薩摩硫黄島クルージング(辿り着かず甑島止まりでしたけどね)の際に串木野フィッシャリーナで桟橋から落ちて海に沈んだ折り畳み自転車、ルノーLight8、海から引き揚げて慌てて水洗いしたんですがそれから3か月以上が過ぎました。
9月には壱岐クルーズを計画しているので海水に一晩浸かった影響がどう出ているのか確かめてみることにしました。
100均輪行バッグから久々に引っ張り出して状況チェック開始、
先ずはブレーキレバーを握ってみますがちょっと動きが渋い感じ、外に出ているワイヤーには錆が浮いています。ワイヤースリーブの中にも錆が出てるんでしょうか?
ブレーキパッドの留め金にも錆が出ています。 かなり入念に水を掛けたけど塩分が残るんですね。
取外し式のペダルも引っ張り出して軸の動きを確かめてみますが、あらら指で軸を回しても回ってくれません。
スパナを使って回しましたが一度回ってしまうとその後は指でも回せるようになりました。
ベアリングに錆が出たんでしょうか?
油をさしていた方がいいよねと言うことでキャップを外してみると中にはしっかり赤さびが出ています。 ベアリングにはグリースが塗られているとは思いますが注油をしておくことにしました。
その他の部分もチェックしましたが大事な前輪、クランク軸、後輪のベアリングは回しても異音など無く問題無く使えそうです。
チェーンはしっかり油を注しておいたのが良かったのが錆びは無し、ま、錆びないチェーンと謳ってますから材質の方が効いてるのかもしれませんね。
結局処置が必要なのはペダルとブレーキワイヤーだけと言うことになりました。
ペダルには油注しのオイルを注してキャップを戻して完了。このオイルYCに使っている
10W-40のエンジンオイルです。
面倒なのがブレーキワイヤー、そのままでは注油が難しいのでブレーキレバーから外してワイヤースリーブに養生テープで漏斗状のものを作ってこの中に油を注いで重力でワイヤースリーブの中に流れ込むのを待ちます。 このオイルも先ほどと一緒の10W-40。
後はゆっくり待つだけ、反対側から流れ出た余分な油が周りを汚さないようにキッチンペーパーで受けを作っておきました。
昼ご飯などゆっくりした後に見てみるとワイヤーにはしっかり油が回って余分な油もキッチンペーパーが受け止めてくれていました。 よしよしヾ(・ω・`)
これでワイヤーを数回動かすとスムーズに動いてくれるようになりました。
この注油方法少し手間は掛かりますがCRCなどでシューっとするより効果は確実で長持ちします。
ブレーキレバーにワイヤーを戻してメインテナンス完了、家の近くを一回りしましたが今後も問題無く乗れそうです。