ワッシャー1枚無くしたおかげで足踏みしていたシリンダーヘッドの取り付け、代替部品が準備できたのでやっと先に進めます。
ワッシャーとボルトを通して締め付け、整備マニュアルには締め付けトルクは13.6kgm、トルクレンチを使い3回に分けて均等に締め付けろと記載されています。 シビアーなんですね。 ガスケットが厚く潰す形になるのでシリンダーヘッドの変形を避けるためと言うよりガスケットを均等に圧縮するためというのが当たっているような気がします。
先ずはトルクレンチを4.5kgmにセットして締め付け、次は9kgm、最後に13.6kgmにセットして締め付けました。
昨日やすりで穴を広げたワッシャーは何かあった時に一番アクセスしやすい場所に2枚重ねで取り付けています。純正のワッシャーが届いたら交換しようかと思っていましたが1本だけ緩めて交換したらバランスが壊れそうなのでこのままそ~っとしておくのが賢明なような気がします。
これでやっとシリンダーヘッドの固定が出来ました。
次はロッカーアームの取り付けですがこれが難作業、コネクティングロッドを差し込まなきゃいけませんが奥を見ることが出来ないので手探り、それらしき場所に差し込んでロッカーアームを取り付けようと手を離すと落ちてきてしまいます。 吸気排気2本ありますから同時に指で支えるのも至難の業。
何とかロッカーアームを取り付けて手回しでクランキングしてみたらゴツンと言って止まってしまいました。 どうやらコネクティングロッドが上手く収まっていないようです。
一旦ロッカーアームを取り外してコネクティングロッドが落ちてこないように枕をかませてあげました。 青い紙がその枕です。
これが功を奏してロッカーアームの取り付けが終わりました。
調整ねじのピッチが大きく少しの角度回しただけで隙間が大きく変化するので苦労しました。
この後ヘッドカバーと燃料噴射ノズルを取り付けてやっとシリンダーヘッドの取り付け完了です。
(この辺の写真は撮っていませんでした、ごめんなさい。)
ワッシャーさえなくさなければもっと早く終わったんでしょうけどね。
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