船、車、家、たまには旅行のこと等 備忘録も兼ねて気ままに書いています。

2025/06/05

超久しぶりに嫁さんとディンギー(初代Spring Beauty)

event_note6月 05, 2025 editBy Noriyuki Tomimatsu forumNo comments

「小さい船、最近出してないんじゃない 」「あんたが付き合ってくれないからだよ」なんて会話があったのが数週間前。 

昨日のテニスで右ひざを痛めて今日は整形外科で診てもらう羽目になってしまいました。
病院から帰ったら「明日テニスしないんだったら小さい船出す?」と嫁さん。
天気予報を見ると風は2m台、ディンギーにとってはうってつけの風です。嫁さんがディンギーに付き合ってくれるのは超久しぶり、これは出さないなんて言う手は有りません。

早速、非常用船外機のテスト、風が無くなったり逆に強くなり過ぎたりしたときに逃げ帰るためにディンギーを出す時にはいつもスズキの2馬力船外機を積んでいます。
以前にも紹介していますが船外機のテストは大きなゴミ箱に水を張っての運転です。
リコイルロープを4度ほど引いたら無事起動してくれました。
各部にオイルが回るように暫く運転して明日への準備終了です。


翌日は朝から車庫の天井に吊るしていた初代Spring Beautyを軽トラの荷台に下ろし、お弁当も持って出発。 途中「今日は平日だからきっと誰もいないよね」なんて話しながら子々川港に到着、今日も水陸両用車風の積載です。


誰もいないと思っていた港には私達と似たが年配のご夫婦組み立て式カヤックの準備をされていました。 皆さん定年退職後は暇でしょうからね。

我々も準備をしますが久しぶりなので「あれ、どのロープ使うんだっけ」なんて感じで効率が悪いです。
準備が終わったところでスロープから降ろして出港、パドルでセイルが使えるところまで出そうとしますが風で係船されている漁船に流されたりして四苦八苦、やっと港の真ん中で風を摑まえて走り始めました。
ちゃぽちゃぽと波の音を出しながら走るディンギーは大きな船とは違った気持ち良さがあります。

港を出て暫くしたらお昼になったのでお弁当食べるのに良さそうな焼島の小さな海岸を目指します。

到着したら砂浜にダガーボードが食い込んで停止、アンカー無しでも動かないのでこのままお弁当タイムです。



小さな島に船を着けるなんてSB2では出来ませんから小さな船だけの特権ですね。
海岸に沢山のアサリとかハマグリらしき貝殻が積もっていたので船を降りてほじくってみましたがちょっと掘ったくらいでは見つけることはできませんでした。残念!

お弁当が終わってここから真っすぐ詩島を目指そうとしたら目の前に岩礁地帯が、「あ、ウニが沢山いるけどこれって食べれるのかな」なんて言ってたらダガーボードが岩にぶつかって止まってしまいました。
パドルとボートフックでコース変更して詩島回りは中止、前島をぐるっと一周して帰ることにしました。

前島の東側ではクローズリーチでこの日最速の3.5ノットを記録、この風ではSB2より早いです。
この後前島水道と呼べば良いんでしょうか、ここを子々川港に帰るときは真正面からの風なのでタックを繰り返して進みます。
C-Mapを起動して航跡を取ってみたら正確な上り角度が判ったんですけどね。
どれくらい上ったんだろうと我が家に帰って記憶をもとに大雑把な線を引いてみたらこんな感じになりました。

一応風に対して30度くらいは上ってくれているようです。 自作の帆ですしあまりヒールしないように走らせてますからこんなもんでしょうね。

エンジンのお世話にならずに無事子々川港に戻りましたがここで帆を片付けた後にちょっとだけ以前いただいた櫓を使ってみることにしました。
まだ早緒は取り付けていないし船の上に立って漕ぐのはちょっと怖いしと言うことで座って漕いでみましたが全くうまくいかず諦め、パドルを使って戻りましたがこれも向かい風に進路が安定せずやっとの思いでスロープまで戻りました。
本格的に櫓の練習をするかオールに変更するかした方がいいようです。

櫓とパドルで大汗をかいた後に後片付け、海水が付いたままは持ち帰りたくないので「何処でもシャワー」を使って水を掛けて塩水を流しますがこれがちょっと面倒です。
我が家に戻り再び車庫の天井に戻して久々の夫婦でのディンギー遊びは終了です。
さて次は何時になるんでしょうね。

<追記>
以前も紹介したことがありますが車庫天井への格納方法再紹介

軽トラを格納場所の下に入れて架台にロープを掛けて引き上げます。

引き上げるのはロープブロック、前後2個使っています。


前後のロープブロックからのロープは滑車を使って1箇所にまとめます。
ここでの肝はフェアリーダー付きクラムクリート、これがあるおかげで前後を交互に引き上げることが可能になります。
引き上げ終わったらクラムクリートが壊れても落ちないようにクリートに巻き付けてバックアップ。


最後は念のため仮題の4隅を梁から降ろしたロープで結わえて完了です。

これだけやっておけばまず落ちてくることは無いでしょう。
ぶら下げた船の下には自転車とスクーターを置いてスペースの有効活用。



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