冷却水の水漏れ処置が終わってやれやれと思いながらエンジン周りを眺めていると今度は燃料が漏れているのを発見。
えーまたかよー、って感じです。
タンクからきている銅パイプとエンジン側燃料ポンプへのゴムホースを接続している部分から漏れています。
量は少しなんですが漏れてる液体が燃料だけに「ま、いいか。」で済ますわけにはいけません。
得意の液体パッキンを使えば何とかなるだろうと思ってクランプを緩め 銅パイプを引っ張り出すと、何ら黒いテープが銅パイプの上に巻かれています。
漏れを押さえる為に巻かれたものなのかどうかは判りませんがとりあえず剥がすことに。(後になってホース内径にあわせるためと判りました。)
このテープ、ビニールテープに比べると硬く別の素材のような感じです。
ちなみに下に写っている汚い缶からは管からこぼれてくる燃料受けです。
ついでにエンジン側ゴムホースも取り外してみましたがこれがひびだらけのぼろぼろ状態。(ピンボケでした。)
内外2重のパイプですから漏れることは無いでしょうけどこの際ですから新品に換えておいたほうが良かろうと判断。
ただ、エンジンとの接続部分はボールジョイントとユニオンボルトで接続されていてボールジョイント部はカシメになっています。
ヤンマー代理店まで足を伸ばしてボールジョイント付き燃料ホースの在庫を調べてもらいましたが似たようなものは有るもののまったく同じものは無く「うーん困った😟 」の状態。
ここで、ヤンマーの修理担当の助言「カシメを切ってボールジョイントだけ使ってクランプで締めればいいよ。」だって。
道が開けたのでホースだけ購入して帰りました。
でもこの燃料ホース1mなんと消費税込みで¥6,372、高っ。
ネットで調べればもっと安いのがあるんでしょうが早く終わりたかったので泣く泣く購入、ヤンマーさんボリ過ぎですよ。💢
帰ったら早速ディスクグラインダーでカシメを半分に切断ボールジョイントだけ取り出しました。
これを高い燃料パイプに取り付けてホースクランプで締めて準備完了。
問題は銅パイプとの接続、と言うのもゴムホースの内径は7mm、銅パイプの外形は6mm、この差はホースクランプだけで締めきれるかどうかは疑問です。
ちょっとクランプで締めたらどんなになるのかホースだけを締めてみましたがこんなふうに内側はいびつな形になってしまいます。
(パイプが入ってればまた違う形になるんでしょうけど。)
ここで液体パッキンの出番、銅パイプにたっぷり塗りつけてクランプで締め、念のためホース終端部分にも液体パッキンを盛り付けておきました、
すぐに燃料を通して確認したいところですがパッキンの乾燥を待つ為明日まで我慢することにしました。
果報は寝て待て、その前に一杯。