船、車、家、たまには旅行のこと等 備忘録も兼ねて気ままに書いています。

2025/10/18

東北旅行 15日目 雨に降られた弘前市内観光と金木町太宰治生家見学

event_note10月 18, 2025 editBy Noriyuki Tomimatsu forumNo comments
今日の天気予報は午後から雨、雨が来る前に弘前市内見物を済ませてその後金木町にある太宰治生家を訪問することにしました。

弘前市内に入って観光の目玉らしい「ねぷた村」の駐車場に車を入れようとしましたが置きっぱなしにすると料金が高くなりそうなので昨日弘前城を見た際に駐めた駐車場に車を駐めました。
ここで折りたたも自転車を組み立てているとこの駐車場を管理しているお姉さんから「おらが乗ったら気にするだか?」と声が、何とも英語的な言い回しで英語だったら「Would you mind if I rode your bicycle?」となります。要するに「乗ってみていいか」との問い合わせですが九州ではこんな言い回しは無いですよね。 「いいですよ、乗ってみてください」と言うことでお姉さん「あら、おっかね~」と言いながら折り畳み自転車に試乗です。

お姉さんの試乗が終わったところで弘前城城内を抜けて先ほどの「ねぷた村」へ。 このコースが一番の近道だとお姉さんが教えてくれました。

気持ちよく城内を走ってねぷた村到着、

入城したら中ではねぷたの山の展示とともにお囃子の実演をやっていて太鼓を叩いてみたい人との声に私も手を挙げて参加、こういうの好きなんですよね。

場内には実物大のねぷたが展示されていてその大きさを実感できます。重たいので100~200人で曳くそうです。

実際にはこの山車だけではなくこんな形隊で曳くんだとか。

面白いのは同じような祭りが沢山あっても、「ねぷた」と呼ぶところと「ねぶた」と呼ぶところがあること。
有名どころでは弘前は「ねぷた」青森は「ねぶた」、南の方は「ねぷた」が多く北の方は「ねぶた」と呼ぶところが多いようです。

ねぶたの山車の展示のほか津軽三味線の実演もやっていて時間は10分程度ですがなかなか楽しめます。

津軽三味線演奏を堪能して付属の庭に出たら雨、「ちょっと予報より早いんじゃない」と言いたくなります。

どのみち駐車場まで戻らなきゃいけないので準備していたポンチョを羽織りますが嫁さんは「この雨の中はしるの~」と言った風情。

「どうせ帰り道だからほら行くよ」と引っ張って弘前カトリック教会まで来ましたがあめはしっかり本降りになってしまいました。
幸いこの教会には屋根付きの駐車スペースがあったので嫁さんを残して車を取りに行くことにしました。ただポンチョでは本降りの雨には役不足で駐車場に戻った頃には履いていたジーパンはぐしょぐしょに濡れてしまいました。
駐車場のお姉さんはよかったらこれ使ってくださいとタオルを持って来てくれました、有難いことです。
雨の中自転車を折りたたんで教会に戻りここで嫁さんの自転車も畳んで濡れてしまったジーパンも乾いたパンツに履き替え、やっと一息つけました。
2人とも人心地ついた後は車で市内観光継続、



歴史的な建物を見た後は津軽リンゴのアップルパイを食べたいということで弘前城のすぐ近くに在る「ぶるまん」なる喫茶店へ、


このお店、ちょっと昭和の香りのする喫茶店でコーヒーも豆からミルで曳いてドリップの1杯だて。

注文したキリマンジャロとアップルパイ、こーひーはちょっと濃いめ。正直私の好みはもう少し薄目で香りと酸味が味わえるキリマンジャロなんですがーー。

久々に喫茶店でコーヒーを味わったとは五所川原市にある太宰治記念館「斜陽館」まで雨の中車を走らせます。

順不同ですが帰る間際に取った斜陽館がこれ、大地主の大邸宅に生まれたんですね。

家の中もさすがに500坪と言うだけあって広いこと、材料もケヤキなどいいものが使われていて当時の大地主の権力の大きさを感じます。

場内の一角に太宰治が青要していた2重マントを羽織ってみませんかというコーナーがありましたが嫁さんが」こんな写真を撮ってくれました。


これで本日の観了、雨が続いて見辛い中を宿まで戻りなにを食べたんだか思い出せないう夕食で1日が終わりました。