーで叩こうとしましたがそばにあるスタッドボルトが邪魔で叩けません。
仕方が無いのでダブルナットならぬトリプルナットを頭側に咬ませて取り外してしまいました。
邪魔者が無くなったところで今度はプラスティックハンマーで叩きCRC556をスプレーしてスパナで回したりしてやっと外れてくれました。
錆とCRC556にまみれて出てきたのがこの記念写真。 下が綺麗に拭き取ったバルブアッセンブリーです。


 真ん中の小さな穴が燃料の噴射口、これを新旧比較したのがこの写真ですが差は目視ではそんなに差は有りません。 噴射ノズル交換の効果が有ればうれしいんですが。

このノズル本体の下に副燃焼室のパーツが有るのでチェックのためこれも外してみたいと思いましたがなかなか動いてくれません。
ヤンマーさんに問い合わせたら動かないときはシリンダーヘッドを外して内側から叩き出すしかないとのこと。
ヘッドを外すと大変そうなので今回はそーっとしておくことにして噴射ノズルだけ交換しておくことにします。


2017/04/01

SB2 冷却水ドレンコック(その後+煙発生源?)

event_note4月 01, 2017 editBy Noriyuki Tomimatsu forumNo comments
煙対策のため耐熱シール材を買ってきました。
船についてまずやったのは冷却水のドレンコックを交換した効果の確認。
濡れてないのを期待してドレンコック本体を触るとしっかり濡れています。
あら何で? でも指についた液体は何となく油っぽい感じがします。
ひょっとしたらこれ軽油?(指についた液体だけでは判りづらいんですよね。)
エンジンヘッド周りがいつも油で濡れてような感じできっとしっかりスプレーしたクレ6-66防錆剤のせいだろうと思っていたんですが。
軽油が漏れているという目で見てみると燃料噴射ノズルのあたりが一番濡れているようです。
そうは言っても確信が持てないのでまずは綺麗に全体をふき取って様子を見ることにしました。
せっせとウェスで拭き掃除をしていて気づいたのが燃料噴射ノズルから燃料ストレーナへの戻りパイプのカシメ部分がぐらぐらと動きます。
本来であればここは動いてはいけないはずなんですけどね。
ま。ここから軽油が漏れていると考えると何となく煙の説明も付くような気がします。

1、エンジンを掛けてすぐのアイドリングでは煙は出ない。
---排気管がまだ冷えたまま、漏れる軽油も少ない。
2、負荷を掛けてしばらくすると煙。
---高負荷で燃料増加、漏れる燃料も増加、排気管も高負荷で時間とともに温度上昇し漏れた軽油から白煙
3、煙が出てくる場所がピンポイントで特定できず排気管部分から広範囲に立ち上る。
---排気管周辺に広範囲に流れた軽油が熱せられて白煙となる、ちょうど油を引いたフライパンから煙が上がるような状態

こう考えると負荷を掛けてしばらくしてから煙が出てくる説明もつきます。
今までは排気ガスが漏れてるのであれば何で出てくるまで時間がかかるんだろうと不思議に思っていました。

一つこのストーリーで説明が付かないのが止めネジを増し締めしたときに煙の出方が変わったこと。
増し締めしたときに周りを触ったんで漏れた軽油がふき取られたと思えば説明は付きますが、ちょっと無理筋かも。

この際と思い燃料系統のパイプ類をチェックしましたがこの部分以外にもカシメが緩んでいるところが見受けられます。
キャビンの油臭さ対策のためにも漏れそうなパイプは新しくしておいた方が良さそうです。

ま、上の考察の真偽はさておき念のためガスケットに耐熱シールを塗っておこうと思って取り外しにかかりましたがエンジン本体側に張り付いていてガスケット自体が剥離してしまい2度と使えなくなってしまいました。
もしこの人が無実であればもったいないことをしてしまいました。

ガスケットの再発注とホースアッセンブリー類の発注をしようとヤンマーさんに電話しましたが、残念、ホースアッセンブリーはすでに製造中止でストックも無いとのこと。 ホースだけ買って修理するしかなさそうです。
どんなホースがいいのか調べなきゃ、やれやれ。