船、車、家、たまには旅行のこと等 備忘録も兼ねて気ままに書いています。

2018/06/30

ハワイ島 6日目(コナからヒロへ移動)

event_note6月 30, 2018 editBy Noriyuki Tomimatsu forumNo comments
今日はコナからヒロへの移動日、ここBig Island Retreatから次の宿Keaau Placeまで2時間の行程です。
この工程はコナからマウナケアの山腹を通ってヒロまで通じる通称サドルロードと呼ばれるハイウェイを通ります。下の青い方の道です。
この道車も少なくて景色もいいし最高速度も60マイルで快適なんですが結構急こう配なようでおまけに3,000mに近いところを走るため小排気量のマーチノートではちょいと力不足、60マイルをキープするにはアクセルベタ踏みで2速に落ちてしまいます。
少しぼやけていますが車から写したマウナケアの写真です。
コナからヒロへのちょうど中間地点くらいのところにマウナケア山頂への登山道入り口が有りますが、一瞬ここで脇道にそれて登ってみようかという気にもなりましたがせっかく上るんだったらら星空も見たいしということで予定通りに次の宿まで直行することにしました。

ヒロの町に近づいた頃はちょうどお昼、ポキ丼で有名なSuisanという店によってポキ丼2杯を注文、一つの丼に2種までポキ(Poke)を乗せることが出来ます。



正直これは多すぎました、2種を1つの丼に盛ってもらって2人で分けて食べてちょうど良さそうです。 結局全部は食べきれず次の宿に持っていくことにしました。

次の宿はヒロの町の中心から南に、つまり火山活動が活発な方に車で20分強走った郊外にありました。 

ここも民泊、平屋の家に2部屋のゲストルームが有ります。
着いた時には宿のオーナーは留守、電話して部屋の入口の暗証番号を教えてもらって中に入りました。
オーナーが事前に番号をメールしていてくれてたのですがうっかりコピーするのを忘れていました。
部屋はマウイでの宿に比べると負けますがコナの宿に比べると遥かにまし、おまけにエアコンとベランダにはジャクージまで付いています。
どんな場所化はここをクリックしてください。

部屋に落ち着いて一段落したら特にすることもないし、とりあえずキラウエア火山見物のヘリコプターに予約を入れることにしてヒロに二つある内の1社に電話、空きを聞いてみたら10日先までいっぱいだと言われてショックを受けて、もう一社のヘリツアーを取り次いでいるExpediaに電話してみましたが先ず帰ってきた答えはすぐには空きはなさそうとの回答、えー困った、電話で対応してくれた係がもう少し調べてみるから体重を教えてとのことで体重を告げて待つことしばし、7月3日の午後4時のフライトで良ければ予約が取れるというので二つ返事で予約を入れてもらいました。よかったこれで嫁さんをがっかりさせずに済みます。
今回は何とかなりましたがこういったメインの行事は早めに予約しなきゃと反省。

予約が取れてほっとしたところで暇なのでキラウエア国立公園まで行ってみることにしました。閉鎖されているのは分かっていたんですが近くに入ったら何か見ることが出来ないかなと思っただけなんですけど、行ってみたらやはりしっかり閉鎖、
公園入口に近づいた当たりではここから12マイルは止まらずに走りなさいなんて電光表示板が出ていました。きっと火山ガスの関係でしょうね。
結局閉鎖された入り口とこの電光掲示板以外に見れるものはなくやはりキラウエア火山から流れる溶岩を見るためにはヘリコプターのツアーしかなさそうです。
でもこれ、結構なお値段なんですよね。

キラウエア国立公園からの帰り道のスーパーで晩飯、朝食の材料などを買い込んで宿に戻り今日は終了と思ったら日が落ちたら空の一角に夕焼けを逆さにしたような光景がーー、
これってキラウエアの噴火の火と思って写真を撮りましたが撮り方が悪かったようでうまく写せませんでした。
まこれでもなんとかちょっと異様な雰囲気は感じてもらえるかもしれません。

さてキラウエア見物の算段は付いたので残るはマウナケア登山の算段。
マウナケアへは2WDでも登れるとの情報も有りましたが、現地の国立公園から出ているガイドブックには4WDじゃなきゃ登れないと書いてあります。
今借りてる車は日産マーチ,CVTドライブの2WDですがこれじゃまずいんでしょうか?
4WD必須となると1日だけ4WD車を追加で借りるしか無いのかもしれません。
今借りてる車を1日だけ4WDに借り換えが出来ればベストなんですけどね。
明日にでもレンタカーの会社に聞いてみることにします。



2018/06/29

ハワイ島 5日目(ビーチでゆっくり)

event_note6月 29, 2018 editBy Noriyuki Tomimatsu forumNo comments
今日は「やっぱり近場だよね」ってことで目の前のビーチへ。
先ずは椅子とビーチパラソルをセッティング、このビーチパラソルの足はこの写真のようにスクリューになっていてハンドルも付随、こんな風に砂浜にぐるぐると回して差し込みます。

椅子とパラソルをセットした時には干潮近くで浅場に亀さんが3匹ほどいました。

今日は1日ビーチと言うことでカメラが防水になってるのを活かして魚の写真を撮ってみました。
防水とはいえ万が一ということで今まで水に浸けたことはなかったので今日が初めてです。以前海に落としたスマホみたいに海水が入ったらやだなと思いましたが、耐水圧はスマホ1.5mに対してカメラは15mですから10倍の圧力に耐えることになりますので思い切りました。

で、写した写真をご紹介、シューノーケルではどうしても海面から撮ることになるので魚の背中の写真が多くなってしまいます。
カラフルな魚に混じって地味なウツボも見つけました。
 
ストロボONとOFFで撮ってみましたがストロボが光ると水中の小さな浮遊物や泡が光ってうまく取れませんでした。上の写真はすべてストロボOFFで撮ったものです。
ストロボONの時に自撮りもしてみましたが正直これは失敗写真、ま、記念にはなりそうですけど人様に見せるにはちょいと恥ずかしい。

ビーチに居る間ずーっとサンダル履きだったので私の足も魚のような模様になってしまいました。(汚い足ですみません。)
最後の2枚はアップしない方が良かったかしら?



2018/06/28

ハワイ島 4日目(空振りのブラックサンドビーチ)

event_note6月 28, 2018 editBy Noriyuki Tomimatsu forumNo comments
今日はビーチと思ってたんですがちょっとだけその前に歴史探訪の続きで民俗資料館ぽい所に行くことに、開館の曜日が限られているGreenwell Store Museumを嫁さんがセットしていました。
嫁さんに急かされて開館予定時間前に到着、まだ開いてないよねーなんて思いながら入り口に行くとあれすでに開けてあって中から声が聞こえます。
入り口の前に居る係に聞いたら今は小学生の見学の時間になってるけどそれでも構わなければ入館料はタダにしてあげるよって言われてラッキーっってな感じで入ってしまいました。

2018/06/27

ハワイ島 3日目(歴史探訪とカメハメハ大王銅像)

event_note6月 27, 2018 editBy Noriyuki Tomimatsu forumNo comments
今日は嫁さんがハワイの史跡を見たいというので北の方にあるプウコハラ・ヘイアウ国立歴史公園、ラパカヒ州立歴史公園、カメハメハ大王銅像、を見に行くことにしました。

さて出発、北へ向かってHighway 19を走りますが この道路、溶岩台地を突っ切って作られていて道路の両脇は黒い流れた状態で固まった溶岩が見渡す限り続いています。
こんな光景は日本では見ることは出来ませんからこれを見るだけでも価値が有ります。

2018/06/26

ハワイ島 2日目(目の前のビーチでシュノーケリングとその後の地ビール)

event_note6月 26, 2018 editBy Noriyuki Tomimatsu forumNo comments
ハワイ島2日目、いつものように嫁さんに起こされて部屋で朝食。
「ビーチは午前中が波も静かだしお天気もいいから午前中がお勧めよ」と宿のオーナーに言われていたので朝食が済んだらさっそく宿のすぐ近くのビーチへ、歩いてもそう遠くない距離ですが椅子だパラソルだシュノーケルだと荷物が多いので車にしました。ドライブ時間1分ほど、軟弱~。

2018/06/25

マウイ6日目 ハワイ島へ移動 続き=ハワイ島1日目です

event_note6月 25, 2018 editBy Noriyuki Tomimatsu forumNo comments
レンタカーを借りたらホテルへ移動、今回借りた日産ノートはマウイで借りていたフォード・フィエスタに比べるとちょっぴり小さいですが運転はやりやすくてgoodです。言うまでもないですが上がノート、下がフォード・フィエスタです。
このフィエスタ、前輪駆動ですが低速の坂道でトルクをかけるとゴゴゴゴゴと駆動系にジャダーは起こすし、ブレーキはガックンと効いて微調整に気を使うし、車体の大きさの割には小回り効かないし、良いとこ無し、トランプ大統領が何を言おうとこんな車日本では売れませんよね。

マウイ 6日目(ハワイ島へ移動)

event_note6月 25, 2018 editBy Noriyuki Tomimatsu forumNo comments
今日はマウイを後にしてハワイ島のコナへ移動です。
朝ごはんを済ませチェックアウトまでの時間に洗濯をやっておきました。
チェックアウトするときにお世話になりましたと宿のオーナーに一言挨拶しようとしましたが留守、前払いしているとはいえおおらかなもんです。

レンタカーの返却を済ませて予約していたMokulele航空のターミナルまでシャトルバスで送ってもらいましたがメインターミナルからちょっと外れた場所にあるコミューターターミナルでここだよって降ろされました。

2018/06/24

マウイ 5日目(Kapalua Beechでシュノーケリング)

event_note6月 24, 2018 editBy Noriyuki Tomimatsu forumNo comments
モロキニ島でのシュノーケリングが予約できなかったので代わりに他のビーチでということでまだ足を延ばしていなかった島の北西部にあるKapalua Beechに行ってみることにしました。 宿から北の方へ車で約1時間の距離にあります。
道中ナビの設定確認のために脇道にそれた所にあった駐車場に車を停めましたが たまたまSugar Cane Trainと書かれた駅の駐車場でした。

車を降りて様子を見てみると、レールの回りは草ぼうぼうだし、看板は何となく古びていて使われているようではありません。たまたま駐車場に入ってきて車を磨き始めたタクシーの運転手に聞いてみたら 今は運航を停止していて動かすのはクリスマスなどの祭りの日に子供向けで運行するだけとのこと。
こういう光景を目にすると何となく侘しくなりますよね。

さてここで目的地をしっか理確認してKapalua Beech到着、日曜日ということもあってかBeechの駐車場は満杯、道路脇にもずらりと車が駐車しています。
嫁さんと荷物をビーチ入り口あたりに降ろして駐車場所を探しに行ったらそうほど遠くない道路脇から出る車を発見、ラッキーということで路肩に車を停めることが出来ました。
さて荷物を担いでビーチに行ってみるとこじんまりした奇麗に整備されたビーチでアメリカで1番奇麗なビーチに選ばれたことがあるのも納得。
砂浜がいいかなとも思いましたが木陰の芝生に椅子をセットしてシュノーケリング開始。
え、写真は疲れたおっちゃんより若いビキニの子にしろって、ま、椅子がメインですからご勘弁を。
潮の流れの関係なのか水温が低くて体を浸してしまうのにためらいがありましたが浸かってしまえばこちらの方が先に行ったMakena Snorkeling Beachよりも魚の数も多くて楽しめました。
もう少し居たかったんですが昼過ぎには山と風向きの関係なのか雨が降り出したので撤収。
すぐに帰るのももったいないんですぐ近くにあるDragon's teethと呼ばれる奇岩を見に行きました。確かに3角形のサメの歯状の岩が並んでいます。
なんでも此処はパワースポットということらしいですが特にこれといった祈念もすることなく見物を済ませてしまいました。

後は宿に帰るだけ、途中いつものSafewayで総菜を買って帰り夕食、ローストビーフとミートボールですがこうやって皿に盛りつけると結構豪華に見えます。
で、ビールとワインで晩酌した後はシュノーケリングの疲れも手伝っていつものように爆睡。おやすみなさいを言う間もありませんでした。

2018/06/23

マウイ 番外編(マカデミアナッツ)

event_note6月 23, 2018 editBy Noriyuki Tomimatsu forumNo comments
 皆さんよくご存じのようにハワイ土産の定番といえばマカデミアナッツチョコレート、実は私今までマカデミアナッツそのものは見たことがなかったんですが部屋の入口にマカデミアナッツとそれを割るための道具が置いてあります。

木の実は外側の皮の内側にどんぐりのような実(これが種と思います)が収まっています。
外側の皮も指では外せないくらい硬いんですが内側の実の殻が胡桃の殻と同じように硬くってこの道具の出番となるようです。
実際に使ってみましたが皮付きの場合はまず横向きにナッツを挟んで皮を取り、次に中のどんぐり部分を頭とお尻の方向に挟んでレバーを引くとパキンと結構大きな音を立てて殻が割れます、ちなみに横方向に挟んで割ろうとするとつぶれるだけでうまく割れてくれませんでした。
パキン、パキンと音を立てながら割って食べるのも楽しいんですがうるさいためか夜8時から朝の10時までは使用禁止と注意書きが施してありました。 納得。



マウイ 4日目(ハレアカラ山からの夕日)

event_note6月 23, 2018 editBy Noriyuki Tomimatsu forumNo comments
今日は二人とも寝坊していつもより遅い朝食、結局お昼過ぎまで何処へも行かず宿舎でゴロゴロ時間を潰してしまいました。
この間に溜まってきた洗濯物を洗濯、乾燥。
明日はモロキニ島へのシュノーケルツアーを申し込もうと思い立ってパンフレットを見てみると午前と午後の部があって午後の部が安く設定してあります、寝坊助の私には午後の部がぴったりと思いましたが午後の部の行先には小さい字でMolokini or Coral Gardenと書いてあって必ずしもモロキニ島へ行くわけではないようです。

2018/06/22

マウイ3日目(シュノーケルで海亀遭遇と村祭り)

event_note6月 22, 2018 editBy Noriyuki Tomimatsu forumNo comments
今日も嫁さんに起こされて少し遅めの朝ごはん, 今日はシュノーケリングに行くことにしました。 どこに行こかと迷いましたが海亀に会えるという近場のMakena Snorkeling Beachなるところへ行くことに決定。
駐車場に着いた時には満車状態でしたが運よく出ようとする車があってすぐに駐車出来ました。

2018/06/21

マウイ 2日目(南東部ワイルア滝までドライブ、道狭っ)

event_note6月 21, 2018 editBy Noriyuki Tomimatsu forumNo comments
2日目の朝は嫁さんに起こされて朝食。
泊まっているのはB&B(Bed and Breakfast)で日本でいう民宿です。
ここは客室は二部屋しかなく朝食は家主の奥さんが作ってくれます。
で、今日の朝食は手作りのクロワッサン(でかい)と果物、これを部屋の外に置いてあるテーブルでいただきます。


ここ予約したときに期待したのよりもずーっと素敵で大正解といったところ。
部屋は広くて快適、庭も奇麗に手入れされていて何処にも行かずにここでのんびりもいいかなと思えてしまいます。
 
こんなとこにはツアーでは絶対泊まれませんよね。

なんて思いながら朝食を済ませてのんびりを決め込んでいたら「どこか行こうよ」と嫁さん、少し遅い出発ですがマウイ島南東部にあるワイルア滝を見るために出発です。
今になって気づいたんですが嫁さん滝を見るのが好きらしく言った先々で滝を見に行っています。
すぐに着くだろうと思って出発したんですがマウイ島は思ったより大きな島でおまけに宿舎からは3,000m級のハレアカラ山のすそ野をぐるーっとらなきゃいけません特にマウイ島の北東海岸から下るハナ・ハイウェイは狭い曲がりくねった道なので運転には気を使います。
道中の谷にかかった小さな橋はどれも1車線分しかなく離合不可、先に入ったほう優先の譲り合い、おまけに橋の近くには近くの小さな滝とか橋の下を流れるせせらぎを見るために人がうろうろしていて余計に気を使います。

我々日本人にとってはちょっとした山村のどこにでもある谷川ですがだだっ広いアメリカ本土の平原に住んでる人たちには珍しい場所なんでしょうね。
特に滝と滝壺が有るような場所では水着姿の若い男女も多くとってもアメリカ的。
飛び込み禁止と書かれた滝で飛び込みしているアホな若者もおりました。
嫁さんが設定した目的地ワイルア滝まで走りますが途中には食事ができる店もほとんどなくトイレも公衆トイレは2か所のみ、おまけに故障していて使えなかったりで大変です。
で、トイレをどうしようかと思っているところでハナ空港の看板が目に入り、ここだったらちゃんとしたトイレがあるだろうとちょいとわき道にそれて行ってみました。

すぐに空港に着きましたが まー、なんと可愛い空港で着いた時には人影もなく無人、日本のローカル鉄道の無人駅舎より小さな建物の中にはチェックインカウンターが1個だけ、それでもトイレはちゃんと水が流れるものが有りました。よかった。

ワイルア滝まで約3時間近くかかってたどり着きましたが正直滝の規模的にはわざわざ見に来るまでもないかなとの思いが本音。
ここでも小さな滝壺でビキニのお嬢さんが泳いでいました。
道中マウイとはこんな島なんだと実感するのが目的と思ったほうが正解のようです。

滝を見た後はそのまま先に進んで山すそを1周する形で宿舎に戻るのが近道だったんですが途中が未舗装でレンタカー会社の契約書にはここは走ってはいけないとなっているようで諦め、また来た道を戻りました。
ゆっくり飲みながら食事をしたかったんで帰り道のスーパーで惣菜を購入して宿舎に戻り庭のテーブルで遅い夕食を取って2日目が終わりました。

2018/06/20

2度目のハワイ

event_note6月 20, 2018 editBy Noriyuki Tomimatsu forumNo comments
今日からハワイに出発です。前回のハワイはほぼ20年ほど前、小学生だった娘二人を連れての家族旅行でした。
今回は娘たちも巣立ってしまい嫁さんと二人での旅行です。
ANAにたまっていたマイルの有効期限が切れてしまうとのことで旅行を計画、私としてはパクチーを食す旅で東南アジアがいいかなと思ったんですが嫁さんが希望するハワイに決定、今回はマウイとハワイ島に行くことにしました。

2018/06/18

櫓 櫓べそを取り付けました。

event_note6月 18, 2018 editBy Noriyuki Tomimatsu forumNo comments
櫓べそを取り付けました。
単純に書けばこれで終わりなんですけどそれだけでは面白くないので少し書き足すと。

先ずは取り付け位置の考察。
昔から漁船に乗ってる友人に聞くと 櫓には右櫓と左櫓があって櫓べらと櫓腕の角度が付いてる向きが違うとのこと、私は今までどれも真っ直ぐだと思ってたんですけどね。
頂いた櫓を見てみるとこれは真っ直ぐで左右どちらでも使えるようです。

じゃ今度は右左どちら側がいいか考えると立って漕ぐ時には右利きで力が入れやすい後から見て左側が良さそう、ただ座って片手で漕ぐには右側が良さそうな気がしたんですが聞いてみると「釣りをするときには右手で釣り竿を持って左手で櫓を漕ぐので左側だよ」とのこと。
なるほど、ってことで左側に決定。

で、どれくらいの位置って聞くと「端の方だけどあまり端っこすぎると押すときに押しづらいよ、端から10cmくらいかな」との返事。
船の幅でも変わるだろうとちょっと納得がいかないので船の中心に立って櫓を押し引きするのにやり易い位置を測ってみると大体中心から45cmくらいのところに櫓があるのが良さそうです。
実際にSB1に当てはめてみたら端から10cmは中心から45cmと偶然とは言え出来すぎの数字、ここに決定です。

さて位置が決まったらあとはねじ止めだけですがねじ部分から水が浸入して木を腐らせるのが嫌なので一旦ねじ止めした後取り外してねじ穴に防水塗料を吸い込ませておきました。
防水塗料が乾いたころを見計らって再度ねじ止め、ダメ押しでねじにはシリコンシーラントを塗って締め付けました。
ま、SB1は雨ざらしになることは無いのでここまでの処理は不要なのかもしれませんが心配の種は減らしておくにかぎりますからね。

あとは早緒を結びつける所を船体側に付けなきゃいけませんが船首側を重ねているし、その中にもいろんなものを突っ込んでいるので一人で動かすのは無理。
嫁さんの手を借りれるときにやることにして先延ばしです。

2018/06/16

SB1 今年初めてのセイリング

event_note6月 16, 2018 editBy Noriyuki Tomimatsu forum1 comment
ここんとこ忙しいのも手伝って出番がなかったSB1、たまには動かさないと可哀そうということで久々に出航です。
出来れば櫓のテストもしたかったのですが今回の出航には間に合わず次回に持ち越しになりました。

SB1を軽トラに積み込む前にまずは船外機の試運転、帆走で帰れなくなった時の命綱ですからね。
以前、このテスト段階でエンジンが掛からず出航が流れた経験があり、この時以来エンジン保管時にはキャブレターのドレンコックを開いてガソリンを抜いてしまうようにしています。
で、この一手間のおかげで今回はすんなり掛かってくれました。

何時ものように軽トラにSB1と船外機、それに水を入れたポリタンク積み込んで出発です。
このポリタンクの水は帰港した時に船体とかラダーなどのパーツに付いた海水を流すのに使います。
ま、流さなくても特に問題は無いのかもしれませんがそのままだとべたべたするし、車庫の天井に吊るしているので車庫に海水を持ち帰りたくないのも一つの理由です。

いつも出航している港のスロープで出港準備、ここで0.9Lのガソリン携行缶をチェックしたら空っぽ、10Lの携行缶から充填したらなんと底の方に穴が開いててピューッと噴き出してきます。ステンレスなのに錆びて穴が開いちゃったんですね。やはり海水は怖い。


仕方がないので場所を取りますが10Lの携行缶を積んで準備完了。
これが出航前のスナップです。

スプリットを引いていないので帆がでれーっとしています。

さて出航、今日の風はほどほどで船体がヒールすることは無し、スマホで速度を測ってみましたが時速3㎞近辺、嫁さんと弁当+ビールで舟遊びをするには最適な風具合です。
いつものように船の上で弁当、佐田まさしさん所有の詩島近辺をセイリングして帰ってきました。
今日は島の影では風が弱くて大学のヨットクラブのスナイプもレスキューボートに引かれていましたが、我々の帰りは追い風だったので無事帆走だけで帰港出来ました。

港に着いたら引き上げて、分割、水拭きの後、各パーツ、小道具は船体の中に放り込んでしまい、帆柱をこんな風に積み込んで帰宅です。


この帰宅準備に大体ですが45分前後掛かってしまいます。
水拭きを端折ってしまえば時間は半分くらいになると思いますが一度始めると止める踏ん切りがつきません。

今日は梅雨にも関わらずお天気に恵まれて舟遊びを堪能しました。

2018/06/15

櫓 ニス塗り(反省、目止めは最初にやりましょう)

event_note6月 15, 2018 editBy Noriyuki Tomimatsu forumNo comments
天使の声だか悪魔の囁きだか分かりませんが「もう十分防水は出来たはずだし、小さな窪みはニスで埋まるからパテ埋めは要らないわよ」の言葉に従ってさっさとニスを塗ってしまうことにしました。
ストックしていたシステムスリーのスーパーウレタンバーニッシュを塗る予定にしていたんですが引っ張り出してみたらこのとおり、横にしても全く流れず底の方にへばりついたまま。
容器の中でほとんど硬化してしまっています。
ポリ容器では揮発成分は抜けてしまうんでしょうか? 塗料の長期保存には向かないようです。
ペイントうすめ液で何とかなるかもとも思いましたが新しい材料も使ってみたいとの思いでアサヒペンの超耐久屋外用ニスなるものを買ってきました。

(このニスを買った際にひび割れ部分の目止め用にと思って木材補修パテを手に取ってみましたが結局棚に戻してしまいました。)
こうやって改めて見てみるとペイントうすめ液では全く歯が立たなかったでしょうね。
塗料を買ってきたので早速塗装、スーパーウレタンバーニッシュに比べると伸びが良くて塗り易いです。
ひび割れ部分がどの程度埋まってくれるか気になるので塗った後を見てみますが期待したほどには窪みは埋まってくれずしっかり残ったまま、ただ、説明書きには2度塗り推奨となっていますのでもう一度塗らないと結果は分かりません。
で、2度塗りましたが結果はこんな感じでしっかりひびの部分は埋もれずに残ってしまいました。どうやら私が効いた声の主は悪魔だったようです。
負け惜しみじゃないけど「ま、家具じゃないし、この程度の窪みなら大勢に影響は無かろう」と自分に言い聞かせて塗装終了です。

今になって考えると防水塗料を塗る前にしっかり目止めをしておくべきだったようです。
教訓、目止めは一番最初の段階でやりましょう。
反省しながらまた1杯。

2018/06/14

櫓 防水塗料を塗ってしまいました。

event_note6月 14, 2018 editBy Noriyuki Tomimatsu forumNo comments
防水処理をエポキシにしようかそれとも防水塗料(アクリル系です)にしようか悩みながら焼酎を舐めましたが結局サイコロも振らずに寝てしまいました。
朝になって聞こえてきたのが「防水塗料の方が浸透性がいいし、乾燥も早いし、紫外線にも強いんでこちらにしなさい」との天使の声、多分?
それもそうだということで天使の声に従ってまず1回目の塗布、いやー、良く吸い込みます。吸い込みが大きい場合は2度塗りを推奨されているので塗り終わったところでテニスコートへ、帰ってきたところで2度目を塗ることにしました。
テニスコートから帰ってきてまずやったのは櫓べそ取り付けのスペーサーの切り出し。
櫓べそは船尾の端っこに取り付けますがここにはガンネルが取り付けられているためこの厚みと同じスペーサーが必要。

サイズを合わせて切り出して取り付けねじの穴あけを済ませて防水塗装の準備完了。

スペーサーの準備が出来たところで2度目の防水塗料塗布開始、2度目を塗ってる時にまたしても天使の声が、「もう十分防水は出来たはずだし、小さな窪みはニスで埋まるからパテ埋めは要らないわよ」だって。
う~ん、本当にそうなんでしょうか? ひょっとしたら天使の声を真似た悪魔の囁き?
防水塗装が乾燥したところでもう一度声を聴いてみることにします。
櫓べそのスペーサーも防水塗料をしっかり塗って今日はここまで。

こうやって書いてる時にまたしても声が「防水はしっかり出来てるはずだし、ひび割れも小さいし、もうこのままでいいんじゃない」だって。
天使だか悪魔なんだか分かりませんが なんか賛同しちゃいそうです。


2018/06/13

櫓 結局カンナで削ってしまいました

event_note6月 13, 2018 editBy Noriyuki Tomimatsu forumNo comments
あまり計画性のない私、つい目の前の興味に走って行ってしまい目下の興味は頂いた櫓。
フカフカの部分をどう修復するか目星をつけるためにまずはワイヤーブラシで擦ってみることにしました。
擦り始めるとボロボロと粉が落ちてきて表面が簡単に削れてしまいます。
つい夢中になってある程度粉が出なくなるまでせっせと擦ったら表面がこんな悲惨な状態になってしまいました。


フカフカのところを落とした後で落とした部分をパテ埋めする予定でしたがこれでは太刀打ちできそうに有りません。
仕方がないので諦めてカンナを掛けることにしました。
水の中に浸かる部分は重要なので出来るだけ凸凹が無いようになんて考えながら気持ちよく削ったらかなりスレンダーな櫓になってしまいました。
(嫁さんにもカンナ掛け出来ればいいのに。)
欠けていたエッジの部分も無くなったので結構削ったことになります。
う~ん、削りすぎたかな、でも凸凹が残っても困るし、「ま、いいか」にしましょう。
削った後は電動サンダーで#80と#120の紙やすりを使って仕上げ。
これでかなり綺麗にはなりましたがまだひび割れによる深い溝が残っています。

削ってみて傷んでない部分が出てきて分かりましたがどうやら櫓ベラ(水に浸かる部分)の材質は赤樫のようです。
桧かなって思っていたんですが予想が外れてしまいました、耐水性より強度優先なんでしょうね。

櫓腕(取っ手の方)は樫ではなく多分ですがタモ材のような気がします。
こちらは凸凹が有っても性能には関係しませんのでフカフカの部分をワイヤーブラシで落としただけでカンナ掛けはせずペーパー掛けだけで済ませてしまいました。

本日はここまでですがまだまだひび割れと深い溝が残ってます。
さてどう補修しましょうか?
いつものようにエポキシで防水してエポキシパテを使って穴埋めが良いのか、トレーラーのドアの時に使ってみた防水塗料で一旦処理して(こっちのほうが浸透性が良いんです)その上でエポキシパテで穴埋めが良いのかーーー。
あ~分からない、酒飲みながらサイコロでも転がすか、焼酎。